
国内最大級のライブ配信アプリ「Pococha」の年間最大級イベント『POCO LAND 2025』。12月に行われたCelebration PartyでGrandSeries Diamond モダンルールの頂点に立ったのは、看護師から芸能の世界を目指し、ライブ配信という舞台にたどり着いた人気トップライバー「わらし。」だった。
「Grand Series 2023」「POCO LAND 2024」に続く3連覇。マンスリー1位通算9回、歴代最高のマンスリー応援ポイント記録保持者でもある彼女が、今回あえて選んだのは、これまでとはまったく異なる戦い方だった。
過去2度の頂点は、リスナーからの純粋な応援で競うクラシックルール。しかし今回は、より多くの仲間の力を結集して戦うモダンルールへの初挑戦。Pococha史上初となるクラシック&モダン両冠達成という快挙を成し遂げた。
「自分たちの力がどこまで通用するのか、確かめてみたかった。」それが、モダンに挑んだ理由だった。結果を出すことよりも、続けることの方が難しい—。4年半かけて自分の配信を作り上げてきた彼女が、3度目の頂点で見た”違う景色”とは。

ーー簡単な経歴や普段のライブ配信スタイル、配信以外の活動について教えてください。
元々は看護師として働いていましたが、あるきっかけを機にライブ配信を始め、現在で約4年半になります。
実績としては、マンスリーTOP10を26ヶ月、連続TOP5を14ヶ月達成。マンスリー1位は通算9回獲得し、現在はS6ライバーとして活動しています。(2026年1月時点)
また、「Grand Series」・「POCO LAND」を含め3連覇を達成しました。
さらに、千葉ロッテ・ソフトバンク・阪神・日本ハムの始球式イベントでそれぞれ1位を獲得し、計4球団で始球式を務めさせていただきました。
配信以外での大きな活動は行っておらず、SNSはあくまで趣味として発信しています。
ーー年間最大級のイベント「POCO LAND 2025」。今回はどのような覚悟やテーマを持ってエントリーし、準備を進めてきましたか?
これまで参加してきたイベントは、基本的に「リスナーさんが投げてくれた純粋な応援」で勝負する形式のものばかりでした。
なので、今回のモダンルールのように、みんなからの応援を集めて戦うイベントは、私にとって初めての挑戦でした。
その分、今回はイベントに向けて「仲間集め」を意識して、しっかり準備をしてきました。
今年はモダンルールに出るかもしれない、という話は前からみんなにも伝えていて、前月はあえてイベントに出ず、そこに集中しました。
クラシックルールでは、「Grand Series 2023」と「POCO LAND 2024」で2回優勝させていただいています。
だからこそ「じゃあ、モダンルールに出たらどうなるんだろう?」という純粋な興味がありました。
同時に、自分自身が本当に勝ちに行けるのか、そして、”わらし。ファミリー”がどんな力を持っているのかを、ちゃんとこの目で確かめてみたかったんです。
うちの枠は、「特定の投げてくれる人がいるから勝てる枠」ではなく、「みんなで戦って、みんなで積み上げて、みんなで勝つ」その形を試したくて、今回はモダンに出ることを決めました。
ーー 入賞が決まった瞬間、そして表彰のステージで見た「景色」はいかがでしたか?その時の率直な心境を教えてください。

