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    Home»【独占インタビュー】mao|Pococha甲子園 2025 Platinum Stage 第1位
    インタビュー 2025/12/11 18:23⇆2025/12/12 16:31

    【独占インタビュー】mao|Pococha甲子園 2025 Platinum Stage 第1位

    mao
    mao

    国内最大級のライブ配信アプリ「Pococha」が初開催した『Pococha甲子園 2025』。7月21日、北海道で行われた全国大会決勝のPlatinum Stageで、国内外を飛び回る看護師ライバー「mao」が、誰もが予想しなかった快挙を成し遂げた。

    配信歴わずか8ヶ月。心臓移植を行う大学病院での勤務、NGOでの国際医療ボランティア、そしてオーストラリアでの看護師留学——世界を舞台に活躍してきた彼女が、Pocochaの大型イベントで初代全国王者の座についた。

    「最下位にならなければいいな」——そんな謙虚な思いで臨んだ本戦。S帯経験者やベテランライバーがひしめく中、無名の新人が頂点に立った瞬間、会場にはざわめきが走った。一緒に戦ったライバーからも「ノーマークでした」と驚きの声が上がるほどの番狂わせだった。

    特技もない、顔で勝負しているわけでもない、トーク一本勝負と語る彼女。温かい癒しの空間を作り続けた彼女が掴んだ、新たな仲間との絆と夢の景色。Pococha甲子園で掴んだ、新たな挑戦と彼女の新章に迫る。

    mao

    配信アプリ:Pococha

    ・Pococha甲子園 2025 Platinum Stage 第1位
    ・発展途上国で国際医療ボランティア

    配信アカウントはこちら

    改めて簡単な経歴やライブ配信活動、その他の活動についてそれぞれ
    教えてください!

    私は、国内外を飛び回りながら看護師をしています。
    Pocochaを始める1ヶ月前までは、オーストラリアに看護師留学をしていて、現地で働いていました。
    留学前は心臓移植を行う大きな大学病院で経験を積み、その後はNGOに所属し、発展途上国で国際医療ボランティア活動をしていました。
    国内ではトラベルナースやツアーナースとして日本各地を飛び回るような働き方をしていたこともあります。

    日本への帰国は一時帰国のつもりでまた海外に出るつもりでしたが、オーストラリアでは本当に“労働人生”というくらい睡眠時間を削って働き詰めだったので、帰国してしばらくは仕事はせずにある程度の期間休もうと思っていたんです。
    ちょうどそのインターバルのタイミングでPocochaを始めました。
    配信を始めてからちょうど8ヶ月でPococha甲子園を迎えて、10月5日で1周年を迎えたところです。


    Q1.Pococha甲子園に向けて、どのような作戦や計画を立てて配信に臨みましたか?

    正直なところ、最初はPococha甲子園で入賞できるなんて思ってもいませんでした。
    毎日メーターを頑張っていたら、まさかの入賞することができました。
    本選に勝ち上がったライバーさんたちは、配信歴も長く、コアの人数も桁違い、S帯経験者ばかりで、到底戦えるとは思えませんでした。正直、「最下位にならなければいいな」という気持ちで、覚悟もしていたくらいです。

    そのため、初めは上位を目指すのではなく、S帯タッチを目標に配信計画を立てました。
    今回のイベントでは、バースト(無料)アイテムを集めることでポイント倍率が上がるルールがあったので、コアファンの人数が少ない分、不利だと思っていました。
    そこで考えた作戦が、日付が変わった直後など配信者が少ない時間帯に、ファミリーのみんなにバーストアイテムを温存してもらい、倍率が高い時に一気にメーターを稼ぐという方法です。
    あとは、配信可能な時間はひたすら配信を続け、ファミリーの皆さんには呼び込みを頑張ってもらいながら、初見さんからのバーストアイテム集めに全力でした。


    Q2.イベントを通じて得た体験、イベント当日の感情や、入賞者発表の瞬間の気持ちを教えてください!

