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サラちゃん
夕方6時から深夜1時まで、毎日の定時配信を6年間一度も欠かさないミコライブライバー・サラちゃん。大阪でレースクイーンやモデルとして活動していた彼女が、ライブ配信の世界に飛び込んだのは2020年、コロナ禍の“ステイホーム”がきっかけだった。投げ銭アプリの存在すら知らなかった一般の女性が、今ではミコライブの世界戦で1位を獲得し、ベトナムで開催されたグローバル表彰式「MICO GALA」の舞台にまで立つ存在になった。
「人からどう思われるんだろう」――かつては人前で自分の意見を言うことすら苦手だったという彼女を、ここまで変えたものは何だったのか。枠のリスナーを「家族以上の存在」と言い切り、自らも事務所「OVERTURE」の代表を務めるまでになった彼女の、6年間の歩みに迫る。
Q1. ライバーを始めたきっかけを教えてください。

私がライバーをスタートしたのは、2020年5月、ちょうどコロナ禍の真っ只中でした。
もともとは大阪で、レースクイーンやモデルの活動をしていたんですけど、“ステイホーム”の時期に、「自宅でも配信ができる」ということを知って、ライブ配信を始めたのがきっかけです。
それまでは、配信文化や“投げ銭アプリ”というものを全く知らなくて、「何かわからないことを始める」ということがすごく不安でした。
なので、本当に“なんとなく始めてみた”という感覚に近かったと思います。
当時は、今みたいにたくさんの配信アプリがある時代ではなくて、ライブ配信といえば、17LIVEのイメージが強かったので、最初に選んだアプリも17LIVEでした。
Q2. 数ある配信アプリの中で、ミコライブで活動している理由や魅力を教えてください。
2023年、ライバー歴3年目のタイミングで、ミコライブへ移籍してきました。
たくさんの配信アプリがある中で、自分なりにいろいろ調べた結果、ミコライブは“プライズの豪華さ”がすごく魅力的だったんです。
その中でも特に大きかったのが、リスナーさんの応援が、広告掲載やビジョン掲載など、“目に見える形”として残ることでした。
「応援がちゃんと形になる」という部分にすごく魅力を感じて、それがミコライブへの移籍を決めた一番の理由でした。
Q3. ライバーの魅力や楽しさ、ライバーを始めて良かったこと、やりがいについて教えてください。

私は、歌やダンスがすごく得意というタイプではなくて、本来だったら、そういう部分って自分の中では“欠点”だったり、“恥ずかしいこと”として感じてしまうと思うんです。
でも、枠のみんながそこをいじってくれたり、笑いに変えて盛り上げてくれるんですよね。
だからこそ、自分では短所だと思っていた部分も、“個性”として活かせるようになったことが、ライバーをやっていて良かったなと思えるところです。
歌が上手だから歌配信をする、ダンスが得意だから披露する、という方もたくさんいると思うんですけど、私はそういうタイプではなくて(笑)。でも、下手だからこそみんなが面白がってくれたり、ツッコんでくれたりして、それが逆に枠の盛り上がりにつながっているんです。
ライバーを始めて良かったことは本当にたくさんあるんですけど、一番大きかったのは、自分自身がすごく変われたことだと思っています。
もともとの私は、今みたいな性格ではなくて、どちらかというと、人前で自分の意見を言うのが苦手なタイプでした。「人からどう思われるんだろう」っていうことを、ずっと気にしてしまうような性格だったんです。
でも、ライバーを始めてから、自分の気持ちや考えを、ちゃんと自分の言葉で話せるようになりました。
あとは、“普通だった自分”が、どこまで行けるんだろうっていうワクワク感もあります。本当に何もなかった一般人の私が、ライブ配信を通して、どこまで挑戦できるんだろう、どこまで夢を叶えられるんだろうっていう、そのやりがいはすごく大きいですね。
Q4. 逆にライバーの難しさ、辛い部分、挫折した経験はありますか?
リスナーさんの心を掴むこと、特に男性リスナーさんとの距離感や、画面越しで気持ちを伝える難しさには、新人時代すごく戸惑いました。
ライブ配信って、実際に会って話しているわけではなく、コメントだけでコミュニケーションを取るので、言葉の選び方ひとつで受け取り方が変わってしまうんです。ちょっとした言葉のチョイスで勘違いが生まれてしまったり、昔はそういったトラブルも結構ありました。
でも、今は話し方や表情、空気感の作り方などで、そういう部分を少しずつカバーできるようになったかなと思います。「あれ、ちょっと違う意味で伝わっちゃったかな」と思った時は、後からDMでアフターフォローをすることも多いです。「さっきはごめんね、こういう意味だったんだよ」って伝えると、「こちらこそごめんね」って、お互いちゃんと分かり合えたりするんですよね。
配信中だと、他のリスナーさんも見ているので、なかなか言いづらいこともあります。だからこそ、人数が少ない時に少しだけその方にスポットを当てて、ちゃんと向き合う時間を作るようにしています。
そうすると、リスナーさん側も少しずつ心を開いてくれたり、「ちゃんと見てくれてるんだな」って感じてもらえたりするので、距離が縮まることも多いですね。
Q5. 飛躍したきっかけやターニングポイントはありましたか?