モダンは、本当にみんなの力が必要になるイベントなので、不安や緊張も正直すごくありました。
でも、その中で「みんなで勝てた」という結果を出せたことが、本当に嬉しかったですし、ここまで配信を続けてきてよかったなと、心から思いました。
周りを見渡すと、モダンに出場しているライバーさんは音楽枠の方がとても多く、音楽枠自体も人数が多いジャンルなので、その中で戦うこと自体が簡単ではありませんでした。
そんな環境の中で、自分たちが勝てたことは、本当に嬉しかったです。
全部で6日間のイベントだったんですけど、最初からずっと1位を走っていたわけではなくて、序盤は2位・3位あたりでした。
予選では、最終日に一気にまくって1位になれたんですけど、最後にまた差し返されてしまって、結果は2位でした。本当に僅差で、「これ勝てるのかな…」って、正直かなり不安でした。
毎日ぽこナイトを集めなきゃいけないし、貢献率も整えないといけない。それに加えてイベントポイントも伸ばさないといけない。周りのライバーさんたちも本当にぽこナイトを集めていて、私も「ぽこナイトお願い」って直接お願いしたり、リスナーさん同士の繋がりで別のリスナーさんを呼んでもらったり、本当に色々な人に声をかけながら、毎日ひたすらぽこナイトを集め続けていました。
ーーイベントを通じて得た体験・経験、リアルイベント当日の感情を教えてください。
私の枠で応援してくれているリスナーさんたちは、ほとんどがモダン初参加でした。だからこそ、モダンに参加したことで、より団結力が深まったんじゃないかなと思っていますし、「みんなで戦う楽しさ」を、このイベントを通してしっかり味わえたんじゃないかなって感じています。
リアルイベント当日は、最後が1時間半という短い戦いでした。普段のイベラスは24時終了なんですけど、今回は17時半から19時という、また全然違う時間帯での短時間配信だったので、その限られた時間で本当にみんなが来てくれるのか、ちゃんとぽこナイトを集められるのか、不安も正直ありました。
でも会場に行ってみると、自分と同じように本気で頑張っているライバーさんがたくさんいて、その光景を目の当たりにして「よし、頑張ろう」って自然と思えたし、より一層気合が入りました。
ーー会場の雰囲気はいかがでしたか?
会場も、今まで行った中で本当に最大レベルに広くて、クラシックとモダンが合同開催だったこともあり、人の数も多くて、スケール感がすごかったです。空間の広さも含めて、「本当にすごいイベントだな」と改めて感じました。
ーー 激戦となった期間中、特に苦しかった場面や、逆に「これが勝因になった」と感じるターニングポイントはありましたか?
一番苦しかったのは、やっぱりぽこナイトを集めることでした。
ぽこナイトは、自分のファミリーやリスナーさん一人につき、フルナイトまでしかなれないので、「どれだけ多くのぽこナイトを集められるか」という部分が、本当に大変でした。
自分のファミリーだけでは限界があるので、どうしても外部の協力が必要になってきます。リスナーさん同士の繋がりで別のリスナーさんを呼んでもらったり、自分からも声をかけたり、自分を応援してくれているリスナーさんの力を借りながら、ぽこナイトを集めていきました。
私は普段、周りのライバーさんと交流するタイプではなくて、枠回りもほとんどしないので、関わりのあるライバーさんや、その枠のリスナーさんとの繋がりもほとんどなかったんです。だからこそ、余計にぽこナイトを集めるのが大変だったなと感じています。
ただ、その分、私の枠に来てくれているリスナーさんは、「みんなで応援するのが楽しい」「みんなで一緒に投げ合うのが楽しい」と思ってくれている方が本当に多くて、盛り上がる場面では、いろんな人が自然と投げてくれたり、声をかけてくれたりして、結果的に貢献率のバランスもすごく綺麗に整っていきました。
「みんなで頑張ろう」という気持ちで、本気で一緒に戦ってくれたリスナーさんが多かったことが、大きかったなと感じています。
ーー 今後のPocochaでの活動や、ライバーとして次に目指したい目標があれば教えてください。

自分としては、もちろんイベントに出たら「勝ちたい」という気持ちはあります。でもそれだけでなく、今応援してくれているリスナーさんたちを大切にしながら、同じ気持ちで一緒に戦ってくれる仲間を少しずつ増やしていくこと、そして今の配信をできるだけ長く続けていくことが大事だと思っています。
「ここまで目標を達成したから、次は別の場所で頑張ります」という考えは、正直あまりないですね。自分はずっとPocochaで配信をしてきて、たくさんのリスナーさんと関わりながら、自分なりの配信スタイルを見つけてきました。自分がやりたいと思える配信を、時間をかけて作り、ここまで続けてきたという感覚があります。
もちろん、結果を出すことも大事です。でもそれ以上に、この状態を継続すること、そしてトップライバーで居続けることの方が、難しいことだと思っています。これまでいろんなライバーさんを見てきて、やっぱり「続けること」と「トップを維持すること」が大変だなと感じてきました。
だからこそ、自分は「配信したい」という気持ちを大切にしながら、これからも無理なく、ずっと配信を続けていきたいと思っています。イベントに勝っても、負けても、そのスタンスは変わらず、これからもPocochaで配信を続けていきたいですね。
ーー 長期間の戦いを支え続けてくれたリスナーさんやファミリーは、ご自身にとってどのような存在ですか?
本当に、リスナーさんは自分にとって欠かせない存在です。自分がこのイベントで「勝ちたい」と思っている気持ちをきちんと理解してくれて、その想いに対して全力で応援してくれるリスナーさんたちばかりなので、心から感謝しています。
ライブ配信は、ライバー1人では絶対に成り立たなくて、リスナーさんがいてこそ成り立つものだと思っています。特にイベントはなおさらで、みんなで同じ目標に向かって戦うからこそ意味があるものだと感じています。だからこそ、リスナーさんの存在は本当に大きくて、すごく大事な存在です。
自分が「やりたい」と思う配信や、「勝ちたい」と思うイベントを、全力で支え、応援してくれる人たちがいるからこそ、ここまで頑張れているんだと思います。そういうリスナーさんたちの存在があるから、今の自分があると、改めて感じています。
ーー一番心に残っている言葉やエピソードはありますか?
今回のモダンは、貢献率・ぽこナイトポイント・イベントポイントすべてが重要なイベントでした。特に貢献率は毎日みんなで整える必要があって、24時が締め切りで、24時になった瞬間に翌日の貢献率がリセットされ、また一から揃えていく、という流れなんです。
ある日、24時になった瞬間に、1人のリスナーさんが約30万ポイントを投げてくれて、貢献率が一気に崩れてしまったことがありました。すると別のリスナーさんが「これ、みんなであと100万投げないと貢献率揃わないよ(笑)」と言って、「やばいじゃん!」という空気になって(笑)。そこから約1時間、みんなで一気に投げ合って、結果的に1時間で貢献率を揃え切ったんです。
その30万投げてくれたリスナーさんは、ずっと「ごめんなさい、僕のせいです」って言ってたんですけど、誰も責めることはなくて、「みんなで揃えよう」という雰囲気でした。
本当にたくさんの人が協力してくれました。
ーー そもそもライブ配信を始めたきっかけは何でしたか?始めた当初の自分と、POCO LAND入賞を果たした今の自分で、一番変わった部分はどこだと思いますか?

