
今もっとも勢いのあるライブ配信サービス「TikTokLIVE」において、2023年、2024年の年間ギフトランキングで二年連続日本一に輝き、ライブ配信業界を牽引するプリンスこうやさんがライブタイムズのインタビューに応じてくださいました!
ホストクラブとライブ配信、2つの舞台で輝き続ける彼が語る、成功の秘訣や両立をこだわる理由。
さらに、トップであるゆえの悩みや、貫き続ける自身の配信スタイル、そして現在抱える葛藤についても語ってくれました。
ライブ配信に挑戦するすべての人に贈る貴重なヒントが詰まっています!
インタビュー実施:2024年9月中旬
プリンスこうやさんが運営する
「SUNNY.PRINCE(サニプリ)」に興味がある方は公式HPよりお問い合わせください!
インタビュー実施:2024年9月中旬
Q1.ライバーを始めたきっかけは?
初めはコロナで暇だったのと、ホストクラブへの集客目的ですね。
あとは認知度、知名度を上げるためでした。
ー あくまでホストで活躍するための手段として始めたんですね。
そうですね。
ー ライブ配信を始めたのはいつ頃ですか?
2021年です。なので、もう4年近く続けていますね。
ーホストの前は何をされていたんですか?
箱根駅伝を夢見る、ただの大学生でした。
ーライブ配信を始めた感想は?
「楽しい」でしたね。
ー ホストへの集客は最初からうまくいきましたか?
割とそうですね。
月に10人くらいはライブ配信から来てくださっています。
Q2.ライバーの魅力は?
毎日いろんな出会いがあること、そして画面越しだけどお互い熱くなれるところです。
ーライバーの楽しさは?
その日その日で違う展開があったり、予想もしないことが毎日起きるところですね。
特にイベントでは、みんなの気持ちが一つになる瞬間が楽しいです。
ーライバーを始めてよかったことは?
知名度が上がったのはもちろんですが、本当にいろんな人と出会えることです。
そして毎日が刺激的で、生きている実感が得られることですね。
ーやりがいを感じる時は?
病気で入院していて余命が限られた女の子が、「楽しいことが何もなかったけど、配信を見て笑えた」とコメントしてくれたことがありました。
そういったコメントを見ると、自分が誰かの生きがいになれているのかなと感じます。
Q3.ライバーの難しさ、挫折した経験は?
日に日に流れが変わるので、それについていくのが大変ですね。
特に僕はギフトのランキングで勝負しているタイプなので、毎日のランキングや一つ一つのバトルが重要なんです。
ただ、流れが本当に早くて、1週間ごとに流行りや話題、ブームが変わってくるので、それに対応するのがやっぱり難しいです。
ー挫折した経験や、辛い時期はありましたか?
まさに今ですね。
ー乗り越え方はイメージできていますか?
一応、思い描いてはいます。ただ、ここが少し難しいところで……。
今まで自分の美学というか、信念に沿って配信を続けてきて、それに共感してくれる人たちがついてきてくれていました。
でも、今のTikTokはどちらかというとビジネス志向が強くなってきていて、視聴者も投げ銭をする人も「投げたらこういう見返りがある」とか、「付き合いだから」といった感じで、周りの雰囲気が少し変わってきています。
僕としては、画面越しの配信を通じて知り合った人に、自分自身を気に入ってもらい、応援してもらうスタイルでやってきましたが、それだけでは厳しいのかなと感じ始めています。
噛み砕くと、例えば投げ合いなら、他の枠にどれだけ顔を出して投げ銭をするかとか、投げ師に媚びを売るかとかが大事になっている風潮です。
この風潮が好きじゃなくて、やりたくないんです。
でも、今の流れについていくためには、やらざるを得ない部分もあります。
1位になるためには、それを避けて通るのは難しいのかなと感じています。
もちろん、自分のライバーとしてのスタイルや像を崩したくないという思いが一番強いです。
けれど、勝つためにはどうしてもそこを考えなければいけないという葛藤があります。
ー流れに適応する必要もありそうですね。
そうなんです。
でも、それをやってしまうとライバーとしての実力ではないと思うんです。
付き合いだったり、水商売的な要素と同じような方向性になってしまいます。
ライバーとしては、画面を通して魅力を感じてもらい、その画面の中だけで全てを完結させることが本来の価値だと思っています。でも、今の流れではその「ライバーらしさ」が失われつつあるのが現状です。
Q4.飛躍したきっかけやターニングポイントはあった?
イベントに出たことですかね。
ー始めて間もない時のイベントですか?
そうですね、初めて3ヶ月目くらいの時にイベントがあったんです。その頃は正直、イベントのこともよくわかっていなくて、とりあえず出てみたんです。1回目に出て、「ああ、こんな感じなんだ」とわかって、次は「勝ちたい」と思うようになりました。それで2回目、3回目、4回目と挑戦するようになった感じですね。
ー1回目のイベントの結果はどうでしたか?
負けましたね。33位とかだったと思います。
ー何回目から1位を取れるようになったんですか?
