
2026年5月23日、池袋西口公園野外劇場 グローバルリング シアターにて、「R-17 Music Project × ZUBA☆FES “LIVE ALIVE”」が開催された。17LIVE、TikTok LIVE、Pococha、ColorSingなど各プラットフォームで活動するライバーも一堂に会する、極めて挑戦的な座組み。野外劇場という開かれた環境では、有料エリアに集まったファンだけでなく、通行人までもが足を止めて熱狂のステージに見入った。
本イベントの主催を務めたのが、2017年から17LIVEで活動を続け、2024年12月に業界初のプロライバー契約を締結した鈴木りゅうじだ。17LIVEのプロライバーとして、企画・出演・演奏を一手に担った。

ステージでは穂乃加、さくら、西野名菜、小松由佳、ALLIEら17LIVEアーティスト陣に加え、TikTok LIVEのWARSAN・AYUKA、Pocochaの永井香織、ColorSingの圧ねぇと、各プラットフォームを代表するアーティストが次々にステージを彩った。さらに17LIVEプロライバー対談&ライブパフォーマンス、桜井莉奈をスペシャルゲストモデルに迎えた「MaiPro♡ランウェイショー」、無料観覧エリアでの「紅白フードバトル」、17LIVE連携イベント通過者ライブと、音楽・トーク・ファッション・フード・コマースまでを横断するフェスとなった。
終演後、ステージから降りたばかりの鈴木りゅうじに話を聞いた。
「初っ端から限界はすでに超えていた」――構想を超えて走り切った主催者の総括

ーーお疲れ様でした。主催としてイベントを振り返った総括をお願いします。
まず、「よく終わったな」というのが感想です。これまでも結構イベントを組んできたんですけど、今回はそのラインを大きく超える話を構想段階から始めていたので、初っ端から限界はすでに超えていた、みたいなイベントでした。そこからここまで走りきれたのが、まず良かったなと思います。今、ちゃんと終えている時点で、成功だったとまず思っています。
ーー今回はさまざまなアプリのライバーが参加するイベントでしたが、その点はいかがでしたか。
今日の「LIVE ALIVE」は、ライブ配信業界という大きな括りで掲げてはいますが、僕は17LIVEプロライバーなので、17LIVEを盛り上げるための戦略でもあるなと思っています。それが他のアプリと混ざり合っていくということだと思うんですよ。完全にできたかと言ったら、まだいけるなという手応えでした。
客席を見ると、どのプラットフォームのリスナーかが分かってしまうんですよね。ColorSingのライバーがステージに立つとColorSingっぽい客席になるし、TikTokのライバーが出ればTikTokっぽくなる、17LIVEだったら17LIVE。これが、全員が常に全部楽しめるようになって、ようやくこのイベントのさらなる成功かなというのが反省点です。
ーー次回はそこを改善したいと?
改善したいです。どうやってやるかわからないですけど、改善したい。次回もやります。今年の末にもうツアーが決まっていて、僕の新しい曲の東名阪ツアーなんですけど、ここは今までの17LIVE色全開ではなくて、今回の「LIVE ALIVE」の延長線にあるようなものになっていくのかなと感じています。
「自分の未来のため」――17LIVEで生きていくと決めた、主催に込めた本音

ーー主催者として、このイベントに込めた想い、意図をお聞かせください。
「配信業界全体のためです」という建前はあるんですけど、別にそれを必要としていないプラットフォームもいるはずなんですよ。そう言ってはいるけど、やっぱり17LIVEのため、というのはかなり強いのかなと思っています。ただ、もっと大きく言うならば、自分の未来です。
ここでやっていくと決めたので、ここが沈んでいくようじゃダメだなって、多分みんなが思っていると思うんです。僕も同じ思いだから、自分にできる形で17LIVEを盛り上げ続けたい。それが結局、自分の未来をつくることになると思っています。
「絶えず大冒険をすること」――活動9年、変化し続けることが秘訣

ーー音楽ライバーとして最前線で活躍されていますが、意識していること、努力していることはありますか?
絶えず大冒険をすることですかね。自分が想像できていなかったことを作り出していくことが、僕にとって大冒険で、それが叶うのがライブ配信であり、正直叶えてくれるのが17LIVEだったりするなと思っています。無謀なチャレンジもさせてくれるので、これからも大冒険し続けること。それがライバーにとって1番大事じゃないかなと思っています。
1番良くないのは、狭いところに停滞して、そこで同じ日々を繰り返すこと。それがライバーにとっては1番良くないかなと僕は個人的に思うので。大切にしていることは、大冒険をする、変化することです。
ーーこれから挑戦したいこと、目標などはありますか?
2027年1月に、渋谷ストリームホールというとても大きい会場での公演が決まっています。もう支払いも終わっているので、この公演をしっかりと成功させること。SOLD OUTを目指すのはもちろんですし、内容という意味でも、しっかりやってよかったな、成功だったと言えるようにするのが次の目標です。
僕は「10パーセント理論」というのがあると思っていて。プラットフォーム全体として呼べる人数のうち、大体10パーセントが、1ライバーがワンマンで無理なく呼べる人数なんじゃないかなと思っているんです。100人しか公式が呼べていなかったら、ライバーは何もなしにやったら10人。プラットフォームが1万人呼べていれば1000人なんです。次は600人に挑むんですけど、どんどん拡大していきたいと思っています。
「最強のペペロンチーノを目指しています」――鈴木りゅうじの素顔

ーー最近ハマっていることや、オフの日の過ごし方があれば教えてください。
パスタを作っています。週4、5くらい。色んな調味料を入れて、コリアンダーペースト(パクチーペースト)とか、いろんなのを試して最強のペペロンチーノを目指しています。プロライバーは普通のライバーより収入が多いというのは事実なんですけど、僕の生活はすごく夢がないものになっているので、あんまり参考にしない方がいいです(笑)。
ーー普段心がけているセルフケアがあれば教えてください。
まずビタミンをしっかり摂る。「IN MIST」っていうビタミン剤があるので、宣伝しておきます(笑)。あとはライブが近くなったら、とにかく配信で声を出さないこと、番組みたいなものをやらないこと。今日に向けても相当準備してきたので、ギリギリ持ちました。明日は多分ダメです(笑)。
ーー最後に、記事を読んでくれた方へのメッセージをお願いします。
色々なことに挑戦して、ここまで9年間ずっと常に新しいことを求めて進んできました。変わらない大切にしているものと、変わり続けるものが両方あるのが僕、鈴木りゅうじという人間、そして鈴木りゅうじという配信なので、興味ある方はぜひ遊びに来てください。本当にありがとうございました。
野外という開かれた舞台で、4つのプラットフォームのライバーが交差した1日。それはライブ配信業界の”次”につながる一歩であり、そして主催者・鈴木りゅうじ自身の未来への大冒険でもあった。2027年1月、渋谷ストリームホールで彼が描く景色を、その目で確かめに行きたい。

























〈ライブタイムズ編集部〉