
TikTok LIVEを中心に“歌ライバー”として活動しながら、ミュージシャンとしてリアルライブやバンド活動にも取り組むAYUKA。静岡県出身で、もともとはエンジニアとして働いていた彼女は、2018年に趣味で始めたギターの練習配信をきっかけに音楽の世界へと足を踏み入れた。「豆腐メンタルロックガール」を掲げ、自身の弱さもさらけ出しながら等身大で歌い続ける彼女は、2020年6月の音楽活動開始から6周年を迎えた。TikTok LIVE All Stars 2025「LIVE Music Creator of the Year」を受賞するなど、TikTokの歌ライバーとしてトップクラスに君臨し続けるAYUKAに、ライブタイムズが独占インタビューを実施。
ロックフェスへの出演と、憧れの存在であるシンガーソングライター・植田真梨恵との共演を目標に走り続ける彼女。前編では、配信を始めたきっかけから音楽活動のターニングポイントまで、これまでの歩みを語ってくれた。
AYUKA

静岡県出身のロックシンガー。キャッチコピーは「豆腐メンタルロックガール」。2018年、憧れの植田真梨恵の影響でギターを独学で始め、17LIVEでの練習配信が音楽の原点となった。2020年6月に本格的な音楽活動を開始し、ファーストシングル『コーディネート』でMLE MUSICからデビュー。2021年に仕事を辞めて上京し、音楽一本の道へ。2023年頃からTikTok LIVEに軸足を移し、長時間配信とファンとの二人三脚で支持を拡大、2024年10月にADA Japanからメジャーデビューした。2026年3月にはTikTok LIVE初のTV CMに出演し、「TikTok LIVE All Stars 2025」(TikTok LIVE年間表彰式)で音楽部門の最優秀賞を受賞。現在も配信と音楽活動の両輪で活躍を続けている。
AYUKA 各種公式SNS:https://lit.link/ayukalala
中国での暇つぶし配信から、音楽活動のはじまりまで

ーー 改めて自己紹介をお願いします。現在の活動と、これまで歩んでこられた道のりを教えてください。
2020年6月1日から音楽活動を始めたAYUKAです。現在は、ロックフェスへの出演と、植田真梨恵さんとの共演を目標に活動しています。
もともとは2018年に17LIVEで配信を始めました。当時はアーティストとして活動していたわけではなく、趣味でギターの練習をしていて、本当にまったく弾けないところからのスタートでした。その頃は中国に住んでいたんです。
その後、2019年に日本へ帰国し、一度配信活動を辞めました。アーティストでもなかったですし、プライベートを優先しようと思って、配信を卒業したんです。ただ、その時期は自分の人生の中でもかなり波乱万丈で、精神的にも落ち込んでしまっていました。そこで一度人生をリセットしようと思い、地元を離れて関西へ引っ越したんです。誰も知り合いのいない場所で、新しい環境に身を置きたいという気持ちがありました。
でも、知り合いもいないので本当にやることがなくて(笑)。そこで、こっそり別の名前を使って、顔出しもせずにもう一度ギターの練習配信を始めました。今度はPocochaに移動して、まったく違う名前で配信していたんです。一度「配信を辞めます」と言っていたので、「また始めます」と言うのが少し恥ずかしくて、本当にこっそり暇つぶし感覚でやっていました。
ところが、声でバレてしまったんです(笑)。そこから少しずつ、以前から見てくれていた方たちに見つかるようになって、結局Pocochaでも顔出しをして、「AYUKAです」と改めて活動するようになりました。
そこからリスナーさんに「どうせやるならオリジナル曲を作ってみたら?」と提案していただいたんです。当時は本当にカバー曲の練習しかしていなかったので、その言葉が大きなきっかけになりました。それなら挑戦してみようと思い、今度はBIGO LIVEへ移動して、本格的に音楽活動へと進んでいきました。
ーー もともとはどんなお仕事を? ご出身もあわせて教えてください。
音楽活動を始める前は、エンジニアとして働いていました。出身は静岡県です。
楽曲提供イベントでの入賞、そして音楽一本へ