    Pococha甲子園は、ライブ配信業界でも注目されている大きなイベントだと聞いていたので、決勝当日はもう本当に緊張でいっぱいでした。
    こんな大舞台で戦えて、応援してくださる皆さん一人ひとりの気持ちを受け取るたびに、何度も胸が熱くなって…感極まる瞬間の連続でした。

    本戦から決勝にかけては、いつも応援してくださる方はもちろん、このイベントを通じて新しく出会えた方、そしてファミリーの皆さんと、より深く絆を結べた6日間だったと思います。

    北海道の決勝会場では、雰囲気に完全に飲まれてしまうくらい緊張しました。けれどイベラス配信が始まってわずか5〜10分で、10位から一気に2位まで順位を上げていただいて…本当に驚いて大きなサプライズでした。でも実は、本戦中も「スタートダッシュで順位を上げていくスタイル」だったので、「順位が落ちたとしても最後に16位以内に入れればすごいな」という気持ちがありました。
     なので、知名度の高いライバーさんばかりの舞台で、まさか表彰台からの景色を自分が見られるなんて思ってもいなくて、本当に夢みたいでした。

    授賞式で2位の方の地域が発表された瞬間、「もしかして…!」と確信して、もう震えと涙が止まらなくて…。信じられない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいでした。表彰台から見た景色、そして最高の舞台まで一緒に走ってきてくれた皆さんへの感謝は、一生忘れません。

    決勝が終わってから、一緒に戦ったライバーさんから「すごかったですね。完全にノーマークでした」と声をかけてもらいました。それはきっと、ライバーさんも、リスナーさんも、運営さんでさえも同じ気持ちだったんじゃないかなと思います。
    パブリックビューイング会場でもファミリーのリスナーさんから「すごいざわざわした雰囲気だった」と聞きました。決勝会場内も本当に会場全体がザワザワと揺れて、誰しもが想像してなかったんだということを実感しました。ですが1番表彰台からの景色を見ることができるなんて想像してなかったのは私自身だったと思います。
    ノーマークの無名だった私が、Pococha甲子園のPlatinum Stage“初代全国王者”になれたことは、私自身が一番驚いています。だからこそ、応援してくださった皆さんも、ファミリーの皆さんも、自信を持って「mao fam」を誇ってほしいです。


    Q3.今後のPocochaでの活動や、ライバーとして次に目指したい目標があれば教えてください。

    今回、Pococha甲子園で初代1位をいただいて、ライバーとしての意識が少し変わったように感じています。
    それまでは「目立たなくてもいい」「知名度を上げることは考えずに、ひっそり楽しく、少しずつ上を目指してS帯キープできるようになっていけたら…」と思っていました。

    でも今回、一緒に戦ったライバーさんたちを間近で見て、私もいつか“知名度のあるPocochaライバー”を目指してみたいと思うようになりました。
    とはいえ、まだ経験値も浅く、枠も安定していないのが正直なところです。だからこそ、まずは信頼できる仲間を一人ずつ、コツコツ集めていきたいと思っています。

    そして何よりも、私らしく、自分なりの配信で「毎日会いたくなるような、温かい癒し枠」を作っていきたいです。
    いつかは、今回一緒に戦ったライバーさんたちのような存在を目指して、これからも一歩ずつ頑張っていきたいです。


    Q4.いつも配信を応援してくれるリスナーさんやファミリーはどんな存在ですか?

    どのリスナーさんも本当に温かくて、どんな時も私ファーストで支えてくださるうえに、リスナーさん同士でも気遣いができる素敵な方ばかり。本当に恵まれているなといつも感じています。

    「まおちゃんの枠や枠にいる皆さんは、いつ来ても温かいね」と言っていただくことも多いのですが、私自身が褒められるよりも、枠の雰囲気やファミリーのみんなを褒めてもらえる方が、何十倍もうれしいんです。

    よくお伝えしているのですが、私の枠をつくってくださっているのは、来てくださるリスナーの皆さんそのもの。いつも温かい枠をつくってくださる皆さんは、私にとってかけがえのない存在です。

    Pocochaを始めて9ヶ月。山あり谷ありの中で、どんなに苦しい時もそばにいてくれて、ずっとついてきてくださった皆さんが、私の誇りです。


    Q5.イベント期間中、一番印象に残っているリスナーさんとのエピソードはありますか?