半年くらいかかりました。
ープリンスこうやさんでも半年かかったんですね。
そうですね、完全に0からスタートして。
ーファンが増えたのもイベントに出るようになってからですか?
そうなりますね。
Q5.活躍し続けるために大事にしていることや努力していること
継続。
そして日々新しいことを取り入れることも大事です。毎日とはいかないですけど、常に嗅覚を研ぎ澄ましてアンテナを張って、「これじゃダメだな」「こうやった方がいいな」と瞬時に察知して、新しいやり方やモデルを取り入れるようにしています。
ー新しいことを取り入れるタイミングは、ファンが増えない、ギフト数が増えないと思う時に取り入れたり、修正するんですか?
感覚的な部分が大きいですね。ギフトが飛んでいても、投げている人が偏っていたり、視聴者数やサブスク数が減ってきたり、流れが良さそうに見えても他枠の方がもっと盛り上がっているなと感じたりする時がそのタイミングです。
ーモチベーションが下がる時はありますか?
正直ありますね。
ーその時の立て直し方と方はありますか?
もう配信をつけるしかないですね。結局、調子が良ければモチベーションって自然と上がるものなので。つけないことには始まりません。
つけずに他の枠を見て「いいな」と思っても仕方ないので、あまり見過ぎないようにもしています。
配信をつけた時に頑張る。そして視聴者と一緒に盛り上がることで、結果的にモチベーションが上がるんですよね。
Q6.これからライバーを始める人や、もっと活躍したいと思っているライバーにアドバイスするなら?
元々知名度があったり、ライブ配信の経験がある人は、最初から初動が良い場合が多いと思います。
ですが、初心者が今から始めて伸びるケースというのは、正直なところ本当にごく一部だと思います。
そのため、少しやらしい話かもしれませんが、事務所選びや誰とコラボするかが非常に重要です。この選択次第で結果が大きく変わってきます。
正直、TikTokでは「人脈ゲー」みたいな側面があって、誰と仲良くするか、どこと関わるかで大きく影響を受けることがあります。
ただ、そういう部分が嫌ではあるんですけどね。
でも現実としてはそうなんですよ。
ーいま伸び悩んでいる人に向けて何を伝えますか?
ひたすら明るく、メンタルが折れないように、ネガティブにならずに続けることです。
あとは、継続することが一番大切ですね。
Q7.ホストを始めたきっかけ / ホスト×ライブ配信の両立を本気でこだわっている理由は?
ーホストを始めたきっかけは?
ノリですね。これも8年前、21歳の頃なんですけど、歌舞伎町でなんか仕事してみようかなって思って。求人を見ていたらホストの募集を見つけて、ノリで入った感じですね。
ーノリで始めて、やっている内に火がついたんですか?
そうですね。やっぱり始めると負けたくないとか、頑張りたいと思っちゃうタイプなんで。
ーライブ配信とホスト、両方を本気でこだわっている理由は?
僕の考えなんですけど、ライブ配信1本でやるっていうのはあんまりカッコよくないんですよ。ライブ配信だけなら、正直誰でもできると思っていて。
ただ、それ以外のこともやりながらライブ配信をやるっていうのが僕の中で大事なポイントなんです。空いた時間でどれだけ短時間で極められるか。そこにこだわっています。
それに、配信以外での自分をちゃんと確立した上で、配信は配信の自分を作ってやることが大事だと思うんです。特に男性の場合は、いろんなことを極めている方がカッコいいなって思います。女性はまた違うかもしれないですけど、男は特にそうですね。
なので配信だけじゃなくて、配信以外でも何かを極めている自分でいたいですね。
あと、最初に「両方をやる」と決めたからには、それを簡単に曲げたくないんです。
やりたい時にできないっていう葛藤はあるんですけど、それでも「いつでもできる人たち」には負けたくないという気持ちがあります。
Q8.ライブ配信事務所を立ち上げた経緯は?
常夏麻夏と一緒に立ち上げたんですが、なんとなく会話をしていて、「配信者としてプレイヤーとしては、もうある程度極め切ったよね」という話になったんです。もちろん、まだまだ上を目指せる部分はあるんですが。
そこで、自分のブランディングをどうやってもっと高められるかを考えた時に、単に自分が頑張って成績を残すだけじゃなくて、「誰かに数字を残させる」「誰かを教えて伸ばしていく」ということが必要だと思ったんです。しかも、それを何百人という単位で実現することが、さらなる自分のブランド価値向上につながるんじゃないかと考えました。
そう思い、事務所を立ち上げました。お金が目的というわけではなく、プレイヤーとして活動しながら事務所を引っ張っていくことで、自分の価値をさらに高めていきたいと思ったんです。
ー所属ライバーにはどうなってほしいですか?
センスは人それぞれだし、やりがいも違います。配信が楽しいと思うのもいいですし、配信を通じて自分の人生にやりがいや彩りを持てれば、それが一番だと思います。
たとえば、「配信で稼いだお金で、次は自分で事業を立ち上げたい」という人がいれば、それを応援したいですし、それぞれが自分の目標に向かって努力を続けて、その夢や目標を実現していってほしいと思います。
プリンスこうやさんが運営する
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