ーー 音楽活動を始めたきっかけと、当時の状況や想いを聞かせてください。
BIGO LIVEに移動して配信を始めたタイミングで、楽曲提供イベントに参加しました。そのイベントで入賞することができ、私のファーストシングル『コーディネート』の楽曲提供を受けることになったんです。その楽曲を担当してくださったのが、現在所属している音楽事務所のMLE MUSICでした。
もともとは楽曲提供を受けて1曲リリースしたら終わる予定だったのですが、事務所の方から「せっかくなら音楽活動をやってみない?」と声をかけていただき、それがきっかけで本格的に音楽活動を始めることになりました。
実は昔から歌手を目指していたわけではありません。自分がステージに立って歌うようになるなんて、当時はまったく想像していませんでした。気が付けば音楽活動が始まり、2021年にはアルバムもリリースさせていただきました。活動を始めて1年ほどで、自分のCDがタワーレコードに並んでいるのを見た時は本当に嬉しかったですね。
もともとロックバンドのフェスやライブハウスに通うのが大好きで、CDもたくさん買っていました。そんな自分が実際にCDをリリースできていることが本当に嬉しくて、「今しかできないことだからこそ、本気で音楽に挑戦してみたい」と思うようになったんです。
そこで2021年に仕事を辞め、東京へ移住しました。そして音楽一本で生活していくことを決意し、現在まで活動を続けています。その後、しばらくはBIGO LIVEを中心に活動していましたが、さらに多くの方に音楽を届けてファンを増やしていくために、2023年頃からTikTokへ活動の場を移しました。
「この人がいなければギターを始めていなかった」植田真梨恵への憧れ

ーー 植田真梨恵さんへの憧れからギターを始められたそうですが、当時の想いを教えてください。
もともといろいろなアーティストさんが好きだったのですが、その中でも特に衝撃を受けたのが、植田真梨恵さんでした。
植田真梨恵さんのグッズは毎回欠かさず購入していて、その中にギターの弾き語り解説本があったんです。当時はまだギターすら持っていなかったのですが、その本ももちろん購入しました。本を見ているうちに「ギターをやってみたい」と思うようになり、実際にギターを購入したんです。
なので、植田真梨恵さんがいなければ、私がギターを始めることもなかったですし、音楽活動を始めることも絶対になかったと思います。だからこそ、せっかくこの世界に入ることができたなら、自分がこの道を目指すきっかけをくれた植田真梨恵さんと共演するところまでたどり着きたいという思いで活動を続けています。
ーー 植田真梨恵さんは、AYUKAさんの存在を知っているのでしょうか。
音楽活動を始めてからは、ライブで楽曲をカバーさせていただきたくて、マネージャーさんに「この曲をカバーしても大丈夫でしょうか」と直接確認させていただいたこともあります。また、自分がCDをリリースした際には、ライブ会場で直接CDをお渡ししたり、お手紙を書いてお渡ししたこともありました。
当時のファンだった私と、今活動している私が同一人物だと認識してくださっているかは分かりません。ただ、少なくとも「植田真梨恵さんとの共演を目標に活動しているアーティストがいる」ということは、きっと知っていただけていると思っています。
ーー 植田真梨恵さんのどんなところに惹かれたのでしょうか。
最初は、植田真梨恵さんのライブを初めて観た時でした。その時は2列目で観ることができたんです。それまでも楽曲はずっと聴いていて大好きだったのですが、実際にライブを観た時の感動はまったく別物でした。
これまでたくさんのライブを観てきましたが、その中でも一番心臓がドキドキしたライブだったと思います。目の力強さや歌声の迫力に圧倒されて、本当に一気に引き込まれました。かっこいい楽曲もあれば、とても優しい楽曲もあって、ライブを観ている間はまるで別の空間にいるような感覚でした。ただただ「すごい」という言葉しか出てこなくて、終始鳥肌が立っていましたね。
打ちのめされた日々が生んだ「豆腐メンタルロックガール」

ーー これまでの音楽活動の中で、ターニングポイントになった出来事を教えてください。
2021年に東京へ出てきて、最初に挑戦したのが「12カ月連続リリース」でした。2021年の途中から2022年の途中まで、毎月1曲ずつリリースするという企画に取り組みながら、「アーティストリーグ」をはじめ、さまざまな大会やオーディションにも積極的に参加していました。その中で、自分の甘さにも気付かされたんです。
ありがたいことに、多くの大会で決勝まで進ませていただいたり、優勝させていただいたりすることもありました。ただ、それはファンの皆さんの投票や応援のおかげで勝ち進めた部分が大きかったんです。一方で、最終選考まで進むと、音楽業界の関係者の方々が審査をするステージになります。当時の私は、音楽活動を始めたばかりで、歌もギターもまだまだ未熟でしたし、人前に立つと緊張してしまうタイプでした。
周りからは「すごいね」と言っていただけたのですが、実際にその舞台に立つと、自分の小ささや実力不足を痛感することばかりでした。その経験は本当に悔しかったですし、2022年頃までは「自分はどんな音楽をやっていけばいいんだろう」とずっと悩んでいました。
ーー いろいろな現実を突きつけられた、その経験が「豆腐メンタルロックガール」というキャッチフレーズにもつながっているのでしょうか。
そうですね。今は「豆腐メンタルロックガール」というキャッチフレーズで活動しているのですが、その頃に、自分の弱さやネガティブな部分も含めて、ありのままを表現していくことが大切なんじゃないかと思うようになったんです。かっこいい部分だけを見せるのではなく、弱い部分も含めて素直にさらけ出しながら、等身大の自分で活動していこうと考えるようになりました。
そこに気付いてからは、少しずつ音楽活動がやりやすくなりましたね。それまでは事務所から提供していただいた楽曲を、いただいたまま歌ってリリースすることが多かったのですが、2023年以降は、自分がやりたいことや表現したいことも少しずつ伝えられるようになりました。当時は「かっこいいアーティストにならなきゃ」と思いすぎていて、どう振る舞えばいいのかも分からなかったんです。でも、背伸びをしても今の自分には実力が伴っていないと気付いて、「だったら自分らしくやろう」と思えるようになりました。そうやって自分自身を受け入れられるようになったことが、音楽活動を続けるうえで大きな転機だったと思います。
「人生って本当に面白い」偶然が重なって歩んだ道