看護師になる前から、実はずっと芸能の世界に行きたいという気持ちはありました。ただ、親からは「芸能をやるなら、ちゃんと資格を取ってからにしなさい」と言われていて、それで看護師の資格を取りました。上京したのも、やっぱりどこかに芸能への思いがあったからだと思います。
そして上京して看護師として働いている中で、友達から「TikTokとかやってみたら?」って言われたのがきっかけで、SNSを始めました。そこからフォロワーも少しずつ増えていって、SNS経由で声をかけてくれたのが、以前所属していたタレント事務所の方でした。その事務所に入ったことで、Pocochaを勧めてもらったんです。
当時は、芸能についても、どんな事務所がいいのかも正直よく分かっていなくて。そこで言われたのが、「芸能一本だけだと厳しいことも多いけど、Pocochaならお金も稼げるよ」という言葉でした。それが、配信を始める直接のきっかけでした。
その頃は本当に何も分かっていなくて、ライブ配信でお金を稼げるということすら知らなかったんです。ライブ配信が“職業”として認知されていない時期だったというのもあって、「へえ、そんな世界があるんだ」くらいの感覚でした。なので、最初からトップライバーを目指そうとか、配信を本気で頑張ろうと思って始めたわけではなくて、「じゃあ、ちょっとやってみようかな」くらいの、すごく軽い気持ちでスタートしました。
Pocochaを続けていく中で、「配信って本当に楽しいな」と思うようになっていきました。最初は芸能に対する気持ちもまだありましたが、配信を重ねるうちに、その思いは少しずつ薄れていって、それと同時に「配信が楽しい」という気持ちがどんどん大きくなっていったんです。
実はPocochaを始める前にも、配信の経験自体はありました。ミクチャではモデルコンテストに出場したこともありますし、その時は収益が一切ない中でイベントに参加して、優勝した経験もあります。さらにその前には、投げ銭機能がまだなかった頃のTikTokでも配信をしていて、純粋にリスナーさんと雑談を楽しむような配信をしていました。
そうした経験があったからこそ、Pocochaでも「みんなと話すのが楽しい」という感覚は自然にありました。そこから、「これは趣味じゃなくて、仕事として本気で向き合いたい」と思えるようになって、本気で仕事として取り組むと決めてからは、ずっとS帯(最上位ランク)で配信を続けています。
始めた当初の自分と比べて、一番大きく変わったのは、配信に対する考え方だと思います。
最初は本当に、みんなと話すのが楽しい、雑談している時間が楽しい、ただそれだけの気持ちで配信をしていました。
今ももちろん、リスナーさんと話すのが楽しいという気持ちは変わっていません。ただ、それだけではなくて、トップライバーとして、自分の枠や、自分を応援してくれているリスナーさんが「どうしたらもっと楽しめるのか」を考えるようになりました。
「自分の枠にとって必要なリスナーさんはどんな人たちなのか」
「自分の配信を大事に思ってくれる人、同じ気持ちで一緒に戦ってくれる人たちをどうやって増やしていくのか」
「自分がトップで居続けるために、自分を大切にしてくれている人たちを、ちゃんと大切にできているか」
そういったことを意識して配信をするようになったのは、最初の頃の自分とは大きく違う部分だと思います。当時は本当に何も考えず、ただ配信をしていました。
4年半ライバーとして活動する中で、本当にいろいろなリスナーさんと出会い、自分の配信を何度も振り返ってきました。その積み重ねがあって今があるので、配信に対する考え方は、かなり大きく変わったと感じています。
ーー POCO LANDを通して、他のライバーさんとの交流はありましたか?またその方たちへのメッセージがあればお願いします。
一緒に戦っていたライバーさんたちとは、「頑張りましょう」という声を掛け合うような関係で、バチバチした雰囲気というよりも、本当に皆さんいい方ばかりでした。
一緒に写真を撮ったり、2024年のPOCO LANDでお会いしたライバーさんと再会して、「久しぶりだね」とお話ししたり、とても楽しい時間でした。
これからもイベントが重なったり、同じS6ライバーとして戦う場面はたくさんあると思います。
同じ目標を持つライバー同士として、これからも一緒に頑張っていけたら嬉しいですし、また同じ舞台で戦うことがあれば、お互い切磋琢磨しながら成長していけたらいいなと思っています。
ーー 2026年10周年を迎えるPococha。POCO LAND 10周年祭 / Pococha甲子園2026への挑戦も含めて、これからの一年をどのように迎え、過ごしたいでしょうか?

