
2月25日(火)〜28日(金)にかけて所属ライバー数12,000人を超える「CARVEOUT」の事務所内で開催された「トーナメント王決定戦vol.4」。
上位入賞者には本特集への掲載のほか、5月頃発売予定のカーブアウトマガジン創刊号の裏表紙掲載権が用意されており、盛り上がりを見せたイベントとなった。
今回は、12名の参加者の中からトーナメントを勝ち抜き、見事優勝、準優勝を果たした「HIROSEさん」さん、「小松由佳」さんの2名に、イベント期間中の想いや配信にかける情熱、そしてこれからの目標についてたっぷりと語っていただきました!
それぞれのライバーの魅力がぎゅっと詰まった特集になっていますので、ぜひ最後までお楽しみください♡
1位:HIROSE (ひろろん)
Q1. 1位おめでとうございます!イベントの感想をお聞かせください!
今回のイベントはVSというバトル形式で、ギフト数によって勝ち負けを決めるものなんですが、実は私はどちらかというと応援する側のほうが多かったんです。
私自身、VSバトルがあまり好きではなくて、普段は基本的にやらないんですよ。ライバーを5年近くやってきて、通常バトルをやった回数も10回か20回くらいしかないと思います。
ただ今回は、『カーブアウト』と同じグループのメンバー同士だったので、「バトルをすることで相手のギフトも伸ばせたらいいな」という気持ちがあって参加しました。
実は最初は2位を狙っていたんですよ。でも最後の対戦相手(小松由佳さん)が前日、歌イベントの最終日だったので、私が予測していたよりもギフトが落ち込んでしまって、それで私が勝ってしまったという感じです。
普段から目立つイベントにはあまり積極的に出ず、自粛というか辞退することが多いんです。
例えば5大都市の看板イベントとか、そういうのはやっぱり女の子が勝った方が映えるし、事務所の宣伝にもなるかなっていう、なんか親心みたいなものが出ちゃうんですよね(笑)。
ーでも最近、新宿で大きな看板に載ってませんでしたか?
あれは男性同士の戦いだったので、事務所対抗でもないし、「それならちょっとイケイケの格好で攻めてみようかな」と思って、ガチガチでやらせていただきました(笑)。
自分で「行く」と決めたらしっかり取り組みますけど、今回のイベントはとにかく楽しむことが一番でしたね。他の人のギフトも伸ばせて、ライブ配信業界、特に17LIVEで一緒に楽しめる仲間が増えればいいな、という気持ちでやっていました。
Q2.入賞するために特に意識したこと、努力した部分などありますか?
努力したのはリスナーさんだと思っています。ライバーは基本的にライブ配信をつけて、いかにリスナーさんとコミュニケーションを取るかというところなので。だから、実際に努力をしたのはリスナーさんだと感じています。私自身は努力というよりも、ただ楽しんで配信をしていただけですね。
Q3.普段はどんな配信をされていますか?
私の配信は基本的にOBS配信といって、パソコンを使った動画を色々と流したり、エンタメを重視した配信をしています。面白おかしくリスナーさんを笑わせたり、持ち上げたり、突っ込んだりという配信がメインですね。
基本はエンターテインメントを重視した配信ですが、「勝負師」イベントの時は私自身がギャンブラーでということもあって、麻雀やスロット、パチンコ、ボートレースなどギャンブル系の話をしたりもしています。なので、そういった話が好きな方には特に楽しんでもらえると思います。
私自身がオヤジでイケメンでもなんでもないので、とにかくリスナーさんを楽しませたいという気持ちで配信をやっています。
Q4. 今後の目標を教えてください。
今後の目標は、やっぱりこのライブ配信業界で、17LIVEというプラットフォームを1日でも長く存続させていくことですね。17LIVEは私が育った場所なので、ここが再び頂点に輝いてほしいですし、私自身も1日でも少しでも長く配信を続けたいと思っています。
私は他の媒体に行きたいとは全く思っていないんですよ。基本的に私は17LIVEの中で世界王者になった経験があるので、やっぱりこの17LIVEという場所をすごく大切にしたいと思っています。低迷していると言われたり、他のプラットフォームに今はかなわない部分もあるかもしれませんが、それでも17LIVEがまた頂点に輝く瞬間をもう一度見たいし、その返り咲きを見届けたいです。
Q5. ライバーを始めたきっかけを教えてください!
