
国内最大級のライブ配信アプリ「Pococha」の年間最大級イベント『POCO LAND 2025』。12月に行われたCelebration PartyでCrystal クラシックルールの頂点に立ったのは、 調理師から専業ライバーへ転身し、配信歴3年でクリスタルステージの頂点に立った「まな卍」だった。
昨年のPOCO LANDではCrystalステージ3位、Pococha甲子園 2025ではDiamondステージ6位入賞。着実に結果を積み上げてきた彼女が、今回あえて選んだのは、ランクを下げてCrystalステージで1位を獲りに行くという覚悟の決断だった。
「少数精鋭」と言われ続けてきた枠。人数ではなく、一人ひとりとの関係の濃さで戦ってきたからこそ、ランクを落とした以上、絶対に負けられないというプレッシャーは計り知れないものがあった。「圧倒的友達枠・Pocochaで1番距離の近いライバー」——。
そう名乗る彼女と、家族のようなファミリーが掴み取った頂点の景色とは。
ーー簡単な経歴や普段のライブ配信スタイル、配信以外の活動について教えてください。

Pocochaで配信を始めてから、約3年になります。最初は調理師として働きながら、兼業でライブ配信をしていました。
配信を始めてから1年ほど経った頃、仕事をしながらS帯をキープすることに少ししんどさを感じるようになり、「本気でライバー1本で頑張りたい」と思うようになりました。そこで覚悟を決めて仕事を辞め、現在は専業ライバーとして活動しています。
また、現在はライブ配信事務所のマネージャーも務めています。
普段の配信内容は、基本的に雑談が中心です。私のキャッチコピーは「圧倒的友達枠・Pocochaで1番距離の近いライバー」です。ファミリーは本当に家族のような存在で、毎日顔を合わせて、その日にあった出来事や愚痴、楽しかったことなどを何でも話しています。家族が集まってダラっと過ごすような、そんな居心地のいい枠だと思っています。
ーー年間最大級のイベント「POCO LAND 2025」。今回はどのような覚悟やテーマを持ってエントリーし、準備を進めてきましたか?
去年のPOCO LANDでは、クリスタルステージで3位をいただいたんですけれど、そこからずっとS6帯をキープさせてもらっています。夏の一大イベントである「Pococha甲子園」では、ダイヤモンドステージで6位入賞という結果でした。
なので、今回のPOCO LAND 2025では、どのランク帯で出場するかについて、リスナーさんともたくさん相談して、すごく悩みました。去年のPOCO LANDでクリスタルステージ3位だったから、同じクリスタルステージで出るなら、もう1位しかないという話もありましたし、ダイヤモンドステージで出て3位を狙うという選択肢もあって、その間ですごく葛藤がありました。
悩みに悩んだ結果、今回はランクを下げて、クリスタルステージで1位を取ることを目標に参加させてもらうことにしました。なので、かなり大きなプレッシャーの中での参加でした。
マイナスを踏み続けなきゃいけない状況だったので、メーターも追いかけられないし、アイテムもしばらく見られない状態でした。それでも配信を休むわけにはいかなくて、お忍び配信をしたり、通常配信もつけながら、みんなに忘れられないように、しっかり準備をして今回のイベントに挑みました。
ーー 入賞が決まった瞬間、そして表彰のステージで見た「景色」はいかがでしたか?その時の率直な心境を教えてください。

