everyliveを代表する活躍を遂げ、TikTokLIVEでもトップクラスの実績を収める一ノ瀬なつみさんが独占インタビューに応じてくれました!
活動はライバーだけにとどまらず、ライブ配信事務所の運営、アーティスト、モデル、ラジオパーソナリティ、最近ではYouTubeチャンネルを開設した彼女。
挑戦し続ける理由や、リスナーさんと共に見つけたい夢、目指す場所とは。
ファンへの想いやプライベートにも迫りました!
一ノ瀬なつみ
長野県出身。2024年でライブ配信歴5年を迎える。
17LIVEでライブ配信をスタートし、現在はeveryliveを中心にTikTokLIVEでも活躍中。
everyliveでは、2023年に年間ランキング2位を獲得。2024年現在では圧倒的1位をキープしている。TikTokLIVEでは15度の日間ランキング1位を獲得しており、二刀流かつ圧巻の実績を残し続けている。
ライブ配信事務所「bijo/Lier」も運営しており、アーティスト、モデル、ラジオパーソナリティとライバーの垣根を超えた活躍を見せている。
「bijo/Lier」に興味がある方は事務所公式InstagramのDMよりお問合せください!
・前編|〈ライバー必見〉5年間の軌跡。歯科衛生士からライバーへ – 現在のページ
・中編|〈ファン・読者向け〉ライバー「一ノ瀬なつみ」の魅力とファンの存在 – 2ページ目
・後編|ライバーからその先へ。今後の展望に迫る。 – 3ページ目
前編|〈ライバー必見〉5年間の軌跡。歯科衛生士からライバーへ
Q1.ライバーを始めたきっかけは?
ライブ配信を始めたきっかけは、ちょうどコロナ禍だった時期です。
色々な人が外に出られない状況で、普段外で遊んだり、飲みにいっている人たちも利用し始めてライブ配信が盛り上がっているのを感じました。
その時、テレビで「ライバー」が職業になるという特集を見て、友達もたまたまライブ配信をやっていたこともあって、「私にもできるかも」と思ったのがスタートです。
コロナ禍という状況と、友人がやっていたという身近なきっかけが大きかったですね。
ー 始める前に感じたことや不安なことは?
正直、ライバーという職業に馴染みがなくて、「一般の人が誰かと話すことに需要があるのか?」という疑問がありましたし、自分にそれができるのか不安でした。
ー 前職は何をされていたんですか?
以前は歯科助手と受付の仕事を5年以上続けていました。
保育士と幼稚園教諭の資格も持っていて1回経験はしましたが、その道には進まず、歯医者さんで働きながらたまにアルバイトでキャンペーンガールなどもしていて、そしてライブ配信に辿り着きましたね。
Q2.ライバーの魅力や楽しさ、ライバーを始めて良かったこと、やりがい
保育園、幼稚園教諭とか保育士の資格を持っていることもあり、何か作ったりとか、伝えることが結構好きなんですよね。
また、歯科助手として患者さんと話す中で、コミュニケーションが楽しいと感じるようになったんです。
ライブ配信の魅力は、自分らしさを自由に表現できること。
伝えることや、配信枠を作ることに正解がないので、カタチがないというところが私には合っていました。
楽しさをリスナーさんと一緒に見つけていけるところもライブ配信の素晴らしいところだと思います。
Q3.逆にライバーの難しさ、辛い部分、挫折した経験を教えてください
多分ライバーをしている全ての人に当てはまると思うけど、一言でいうと ”不安定”
その時にいるリスナーさんも自分のメンタルも違いますし…
「〇時間配信したらこういう結果が出る」とか、
「〇〇人いてくれたらこうなる」とか、そういうことが決まってないので。
やっぱり人がいなかったりとかすると、「今日はなんでみんな来てくれなかったのかな?」と思ったり、人が少ない時や結果が出ない時は、精神的に不安定になることもありますよ。
挫折もたくさんあって、特に一番心に残っているのは17LIVEである程度名前を知ってもらって結果を出した後に枠が崩れてオフイベに参加しても初戦から勝ち上がれなかった時の気持ちです。
それからそんな時が何回も何回も続きました。
それまで入賞をさせてもらってきた中で自分との葛藤がたくさんあったけど、いつか絶対あの時の自分に追いつきたい。
他の誰かと比べたって私は私にしかなれないんだ…でもライバルは結局自分なんだから、ここからだ!って思えたのもその時でしたね。
ーそういう時の心のモチベーションの保ち方、乗り越え方は?