ライバーを始めたきっかけは、コロナの時期ですね。外にどこにも出られない状況の中で、私が飲食店を経営していて、そこで働いていたアルバイトの女の子が17LIVEをやっているということを知ったんです。それで「影ながら応援しよう」と思ったのが最初のきっかけです。それが2021年の1月ですね。最初は自分の名前を隠して、投げる(応援する)ことから始めました。
ー最初はリスナーさんスタートだったということですね?
はい、リスナースタートです。それを約1ヶ月ぐらいやった後、2月頃に、「ライバーはどんな気持ちで配信しているんだろう」「どうしたらライバーは伸びていけるんだろう」っていうのを自分で体感したくなりました。それで17LIVEをインストールして、1ヶ月間リスナーを経験した後、ライバーを始めました。やっぱりライバーの気持ちを知りたかったんですよね。
ー実際にライバーを始めてみて、どうでしたか?
実は、私の初配信の初日に飛んだギフトが1300万ベイビーコイン以上でした。一番初めにもらったギフトは、銀河という17万のギフトだったんです。配信ボタンを押した瞬間に、その銀河が飛んだんですよ。
でも、ライブ配信をすること自体、私にとっては恥ずかしいという気持ちがあったので、最初はウサギのエフェクトを使って、少しでも顔を隠しながら配信してました。それがきっかけで今の私の推しマークにもウサギが入っているんです。
ー初配信でいきなりそのようなギフトを獲得した理由が気になるんですが、どうしてですか?
その前の1ヶ月間、私はリスナーとしてアホみたいにギフトを投げてたんです(笑)。色々なところで勉強したい、見てみたいという気持ちもあって、ものすごくギフトを投げていた時期だったんですね。その1ヶ月間に対してのお礼の意味が込められていたのかなと思います。
ー投げた額よりも獲得できましたか?
いえ、投げた額の方が全然上ですね。その1ヶ月だけでベイビーコイン換算だと多分1億は超えました。
何かを始める時って、例えば会社を作るとかお店を作るのも、最初に資金が必要ですよね。それと同じ原理かなと思っています。例えば、可愛いとかかっこいいとか、優しいとか綺麗とかで自然とちやほやされる人だったら、何もしなくてもライバーとして成り立つと思うんですけど、ただの普通のおっさんがライブ配信で目立つには、やっぱり人と何か違うことをやらないと厳しいと思っています。
始めはライバーをやるつもりはなかったですけど、やってみて感じたのは、他と同じことをしていても年齢を重ねるにつれて厳しくなっていくなということでした。ただ基本的には、若い人でも50歳でも70歳でも、誰でも配信をつけて楽しむことはできると思っています。
Q6. 普段の1日のスケジュールは?
今のスケジュールですと、基本的に仕事がメインなので、9割は仕事ですね。朝は仕事の前にちょっとだけ配信をつけて、その後、日中は仕事をしています。仕事が終わったらまた配信をするという、本当に一般の方と同じようなスタイルです。特に変わったことはしていないので、あまり面白みがないかもしれないですね(笑)。
Q7. プライベートでは何をしていますか?(趣味やハマっていることなど)
プライベートはですね、基本的に私は仕事が好きなので、仕事をしたり企画を考えたりしています。趣味はライブ配信ですかね(笑)。だからプライベート=ライブ配信、みたいな感じになっています。
ーなるほど。仕事が9割ですもんね。
そうですね。今ハマっていることとしては、例えばみんなを集めてイベントをやることですね。次回、5月3日に浅草のライブハウス「ヴァンプキン」で『ストロングボンド絆』というイベントを開催します。今回で4回目なんですけど、ライバーが17名、リスナーが100名ほど集まって、夕方から夜にかけて交流会イベントを行う予定です。
このイベントは、石川県の能登半島・輪島の復興支援チャリティイベントにもなっていて、イベントの収益の一部を復興支援に充てています。イベント自体は4回目ですが、チャリティとしては今回で3回目ですね。
こういったイベントを企画して、ライバーやリスナーと一緒に楽しんで成功させていくことに、今とても熱中しています。復興支援に「熱中している」という言い方をすると少し誤解を招くかもしれませんが、みんなで1つのイベントを成功させ、それを復興支援に充てられたらいいなと、今はそういうことに集中している感じです。これが現在の私のメインの活動ですね。
Q8. 所属事務所について教えてください!