まだ明確には決めてはいないですね。
春には配信5周年を迎えるという節目もありますし、この1年は、今そばにいてくれているリスナーさんを大切にしながら、新しい仲間も少しずつ増やしていけたらいいなと思っています。
イベントに出ると決めた時には、そのイベントにしっかり向き合って、みんなと一緒に頑張っていきたいですね。
POCO LANDやPococha甲子園についても、「必ず出る」と決めているわけではありません。ただ、もし出場するなら、やっぱり勝ちたいという気持ちはあります。
昨年のPococha甲子園は出場していないので、今年についてはまだ未定ですが、視野に入れつつ、出ると決めた時にはきちんと準備して臨みたいなと思っています。
また、Pocochaのランウェイイベントにはまだ出たことがないのですが、モデルとしてランウェイに立たせていただいた経験はあります。
Rakuten GirlsAwardには3回、TGC北九州には1回の合計4回出演させていただきました。ライバーとしてではなく、モデルとしての出演でしたが、ランウェイを歩くこと自体がとても好きなので、また機会があればぜひ出演したいです。
ーー 最後に、共に戦ってくれたファン・リスナーさん、そしてこの記事を読んで初めてあなたを知った読者へ向けてメッセージをお願いします!
一緒に戦ってくれたリスナーの皆さん、本当にありがとうございました。
初めてのモダンルールで、不安も緊張も正直すごく大きかったですが、みんなのおかげでこの6日間、最後まで走り切ることができました。
「一緒に頑張ろうね」「大丈夫だよ」って声をかけてもらえて、その言葉ひとつひとつが本当に勇気になりました。
今いるメンバーと一緒に、このモダンで1位を取れたことが、本当に嬉しいです。
みんなで同じ方向を向いて戦えた時間そのものが、私にとってすごく大切な思い出になりました。
まだ私のことを知らない方や、私の枠に来たことがない方にも伝えたいのは、うちの枠のリスナーさんは、本当に優しくて、面白くて、「みんなで応援しよう」「みんなで頑張ろう」という気持ちを大切にしてくれる方ばかりだということです。
もし、「一緒に戦ってみたいな」「一緒に盛り上げたいな」そう思ってくれる方がいたら、ぜひ一度遊びに来てほしいです。
「トップライバーだから行きづらい」「ちょっと恐れ多い」って言われることも正直多いんですが、来てみたら「全然怖くなかった」「イメージと違った」「なんか楽しい」って言って、そのまま通い続けてくれているリスナーさんも本当にたくさんいます。
なので、もし少しでも気になったら、まずは1回で大丈夫なので、配信を覗きに来ていただけたら嬉しいです。

Pocochaの女王・「わらし。」、王座を守り最大級イベント3連覇【POCO LAND 2025 モダン】
POCO LAND 9周年祭

「つながる想い。きらめく未来。」をテーマに、ライブ配信アプリ「Pococha」が9周年を記念して開催したアプリ内最大級のイベント。クラシック(純粋な応援の量で競争)とモダン(応援してくれるファンの数で競争)の2ルールで競われ、予選イベント「20Stars」を勝ち抜いたライバーがオフラインイベント「Celebration Party」に招待された。
開催期間:
ぽこチャレ ラウンド1:11/11〜11/20(参加任意)
ぽこチャレ ラウンド2:12/1〜12/9(参加任意)
20Stars:12/11〜12/17のうち5日間(各ステージにより異なる)
Celebration Party:12/24
特設ページ:https://pocoland.pococha.com/

〈ライブタイムズ編集部〉
