国内最大級のライバー事務所321(タレント・ゆうこすがファウンダー)が運営する「321 IDOL PROJECT」が7月13日(月)、Kanadevia Hall(旧東京ドームシティホール)でワンマンライブ『321 IDOL PROJECT Special LIVE』を開催した。「PALE TULLE(ペールチュール)」と「グリッターシステム」の2グループ・14人が出演し、プロジェクトにとって過去最大規模となるホール公演で、全20曲を披露した。
日々スマホの画面を通して活動するライバーたちが、Kanadevia Hallに多くの観客を集め、ワンマン公演を成功させる。ライブ配信の世界で活躍する彼女たちの可能性を示した一夜の模様をお届けする。
なお、インタビュー記事や画像特集は後日公開予定だ。

配信画面から飛び出すオープニング、14人が揃い開幕

オープニングでは、ライブ配信をモチーフに、メンバーが一人ずつスマホの配信画面の枠から飛び出してくる映像演出からスタート。一人ずつダンスを交えて名乗りを上げ、この日への意気込みを届けていく。
PALE TULLEが階段を降りてステージに立つと、会場の観客は総立ちに。続いてグリッターシステムも同様の演出で登場し、客席との掛け合いで会場を温めながら、14人全員がステージに勢揃いした。
過去最大の会場に集まった大観衆を前に堂々と立つその姿には、1期から積み重ねてきたものに裏打ちされたたくましさがにじむ。そこに5期ならではの色が重なる、集大成ともいえる幕開けとなった。

1曲目は14人全員での自己紹介ソング「沼らせタイム!」。それぞれがこの日だけのオリジナルフレーズを繰り出すと、会場は早くも大きな盛り上がりを見せた。
続くMCでは、応援によって半年ごとにメンバーが入れ替わる新しい形のライバーアイドルグループであることを紹介し、「ここに立たせていただいていることは、皆さんのおかげです。最後まで楽しむ準備はできてますか!」と観客に呼びかけた。
王道アイドルを体現するPALE TULLE

ここからはPALE TULLEが「ずっと、君だけ!」「LOVE scheme」「やんなっちゃう」の3曲を続けて披露。甘く、王道のアイドル像を貫くパフォーマンスに、2階・3階席までペンライトが揺れ、コールアンドレスポンスが響いた。しなやかで息の合ったダンスは序盤から観客を引き込んだ。







空気を一変させるグリッターシステムの世界観

バトンを受けたグリッターシステムは「さちあれせんせーしょんっ!!」「よくばりバイリンガール」「憂ル憂ル」の3曲を披露。グループが変わると会場の空気感も一変し、コミカルで思わず体が動くダンスと、癖になる独特のテンポで観客を惹きつけた。「憂ル憂ル」では前奏からファンのコールが響き、曲調の緩急と迫力あるダンスパートで独自の世界観を作り上げた。







続くMCではメンバーが観客に声出しを促すと、この日一番の大きな声が会場に響き渡り、公演は中盤へと進んでいく。

VTRで歴史を遡り、純白の1期衣装で初期楽曲を披露

中盤のVTRでは、これまでリリースしてきた楽曲のMVを2026年から過去へ遡りながら紹介。プロジェクトの歩みを振り返る映像に続き、PALE TULLEが1期衣装の純白のワンピース姿で再登場した。
2023年リリースの初期楽曲「I don’t know why」では、幾重にも重なったスカートの裾をなびかせるダンスが目を引き、同じく2023年リリースの「君以前、君以後」では、一人ひとりのパートからサビへとつながる構成と、伸びやかで透き通る歌声を響かせた。MCではメンバーがそれぞれこれまでの歩みを振り返り、想い想いに感謝の気持ちを語った。
ブラック基調の5期衣装で会場を沸かせるグリッターシステム

続いてブラックを基調とした5期衣装に身を包んだグリッターシステムが「スパイラル」「R.I.P」を披露。「スパイラル」の間奏では観客のコールが会場を包み、照明の演出とダンスが重なるステージに。セリフ調の歌詞が特徴の「R.I.P」も強い印象を残した。
メンバーカラーのボールをファンへ。後半戦のPALE TULLEとサプライズの「交換楽曲」

PALE TULLEはメンバーカラーが鮮やかな5期衣装で再登場し、「Happy Bad Days」「君と帰る場所」を披露。歌いながらそれぞれのカラーのボールを客席に投げ込み、ファンとの距離を縮めた。ライバーとしての心境を歌詞に込めた「君と帰る場所」は、ライバーアイドルというプロジェクトの在り方を体現する一曲だ。

そして、この日ならではのサプライズとなったのが、PALE TULLEによるグリッターシステムの楽曲「さちあれせんせーしょん」のカバー。2グループがお互いの楽曲を披露する「交換楽曲」の企画に、客席からは歓声が上がり、普段とは異なる曲調、コミカルなダンスに挑戦する姿に会場は大きく沸いた。
グリッターシステムも交換楽曲を披露。

グリッターシステムは「Killer LOVE」「推シ変通知」でハイテンポな楽曲と中毒性のあるダンスというグループの色を存分に見せた後、交換楽曲としてPALE TULLEの「ずっと、君だけ!」をカバー。一つひとつの歌詞を丁寧に、伸びやかな歌声で届ける貴重な機会となった。

本編ラストは14人で客席へ


観客との集合写真撮影を挟み、本編ラストは14人での「ラブメイクマジック」。メンバーが交互に並んでスタートすると、曲中には客席を練り歩く演出も。目の前で手を振り、ファンの撮影に応え、歌う推しの姿にファンのボルテージは最高潮に達し、大サビではステージ上で息の合ったダンスと歌のパフォーマンスを見せた。
鳴り止まないアンコール、そして14人全員での新曲初披露

終演後も5分以上鳴り止まないアンコールに応え、メンバーはタオルを持って再登場。「ときめき☆ふぃーばー」では「321!」の掛け声とジャンプに合わせて銀テープが発射。メンバーも観客もタオルを振り回し、グループの垣根を越えた一体感が会場を包んだ。
ラストを飾ったのは、この日のために制作され、初披露となった14人全員での新曲「あなたに歌う物語」。321 IDOL PROJECTの歴史と物語をたどる楽曲で、間奏ではメンバー一人ひとりがこれまでを振り返り、感謝の言葉を述べた。
1期からプロジェクトを支えてきた斉藤優里は、同曲をファンとの絆を描いた楽曲と紹介。メンバーの努力とファンの応援があって今このステージに立てていると感謝を伝え、「1回限りの披露ではなく、これから先もずっとずっと永遠に歌い続けるような楽曲とグループにしていきたい」と決意を語り、「どうか皆さんの心に届きますように」と想いを込めて歌い上げた。
過去最大の景色をファンとともに見届け、ライバーアイドルの新たな一歩を刻んだ一夜となった。

※画像特集は後日公開予定だ。
公演情報
321 IDOL PROJECT Special LIVE
日程:2026年7月13日(月)OPEN 17:00/START 19:00 会場:Kanadevia Hall(旧東京ドームシティホール) 出演:PALE TULLE/グリッターシステム 主催:321株式会社(321 inc.)
321 IDOL PROJECT
「PALE TULLE」と「グリッターシステム」からなる、ライブ配信から生まれたアイドルプロジェクト。
PALE TULLE:あさちゃん/斉藤優里/ゆいかさん。/うーたん/美波瑠乃/宇佐美麗乃./清野真帆 グリッターシステム:ユカリ/塩見きら/こもも/えりんこ/三葉みゆ/七瀬ユリナ/みにい
〈ライブタイムズ編集部 / 撮影:須山杏〉