まず、私は17LIVE内外を含めて、他社のライバー事務所をたくさん見てきました。その中でも「カーブアウト」が一番良い事務所だと私は思っています。
代表の社長を含め、カーブアウトという事務所はライバー事務所の中で一番充実していると思います。まずライバーに対して自由度が高いこと。ライバーを拘束や束縛をせず、ライバー自身が育つ環境を作っていること。ライバーのマネジメントがしっかりしていること。またライバーへのプライズ(特典)を多く提供していることですね。
それと、どんなイベントにもカーブアウトのスタッフが真面目に取り組んでいることも魅力です。だから、私はカーブアウトが今一番良い事務所だと思っていて、実際に移籍をして入ってきました。
実は私自身も別で事務所をやっているんですけど、それでもカーブアウトという事務所に入ることを選びました。それぐらい良い事務所だと思っています。
Q9. ファン、リスナーさんにメッセージをください!
普段17LIVEで楽しんでくれているリスナーの皆さん、本当にいつも応援ありがとうございます。皆さんが17LIVEを楽しんでいただけて、本当に良かったと思っています。
今後、17LIVEをもっと楽しいプラットフォームにするために、既存のライバーたちが最大限に努力して、さらに楽しめる環境を作っていきますので、これからもよろしくお願いします。
私自身がどうこうというのは特にないのですが、とにかく皆さんに17LIVEで楽しんでほしいですし、17LIVEに来てくれたことへの感謝のメッセージを残したいという気持ちです。うまくまとまらないですが、とにかく感謝しています。
2位:小松由佳
Q1. 入賞おめでとうございます!イベントの感想をお聞かせください!
約1年前までは、配信があまりうまくいっていなくて、ずっと配信も不定期でした。
その中で、ちょうど再始動した月に今回のイベントに出会い、マネージャーが誘ってくれたこともあり何かが変わるきっかけになればいいなと思って参加することを決めました!
リスナーさんたちも協力してくれて、このイベントはVS機能を使った方式だったんですが、もともと私はVSを全くしない人だったので、
正直怖さもありました。
でも、皆が「勝たせよう」と頑張ってくれて、
とても嬉しかったです!
事務所の企画に出るのも本当に1年ぶりだったので、純粋にすごく楽しかったです。同時に17LIVEの音楽イベントにも並行して参加していたこともあって、
みんなの熱量もどんどん上がっていき、
おかげさまで、
事務所イベ2位と、音楽イベント4位という結果を
残すことが出来ました!感謝でいっぱいです。
Q2.入賞するために特に意識したこと、努力した部分などありますか?
私は元々、本当に不定期配信が多かったんですよ。でも今回は音楽イベントも並行していて、朝10時〜13時と夜21時〜24時の定時配信を固定しました。多分、配信時間を決めていなかったら、VS(対戦)の時にもリスナーさんが集まらなかったと思うんです。
でも配信時間を定期的にすることによって、「VSやるんだね、頑張ってね!行くよ!」みたいにリスナーさんにも意識をしてもらえるようにできたかなと感じています。なので個人的には、配信時間を固定することを一番頑張りました。
Q3. 普段はどんな配信をされていますか?(どんな人に向いてる?)
普段は歌と喋る配信をしているんですけど、ほぼ雑談が9割くらいで、ずっと喋っている感じですね!
急に歌い出したと思ったら話しだしたり、
「音楽ライバー」って言われることよりも、「漫才みたい」って言われることが多いんです(笑)。
なので、音楽が好きな人はもちろん、純粋にライバーと話して楽しみたい人とか、疲れた時にちょっと喋りたいっていう人にも楽しんで頂けるかなと思います!歌いながら話しながら、わちゃわちゃ配信してます!来てくれた方に少しでも楽しんで貰えるように頑張ってます!