ライバーをするまでは、自分が“上に立って決断を下す”という経験が、ほとんどありませんでした。
配信を始めて半年くらいの頃に、「出るイベントを変更したい」と思ったことがあって、その時、リスナーさんたちを枠に集めて相談したことがあったんです。
当時の私は、「誰かに反対されたらどうしよう」っていう不安がすごく大きくて、何を決めるにも、みんなに聞いてしまっていました。
でも、その時にリスナーさんたちから、「サラが出たいイベントなら、好きに出ればいい」「俺らはそれを応援するだけだから、相談しなくていいんだよ」「サラの枠なんだから、サラが先頭に立って引っ張ればいい」って言ってもらえたんです。
その言葉を聞いて、「私がちゃんと舵を切って、みんなを引っ張っていけばいいんだ」って気づかされました。
もちろん、偉そうにするとか、傲慢になるっていう意味ではなくて、“決断すること”もライバーとして必要なんだって思えたんです。
そこから、大きなイベントにもどんどんチャレンジできるようになって、自分の中でひとつ階段を上がれた感覚がありました。当時の17LIVEでは、トップライバーしか出ていないような大きなイベントにも、「新人だけど出てみたい」って、どんどん挑戦していたんです。
普通なら、「まだ早いんじゃない?」って言われそうなことでも、挑戦することを止めなかったことが、今につながっているのかなと思います。
Q6. 活躍し続けるために大事にしていることや努力していることは?
私はライバー歴6年になるんですけど、“365日×6年間”、1度も配信を休んだことがありません。
もちろん、体調が悪い日や、プライベートの都合で配信が難しい日もあります。でも、24時間の中で30分でも、1時間でも時間を作ることはできると思っているので、どんな日でも必ず配信をつけて、定時配信を続けています。
また、その日にいただいたギフトを、必ずストーリーで投稿するということも、6年間毎日欠かさず続けています。それは、「応援してくれてありがとう」という、リスナーさんへの感謝の気持ちを、ちゃんと形にして伝えたいからです。
そして、配信中に一番意識しているのは、“マイナスな言葉を使わないこと”です。
できるだけ前向きな言葉を選んで話すことを心がけていますし、見に来てくださった方が少しでも明るい気持ちになれるような、そんな配信を意識しています。
Q7. 普段はどんな配信をしていますか?サラさんの配信枠はどんな人が楽しめますか?

配信スタイルとしては、メインは雑談配信です。
その中で一番心がけているのは、来てくださったリスナーさん同士が、みんな仲良く楽しめる空間を作ることです。
私は、1対1で話し続けるというより、リスナーさん同士が会話しているところに、私も入っていくような感覚で配信をしています。できるだけ全員に話を振って、みんなが会話に参加できるように意識していますね。
そうすることで、「私に会いに来る」というだけじゃなくて、「〇〇さんがいるから行ってみよう」「仲いいリスナーさんがいるから配信に行こう」みたいな形で、人と人との繋がりがどんどん広がっていくんです。
だからこそ、枠全体がすごく仲良くて、みんなで盛り上がれる空間になっているのかなと思います。なので、私の配信は、“みんなと一緒に話したい人”にはすごく楽しんでもらえると思います。
私は2023年5月にミコライブへ移籍して、今で3年目になるんですけど、最近でも、「サラさんって敷居が高そうで行きづらかった」って言われることが結構あるんです。
でも、私はもっといろんな方に気軽に来てほしいって思っています。ライブ配信アプリを全く触ったことがない初心者の方でも大丈夫で、アプリの使い方からコメントの仕方まで、全部ちゃんと教えさせてもらっているので、初めての方でも安心して遊びに来ていただけたら嬉しいです。
Q8. 配信にかける想い、原動力を伺いたいです。
私は性格的に、ふわっとしたものがあまり得意ではなくて、ライブ配信みたいに“具体的な目標”や“数字”がしっかり見える世界が、すごく自分に合っているなって感じています。
自分で目標を決めて、みんなと一緒にそこへ向かっていく。その過程そのものが、私にとって一番の原動力になっているのかなと思います。
Q9. 普段応援してくれるファンやリスナーさんはどんな存在?好きなところは?