率直な感想としては、本当に嬉しかったです。それに、すごいプレッシャーの中でやっていた分、少し安心した気持ちもあって、「本当に良かった」「みんなありがとう」という思いが一気に込み上げてきました。
プレッシャーの中で戦っていたことも、リスナーさんたちはちゃんと分かってくれていましたし、ランク帯を落とした以上、絶対に負けられない、去年よりも良いトロフィーを必ず持って帰る、という気持ちはずっと言い続けていました。その思いをリスナーさんたちがしっかり汲み取ってくれて、本当に120パーセントの力で、一緒に駆け抜けてくれた期間だったなと思います。
ーーイベントを通じて得た体験・経験、リアルイベント当日の感情を教えてください。
大きなイベントは注目度が高いので、普段から応援してくれているリスナーさんはもちろん、いつもはそこまで応援していない方たちまで、いつも以上に力を貸してくれた感覚がありました。注目が集まった分、初見さんもたくさん来てくれて、私を知ってくれる人が増えたのは本当に大きかったですね。
当日はものすごく緊張していました。予選は1位通過だったので、2位・3位の方たちは絶対に万全の準備をして追い上げてくるだろう、というプレッシャーもあって、不安でいっぱいでした。正直、緊張しすぎていて、全然楽しめていなかったと思います(笑)。
ご飯もほとんど食べられず、ブースでも何もできなかったんですが、それでも会場は本当にキラキラしていて、オフラインイベントならではの緊張感や空気感、あの輝きはすごく良かったです。
ーー 激戦となった期間中、特に苦しかった場面や、逆に「これが勝因になった」と感じるターニングポイントはありましたか?
引き離しても引き離しても、ポイントを追ってこられていて、予選の時も本当は休憩を入れたい気持ちはあったんですけど、配信を切るとその間に詰められてしまうんじゃないか、という不安があって、なかなか休めなかったですね。
これはこのイベントに限らず、イベントあるあるだと思うんですけど、結局ずっとポイントばかりを見てしまっていて、そこが一番苦しかったです。
それでも、私が「このイベントに勝ちたい」「1位を取りたい」と強く思っている気持ちは、ちゃんとリスナーさんに伝わっていたのかなと思います。
リスナーさんにとっては、本来そこまで背負う必要のないことかもしれないけれど、普段から“身近な存在でいる配信”を心がけてきたからか、距離の近いライバーとして関わってきたからか、一緒に喜んでくれて、一緒に悔しがってくれるんです。
今回は特に、「私を勝たせたい」と思ってくれる人が本当に多くて、長時間配信にも寄り添ってくれたり、自分のことのように一緒になって頑張ってくれたり、みんなが同じ方向を向いて戦ってくれたことが、すごく大きな力になったなと感じています。
「ずっと強いリスナーさんがついてるからだ」とか、「大したことないくせに」って言われたことも正直ありました。
でも、その分うちは人数がすごく多いわけじゃないからこそ、関係性がとても濃くて、ひとりひとりとの付き合いが長いんです。
本当に、私が配信を始めた頃からずっと応援してくれている人もいれば、配信が伸び悩んでいた時期に出会って、そこから上がっていく過程をずっと見守ってくれた人たちも多くて。
そういう人たちが、今も変わらず一緒にいてくれているんですよね。
だから、うちの枠が強い理由って、そういう”仲間”がいることなんじゃないかなって思います。
ーー 今後のPocochaでの活動や、ライバーとして次に目指したい目標があれば教えてください。

今回クリスタルステージで1位を取らせてもらって、これで終わりではなく、今年1年もまた去年と同じようにS6帯をキープしていきたいと思っています。
それと、ずっと「少数精鋭」って言われ続けているので、これからは仲間をもっと増やしていきたいという気持ちもあります。
そして、夏の甲子園でもう一度1位を取って、グランドスラムを達成することが今の大きな目標ですね。
ーー 長期間の戦いを支え続けてくれたリスナーさんやファミリーは、ご自身にとってどのような存在ですか?
本当に、私のファミリーは“ファミリー”なんですよね。
1日でも来ないと心配になってしまって、何かあったんじゃないかって思うくらい、毎日顔を合わせています。顔は見えていないんですけど、みんなが本当にそこにいるような安心感があります。
よく「悩みなさそう」「病まなそう」って言われるんですけど、全然そんなことはなくて、実はすごく小心者なんです。イベント前になると眠れなくなってしまうことも多くて、不安な気持ちのまま、いつもスタートしています。
でもイベントになると、その不安をはねのけるように、ファミリーのみんなが「大丈夫だよ」って力強く声をかけてくれて、全力で支えてくれるんです。本当に大きな存在だなって感じています。
ーー一番心に残っている言葉やエピソードはありますか?
私、心配性でもあるので、ポイント差が縮まってくると、その不安がすぐ顔に出ちゃうんです。
でもそれを見て、「これ以上は縮ませない」っていう気持ちがすごく伝わってきて、ポイントが詰まるたびに、みんなが一生懸命引き離そうとしてくれる。その姿が本当に心強かったですね。
ーー そもそもライブ配信を始めたきっかけは何でしたか?始めた当初の自分と、POCO LAND入賞を果たした今の自分で、一番変わった部分はどこだと思いますか?