    長年ずっと推し活をされていた方が、「最後の推し活に私を選ぶ」と決めてくださって、全力で応援してくださったことは、やっぱり強く印象に残っています。
    しかもその方はPocochaは今まで然程やっていなかったようで、熱心に仕組みを勉強してくださって、いつでも私ファーストで力強く支えてくれました。

    それまで別の推しさんの夢を支え、希望を与え続けてきた方が、最後に私を選んでくれた。そのことが本当に光栄で…。
    そして、Pococha甲子園の“初代1位の景色”をその方とみんなと一緒に見ることができたのは、最高の有終の美を飾れた瞬間でした。私自身も感無量で、今思い出しても胸がいっぱいになります。


    Q6.ライバーを始めたきっかけ、配信を始めた当初のこと、現在のライバーとしての活動について教えてください。

    オーストラリアでは本当に“仕事仕事”の毎日で、まさに労働人生。日本に帰国してからはしばらく働くつもりはなくて、でもその期間の収入に少し不安を感じたので、「ライバーを始めてみようかな」と思ったのがきっかけです。

    実は4年ほど前、ウェディングドレスを着てランウェイを歩くミスコンのようなイベントに出たことがあって、そのときにライブ配信が審査対象だったんです。だから、Pocochaデビュー当初も比較的抵抗なく始められたんですが、それでもやっぱり最初は緊張しました。

    もともと人と話すのが大好きなので、毎日楽しく配信できています。歌や演奏などの特技はないので、私の配信は“トーク一本勝負”の雑談枠。趣味が浅く広く、ジャンルも多岐にわたるので、いろんな話題を出しながら配信しています。

    特にグルメや旅行が大好きで、自然と食通なリスナーさんが集まってくれることも多いんです。一緒に美味しいお店の情報交換をしたり、おすすめスポットの話で盛り上がったりするのもすごく楽しいです。

    顔で勝負しているわけではないので(笑)、いつもすっぴんで配信。でも、そんな私を優しく受け止めて支えてくれるリスナーの皆さんのおかげで、毎日の配信を心から楽しめています。


    Q7.今回Pococha甲子園にエントリーしたきっかけ、またエントリーに際して「地元」や「ゆかりのある地域」などは意識されましたか?エントリーした地域への思いが何かあれば教えてください。

    正直、予選を通過できるとは思っていませんでした。エントリーした理由は、Pococha甲子園の期間中に、夢の「9999コイン」が当たる金のボックスをみんなにプレゼントしたい!という気持ちが一番大きかったんです。

    私は国内外を飛び回る看護師で、旅行も大好きなのでいろんな土地に行きますが、生まれ育った群馬県への思い入れはやっぱり特別で、地元愛たっぷりです。
    今回のPococha甲子園でも、もちろん迷わず「群馬」を選びました。普段の配信でも群馬トークで盛り上がることが多いんですよ。ゆるキャラグランプリを獲った我らがぐんまちゃんのグッズも皆様に紹介してます!


    Q8. Pococha甲子園を通して、同じ地域のライバーさんなど、他のライバーさんとの交流はありましたか?またその方たちへのメッセージがあればお願いします。

    今回のPococha甲子園期間中、たまたまボックス周りで初見で来てくださったリスナーさんの推しさんが、地区大会のPococha甲子園に出場されていることを、私のファミリーが気づいてくれたんです。そこからお互いのファミリー同士で枠を行き来する交流が生まれて、「素敵なご縁だな」と心から感謝しています。

    さらに、これまで仲良くしてくださっていたライバーさんたちも、私がPococha甲子園に出場することを知って、それぞれのファミリーさんに声をかけてくださいました。そのおかげで、初めましての方も含め、本当にたくさんの方が配信に足を運んでくださり、バーストアイテムまで届けていただいて…感激でいっぱいでした。

    これまであまり感じることのなかった“横のつながり”を、今回のPococha甲子園で強く実感しましたし、その温かさにどれだけ支えられたか分かりません。改めて、いつも仲良くしてくださるライバーの皆さんには、この場を借りて心から感謝をお伝えしたいです。

    ライブ配信は楽しいことばかりじゃなく、しんどい時や辛い時もあります。だからこそ、これからも一緒に頑張っていきたい。同じライバーとして、これからも変わらず仲良くしていただけたら本当に嬉しいです。

    Q9. POCO LAND 2025に向けて、今から意識していることがもしあれば教えてください!