Q4. 今後の目標を教えてください。
17LIVEきっかけで始めることができた音楽活動。
そこをバネに、都内を中心にリアルでライブをしたり、外部でも活動しています。17LIVE内の音楽イベントでの露出も積極的に頑張りつつ、もっと活動の幅を広げて、知名度を上げていきたいです。
そうやって次のもっと大きなステージに立てるように、より多くの人に歌声を届けることができるように頑張っていきたいと思っています。
ー「大きなステージ」は、リアルでの会場の規模のこと?
はい、そうです。元々、音楽を目指すきっかけになったテレビ番組が『Mステ』なので、『Mステ』に出ることが私の今の大きな目標の1つです!みんな、そこまでついてきてください!応援していて後悔させない自信があります!
きっかけは、ずっと社会人をやっていた頃、小中高の幼馴染の男の子が私より1年早くライブ配信を始めていたことです。
その子が私が歌手を目指しているのを知っていて、「鹿児島で歌手を目指してるけど、今後どうしようかな」「YouTubeに上げようかな」みたいなストーリーをインスタに載せたら、「ライブ配信やってみない?」って声をかけてくれたのがきっかけでした。
ーいつごろ?
今年の4月でちょうどライバー活動が4周年になるので、ちょうど4年前ですね。
ー前職は?
前職は携帯の営業とホテルマンをしていました。18歳の頃から3年ほどホテルマンをしていて、その後、東京に行く資金を貯めようと思って販売の営業をしながら歌を聴いてもらう場所のためにと配信を始めました。
ー始める前の不安や期待は?
不安はそこまでなくて、もともと喋るのも好きだし歌うのも好きだったので、それが配信を通じて全国に届いたらというワクワク感覚で始めました。
Q6. 普段の1日のスケジュールは?
最近はガチ参戦(本気のイベント参加)があるときとないときの2パターンですね。
イベントがあるときは朝10時から13時に配信をして、その後14時ぐらいから昼職でデータ処理みたいな仕事をカチャカチャしています。参戦がないときは、午前中に仕事をして、夜に配信をするという感じです。
なので、昼に仕事をして夜配信するか、朝に配信が入った場合は仕事を在宅に切り替えて、合間の休憩時間などに少し仕事をして、また夜に配信をする、というような2パターンで過ごしています。
Q7. プライベートでは何をしていますか?(趣味やハマっていることなど)
基本休みって感じがあまりないので、スキマ時間とか、空いた時間にはアニメを見てます。あとはYouTube、それからたくさん寝てます(笑)。
ー今ハマってるアニメはありますか?
今ハマってるのは『Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)』と『ハイキュー!!』ですね。ほんとおすすめです!!!
ーアーティスト活動は?
月1〜2個ほどライブはしていてライブの日程が3か月前ぐらいから決まっています!
その日は基本ライブ集中して、夜に少し配信をつける感じです。
でも基本的に毎日配信できるように最近は頑張っています!
ほかは音楽のお仕事に繋がることに挑戦したりオリジナル作成にも励んでいます!
Q8. 所属事務所について教えてください!
スタッフの方々がすごくフレンドリーというか、良い意味でフレンドリーなんです。だから、相談がしやすい環境だと思います。「どうしよう、相談して大丈夫かな?」っていうような壁は感じないです。
他の事務所のことはあまり分からないけど、今回のインタビュー(ライムタイムズ)など、特典がついているイベントがすごく多い事務所だなと感じています。ライバーにしっかり還元してくれる事務所だなって思います。
Q9.ファン、リスナーさんにメッセージをください!
まずは、いつも私のことを応援してくれているファンの方やリスナー様には、本当に感謝しかないです。
私はすごく悩みやすいタイプだったり、落ち込むことも多いんですが、それでも私のことを待ってくれている人たちがいます。
リアルなライブにも足を運んでくれる方や、配信の時間に合わせて顔を出してくれる人たちもいます。その人たちは自分の自由な時間を使って私に応援を注いでくれているので、本当に感謝しかないし、決して当たり前ではないなと思いながら、日々感謝の気持ちでいっぱいです。
私の夢は「歌手になること」で、その夢を絶対に叶えるつもりで活動しています。私のことを応援して後悔はさせませんので、これからもついてきてくれたら嬉しいなと思います。
入賞者紹介
〈ライブタイムズ編集部〉