これは本当にシンプルな理由なんですけど、“365日×6年間”ずっと私のそばにいてくれている存在なので、もう家族以上の存在です。それ以外の言葉が見つからないくらい、大切な存在ですね。
私の枠は比較的年齢層が高めで、40代後半〜50代、それ以上の方もたくさんいらっしゃるんです。
人生経験が豊富な方が本当に多くて、枠にちょっと変な人が来てしまった時や、トラブルっぽい空気になった時でも、そういう人生経験のあるリスナーさんたちが、冷静にアドバイスをしてくださったり、場を落ち着かせてくださることが結構あるんです。
年齢的にも、お父さんより少し下くらいの方たちが多いので、応援してもらっているというより、時には私が教えてもらっていることもあります。
Q10. ライバーとしてだけでなく、今後挑戦してみたいことや最終的な夢・目標があれば教えてください。
今後は、ライブコマーサーやクリエイターのようなお仕事にも挑戦したいです。
ライブ配信だけではなく、動画を通して商品の魅力を発信したり、自分の言葉で商品の良さを伝えていくような活動にもチャレンジしていきたいです。
Q11. 最後に、応援してくれているファン、そしてこの記事を読んでいる読者に向けてメッセージをお願いします。

2024年にはミコライブの世界戦で1位を獲得させていただき、2025年にはミコライブ内の“日本1位”として、ベトナムで開催されたグローバル表彰式「MICO GALA」にも参加させていただきました。
6年前の自分には、今の姿は本当に想像できなかったので、自分自身でもすごく驚いています。でも、ここまで来られたのは、本当にファンのみなさんのおかげです。
いつも支えてくれて、応援してくれて、一緒に夢を追いかけてくれる存在がいたからこそ、今の私があります。
現在は、ライバー事務所「OVERTURE」の代表もしていて、所属ライバーさんたちへ、配信に関するアドバイスやサポートも行っています。ありがたいことに、所属ライバーさんたちも着実に結果を出し始めていて、みんなの成長を見ることが、今の私の大きなやりがいにもなっています。
もし少しでも気になってくださった方がいたら、ぜひ一度、私の配信に遊びに来ていただけたら嬉しいです。
【素顔に迫る質問】
- どんなファッションスタイルやブランドが好きですか?
好きな色が白なので、普段の洋服も白やグレー系を選ぶことが多いです。
好きなブランドはSNIDELです。
- 美を保つために欠かせない習慣やコスメは?
とにかく“ストレスを溜めないこと”です。
その日のうちにできるだけ解決して、また新しい気持ちで次の日を迎えることを大事にしています。
- 休日やプライベートは何をして過ごすことが多いですか?
私は普段、配信でずっと喋る仕事をしているので、プライベートは比較的ひとりでゆっくり過ごす時間が好きです。
家でYouTubeを見たり、映画を観たりして、のんびり過ごしていることが多いですね。
- 最近ハマっていることや趣味、マイブームは?
4月の半ばに引っ越しをしたばかりで、最近はインテリアにハマっています。
あと、私は掃除が大好きで、ちょっと潔癖症なところもあるので、掃除が趣味みたいになっています(笑)。
お掃除ロボットを毎日動かしながら、自分でも1日1回は必ずしっかり掃除をしています。
- 普段よく見るYouTubeやSNSのアカウントは?
私は、小さい頃から飛行機が大好きで、CAさんになりたいと思っていた時期もありました。
なので今でも、現役のCAさんが世界中から発信しているYouTube動画をよく見ています。
- 最近買ったベストな買い物は?
最近買って良かったものは、「エコバックス」というお掃除ロボットです。
掃除だけじゃなく、拭き掃除まで一緒にしてくれるタイプで、吸ったゴミも自動でステーション側のゴミボックスに集めてくれるので、自分で毎回捨てなくていいんです。
さらに、モップの水交換なども頻繁にする必要がなく、月に1回くらいのメンテナンスで済むので、本当に助かっています。
- 普段の1日のスケジュールは?
私はライバー1本で活動しているので、朝は少し遅めで、12時頃に起きることが多いです。起きてから昼間は家のことや用事を済ませて、夕方18時から毎日配信をスタートしています。
一度、晩ご飯やお風呂の時間を挟んで、22時半から深夜1時頃までが定時配信になっています。
配信が終わった後は、ストーリー投稿や動画編集をしたり、ライバー事務所も運営しているので、所属ライバーさんのアフターフォローや連絡対応なども、この時間帯に行っています。
そこからゆっくり作業をして、だいたい深夜3時頃に寝ます。
- 自分を一言で表すとしたら?
すぐ決断するタイプで、周りからは「戦国武将」ってよく言われています。
- 気分転換や息抜きに行く場所やリフレッシュ方法
掃除をすることと、愛犬と一緒に散歩へ行くことです。
- 心の支えになっている言葉や座右の銘は?
私の座右の銘は、「虎視眈々(こしたんたん)」です。
常にチャンスを狙いながら、しっかり計画を立てて挑んでいく性格なので、自分にすごく合っている言葉だなと思っています。
〈ライブタイムズ編集部〉