    実ははっきりとは決めていなかったんですけど、今回YouTubeでPococha甲子園の昼の部も夜の部も拝見して、POCO LANDを目指してPococha甲子園に挑んでいるライバーさんが本当にたくさんいることに驚きました。皆さんのPOCO LANDへの強い思いが、ひしひしと伝わってきたんです。

    今回ありがたいことに1位をいただけたことで、POCO LANDに向けたボーナスポイントも得られました。
    まだ自分の枠には不安定な部分もあるので、まずはしっかりと“枠の力”をつけてから、最終的に出場を決めたいと考えていましたが、背中を押してくださったリスナーさんもいて、1年の締めくくりとして出場することを決めました。

    実はPococha甲子園が終わった後、しばらくの間かなりショックを受けていたんです。イベントが終わって温かい気持ちで応援してくれたみんなのポイントを見たときに言い表せない悲しい気持ちになりました。
    決勝の時間に来てくれたのは嬉しかったけど、イベラス終了までわずか数分、1位とのポイント差が僅差で競っていたあの息をのむ瞬間でさえも、本戦含めてほとんど応援を届けてくれなかったリスナーさんもいて、正直何しに来たんだろうと残念に思いました。
    あの最後の数分で、初見で来てくださった方でさえも応援してくださった方が何人もいたのに…。確かに応援の熱量は人それぞれなのは配信していてよく分かっています。ですがあの瞬間に、そしてPococha甲子園という大きなイベントであるにも関わらず、この応援の温度差はかなり傷つきました。

    最初にお話ししましたが、今回私の枠はコアの人数も少なかったし、上位の戦ってる枠との倍率もかなり差がありました。それを上回る全力応援をみんながしてくれて1位まで届けてくれたので、余計に悲しい気持ちです。
    今までもmao枠としてのファミリーの在り方は考えなきゃいけないと思ってはいましたが、切実に痛感した瞬間でもありました。

    ポコチャでの応援は沢山あって、やれることは沢山あります。自分のできる範囲の応援で構わないんです。やっぱり毎日配信していれば、精一杯応援を届けてくれるみんなの想いは当然私には届いているし、そうじゃない方は逆に目立つので私にも分かります。

    今回この大きな舞台で精一杯の応援を届けてくれたみんなのことはもちろん今まで以上に大切にしていきます。POCO LANDではPococha甲子園の時の悲しい気持ちで終わりたくありません。みんなで気持ちを1つにして最後まで戦いたいという気持ちが1番強いです。
    またゼロからの気持ちで、信頼できるお仲間を集めることに全力を注ぎたいと思っています。


    最後にファン、読者にメッセージをお願いします!

    いつも温かく応援してくださる皆様、本当にありがとうございます。
    毎日通ってくれて、私を日常の一部にしてくれていることが、とっても嬉しいです。…でも実は、私にとっても皆さんはもう私の日常の一部なんです!
    みんながいるからこそ頑張れるし配信も続けられるということを実感しています。これからもみんなと1つ1つ思い出を重ねながら、また1年後、5年後、10年後…想い出を語り合いながら家族のように笑い合っていられたらな〜と思ってます。
    これからも頑張っていくので、これから先も一緒について来てね!誰ひとりとして欠けずにこれからもみんなで頑張っていこう!

    そして、まだ私の配信に遊びに来たことがない方も、学生時代に全国代表として培った接客力と、笑顔で、温かくお迎えしたいと思っています。ぜひ気軽に遊びに来てください!

    これから迎える“新しい章”を一緒に応援してくださる方、お待ちしています!通ってくださる信頼できるお仲間さん大大大募集です!!

    ーーPococha甲子園で新たにお仲間になってくださった皆様へ

    今回のPococha甲子園を通して新たにお仲間になってくださったみんな、力強く温かい応援を本当にありがとうございました。出会えたこと、そして一緒に走り抜けられたことに心から感謝しています。これからもmao枠のお仲間として通ってくれたら嬉しいです!

    〈ライブタイムズ編集部〉

    mao Pococha
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