ライブ配信っていうものを全然知らなくて、友達が「Pococha始めたんだよね」って言ってきて、「やってみなよ」って勧められたんです。でも私はそういうの全然わからないし、「いや、いいよ」って一回断ったんです。そしたら「スマホでピッてボタン押したら始まるから、とりあえずやってみてよ」って言われて、そのままピッて押したのが始まりでした。YouTubeみたいに編集もいらないですし、深く考えずに、勢いとノリでスタートしちゃいましたね。
始めてから1〜2ヶ月くらいはフリーライバーとして活動していたんですけど、そのタイミングで社長のしの丸さんと出会って、ちょうどMALU LIVEが設立されるところだったんです。「事務所を作るから一緒にどう?」と声をかけていただいたのがきっかけで、配信3ヶ月目に事務所に入り、転生して、もう一度1からスタートしました。事務所に入ったからこそ「頑張りたい」という気持ちが強くなりましたし、配信のやり方もきちんと教えてもらえたことで、そこから一気に伸びていった感覚がありますね。
始めた当初は、アイテムの重さとかも全然理解していなくて、もらったら「ありがとう」「わあ、やった!」くらいの、すごく軽い気持ちだったと思います。でも今は、目標もしっかりできましたし、もともと負けず嫌いな性格もあって、「誰にも負けたくない」という気持ちも強くなりました。リスナーさんに対しての思いも、Pocochaに向き合う気持ちも、本当に大きく変わりましたね。もう今では、Pocochaは生活の一部です。
ーー POCO LANDを通して、他のライバーさんとの交流はありましたか?またその方たちへのメッセージがあればお願いします。
知っているライバーさんがたくさんいたので、いろいろお話しました。
「お久しぶりです」「今日、頑張りましょう」みたいな声を掛け合ったり、Pococha甲子園で顔を合わせたことのあるライバーさんや、事務所の仲間たちと会って挨拶をしたりしました。
今回が初めてのオフラインイベント参加という方もいて、その方とは初対面で、写真を撮ったりしながら交流できましたね。
やっぱり、実際に会えると嬉しいです。
普段は画面越しで話している人と、リアルで会えるというのはすごくいいなと思いました。
今回、悔しい思いをされた方もたくさんいると思います。
私自身も含めて、その悔しさをマイナスで終わらせるのではなく、プラスに変えていきたいです。
ここで終わりにせず、その経験を一つの財産として、これからも頑張って、良きライバルとして一緒に成長していけたらいいなと思っています。
ーー 2026年10周年を迎えるPococha。POCO LAND 10周年祭 / Pococha甲子園2026への挑戦も含めて、これからの一年をどのように迎え、過ごしたいでしょうか?

出たい気持ちはめちゃくちゃあります。
ですが今応援してくれているリスナーさんたちが、次も絶対に応援してくれるとは限らないので、そこは正直なんとも言えない部分ではあるんですけれど、できることなら、今いるメンバーたちと、さらに仲間を増やして、次の夏のPococha甲子園に挑戦したいと思っています。
グランドスラム達成に向けて、これからも毎日配信を頑張っていきたいなと思っています。
ーー 最後に、共に戦ってくれたファン・リスナーさん、そしてこの記事を読んで初めてあなたを知った読者へ向けてメッセージをお願いします!
今回一緒に戦ってくれたリスナーの皆さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
これで終わりではなく、これからももっと精進して、喜びも悩みも一緒に向き合いながら、ずっと一緒に頑張っていけたらなと思っています。
初めて見てくださる方には、私の枠は雑談枠なので、今日1日嫌なことがあった時に、ちょっとクスッと笑えたり、少しでも気持ちが軽くなったりする、そんな配信枠だと思っています。
なので、ぜひ思い切って遊びに来ていただけたら嬉しいです。
POCO LAND 9周年祭

「つながる想い。きらめく未来。」をテーマに、ライブ配信アプリ「Pococha」が9周年を記念して開催したアプリ内最大級のイベント。クラシック(純粋な応援の量で競争)とモダン(応援してくれるファンの数で競争)の2ルールで競われ、予選イベント「20Stars」を勝ち抜いたライバーがオフラインイベント「Celebration Party」に招待された。
開催期間:
ぽこチャレ ラウンド1:11/11〜11/20(参加任意)
ぽこチャレ ラウンド2:12/1〜12/9(参加任意)
20Stars:12/11〜12/17のうち5日間(各ステージにより異なる)
Celebration Party:12/24
特設ページ:https://pocoland.pococha.com/

〈ライブタイムズ編集部〉