ーー ライブ配信を始めてから、AYUKAさん自身の人生はどう変わりましたか。
仕事も辞めましたし、音楽活動もスタートしたので、ライブ配信は最初こそ暇つぶしのような感覚だったんですけど、今ではアーティスト活動につながり、仕事を辞めて音楽に没頭するくらいまで人生が180度変わったと思います。
もともとすごくあがり症で恥ずかしがり屋なので、基本的に人から注目を浴びるのが苦手な人生を歩んできました。だから、こういう活動をしているなんて、自分でも不思議なくらいです。間違いなく、ライブ配信に出会わなければやっていなかったと思います。
当時は中国に住んでいたのですが、周りにあまり話し相手がいなくて、日本語が恋しかったんです。かといって、リアルの知り合いに毎日電話するわけにもいかないですし。そんな時に、最初はリスナーとして17LIVEを見始めました。テレビを見るような感覚で、ただ暇つぶしに配信を見ていたんです。その中で、たまたま通うようになった配信者さんから「配信をつけてみれば?」と言われたことがきっかけで、本当に何となく始めました。
音楽活動を始めることになったのも、いろいろな偶然が重なった結果だと思っています。あの時、中国にいなければライブ配信にも出会っていなかったでしょうし、帰国後にプライベートで苦しい時期があって、一度は人生のどん底だと思ったこともありました。でも、その後関西に行くことがなければ、もう一度ライブ配信をやろうとも思わなかったはずです。
そうやっていろいろな偶然がつながって、今の音楽活動にたどり着いたんだと思います。運命という言葉が正しいかは分かりませんが、自分では絶対に想像しなかった人生を今歩いています。これまでの自分なら考えもしなかった道を進んでいるので、人生って本当に面白いなと思います。
後編では、AYUKAを支えるリスナーとの“二人三脚”の絆、長く活躍し続けるために欠かさない配信の“ある工夫”、そして憧れの植田真梨恵との共演に向けた未来の展望まで、さらに深く語ってもらう。
後編は近日公開予定だ。
AYUKA 各種公式SNS:https://lit.link/ayukalala

〈ライブタイムズ編集部〉
7件のコメント
人生は本当に何があるかわからないですよね。私もAYUKAさんと配信で出会えたのがとてもつらい時期だったので、一生懸命生きる彼女に惹かれて同時に生き甲斐になりました。
AYUKAさんの音楽活動の話を知れてとても嬉しいです。
しんどい事も沢山あった中音楽活動を続けてくれて、出会ってくれてありがとうございます✨️
後編も楽しみに待ってます🎶
ステキな歌声と楽曲にいつも癒されています。
AYUKAさんのファンを思うお気持ちを嬉しく思い、
また応援したい言う気持ちが強くなります。
頑張ってください、というよりかは、
応援続けるので、夢を叶えてください\( *´꒳`*)/
AYUKAさんのインタビュー記事ありがとうございます👏
後編も楽しみです😊
AYUKAの全貌を知り得る?貴重なインタビュー記載ありがとうございます。
私はAYUKAが配信を始めた早々期から配信に通ってます
なんと言っても歌声が好き❣️
仕事辞めて音楽活動一本でやっていきたいって話があった時
夢を持つことは素晴らしいことなので背中押しました
その責任もあり全力応援を心に誓ったのですが、全部のLIVEに参戦するには遠征費用も掛かるので大阪に来た時だけ参戦していました
が、今は考えを変え逢える時に逢っておこうと気持ちを切り替え、ほぼ全通に近い状態でLIVE参戦してます
とにかくAYUKAのLIVEは楽しい😊
LIVEは現地参戦が一番👍
夢を叶える日を楽しみに応援📣させていただきます🤗
AYUKAさんのインタビュー記事ありがとうございます。後編の記事も楽しみにしてます😊
あゆかちゃんと出会った時からずっと大好きです!
中国で配信終わりの時は本気で泣きながらお別れしたね
これからもずっと応援していく
ありがとう