頑張りすぎて体調を崩してしまったこともありますが、「続けることが大事」と気づきました。
嫌な気持ちじゃ皆んなにも伝わってしまうし企画や工夫してリスナーさんと楽しむことはもちろん大前提にですが『SLAM DUNK』の安西先生が言っていた「あきらめたら、そこで試合終了」じゃないけど、そこで終わっちゃったら、そこまでの私だったけど、続けてきたことで今があるかなって思います。
もう”とにかく続ける。”同じことを繰り返し続けていたら、きっと何かがついてくると信じています。
Q4.以前は17LIVEそして現在ではeveryliveをメインにTikTokでも成績を残し続けています。飛躍したきっかけやターニングポイントはあった?
私の場合は気づいたらここまで来ていたという感覚が大きくて。
17LIVEでは、配信を始めて2ヶ月でレベル100を超えたんですね。
気づいたらそこまで到達させてもらっていて、自分の気持ちが追いついていないみたいな。
ライブ配信を始めてから、「トップライバー」さんっていう存在があることを知って、私もそうなりたいと思った時に、当時17LIVEでは長時間配信をすると注目が上がる仕組みだったんですね。
まずは知ってもらうことから始めようと思ってロング配信を始めました。
「1日8時間以上絶対配信する」ことを決めてずっと続けました。
それに加えて、応援してくれるリスナーさんが「ラッキー袋」を1時間半〜2時間ずっと投げてくれて注目度が上がり、認知してくれる人が増え、応援してくれる人が増えていきました。
はっきりとしたターニングポイントはわからないけど、このようなことを繰り返しているうちに応援してくれる人が徐々に増えていったことが今に繋がっています。
ー 配信時間が重要だったのですね。
当時はコロナ禍でライバーがすごく多かったので、埋もれてしまう自分が嫌だったからとりあえず『注目』タブで上を目指す。「朝までに1番になる」っていうのを目標にやっていました。
きっと今はまた違う形もあると思いますが。
Q5.活躍し続けるために大事にしていることや努力していること
同じことを続けるっていうのはやっぱり1番大事かなと思うんですよね。
頑張りすぎても多分続かないし、毎日毎日のことだから。
でも、決めたことはちゃんとやる。
お礼文を書くことや、 イベントの時はコスプレをする、簡単なことなんですけど、決めたこと、やろうかなと思ったことを続けていくことが大事ですね。
そしてリスナーさんから貰った気持ちを配信で全力で返すこと!!感謝の気持ちって大事ですよね。
ー モチベーション下がる時はありますか?
めちゃめちゃありますね。
ー 一ノ瀬さんなりの立て直し方はありますか?
私は結構すぐ忘れるタイプだから、その時はめちゃめちゃ落ちるんですけど、時間が経つと徐々に忘れていくことが多いですね。
でもリフレッシュはやっぱり大事だと思う。
私は、ワンちゃんを飼っているんですけど、ワンちゃんと遊んだり、好きなものを買ったり。
今年の夏休みには沖縄に行ったんですけど、それもすごいリフレッシュになりました。
Q6.これからライバーを始める人や、もっと活躍したいと思っているライバーにアドバイスするなら?
なんか大体みんな「どうやったらそういう風になれますか。」とか。
「どうしたらリスナーさんたちに応援してもらうことできますか。」ってストレートに聞いてもらうことが多いんですがまずは考えてみたり、 自分なりの何かをしてみて壁にあたった時に
「〇〇をしてみたんですがうまくいかなくてどうしたらいいか?」
を聞いてもらった方がいいとおもいます。
そこにたどり着くというか、努力をしないでまわりに聞く人が多いとおもうんですが、まずは自分でできることやってみる!
まずは身近な人を真似してみる!
0から何かを吸収するよりベースを作ってからアドバイスをもらった方が自分らしさが出ると思います。
経験するってとーっても大切なことだと思います。
そして最も大事なことはライブ配信を楽しむことです!
ここがポイントですよっ笑
Q7.活動されている「everylive」について教えてください。
私が今配信している「everylive」というライブ配信アプリは、ライバーとしてだけでなく、自分のやりたいことや夢をサポートしてくれるようなイベントや制度があるんです。
だから私に合っているなと思っていて気がつけばeveryliveにきて2年半が経ちました。
アットホームなんです。
運営さん達がそれぞれにライブ配信に対する愛があるとこも素敵だなってイベントのたびに思っています。
今は、本当にいろんなプラットフォームがあって正解はないと思う。だからこそ、自分に合ったプラットフォームを選ぶことがすごく大事だと思います。
最近はライブ配信がどんどん身近になって配信をする人も増えてきましたよね。
どこで配信したってたのしく続けられて自分に合っているなら正解だと思う。
自分に合ったプラットフォームを見つけて、そこで自分を磨く、すぐに諦めない、成長する努力。
きっとなんでも納得いくまで続けたら自分の目標が見えてくるんじゃないかなあ。
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