エイベックスグループで所属ライバー数15,000人を超える業界最大級のライバー事務所「LIVESTAR」が12月26日(金)、都内会場にて『LIVESTAR Award 2025』を開催した。2022年の開始以来、年間を通じて最も活躍したライバーを表彰する同イベントで、人気ライバーの一花が4年連続の年間ランキング1位を獲得。前人未到の偉業を達成し、新設された優勝カップが授与された。

一花、4連覇の偉業。「1位で居続ける辛さが、強くなる経験に」
2022年から続くLIVESTAR Awardにおいて、一花は初回から4年連続で年間ランキング1位を獲得。偉業となる4連覇を称え、歴代優勝者の名前が刻まれていく特別な優勝カップが新設された。その初代受賞者として、代表取締役の西村翔太郎氏から直接カップが手渡された。

受賞後のインタビューで一花は、「良い時も悪い時もある中、1位で居続けないといけないという苦しさを初めて味わいました。でも強くなるための経験ができたと思って、支えてくださった方々、運営の方々、事務所の方々、何よりリスナー様に本当に感謝しています。」と4年間を振り返った。
今年はPocochaのマンスリーランキングでも1位を獲得。「3年半追い続けた結果だったので、人生で1番嬉しくて震えました。この配信を続けてて本当に良かったって思える体験をさせていただきました。」と語った。
来年以降の展望について一花は、「来年からはランキングには入らず、マネジメントも始めます。でもアプリ内ではまだまだ追いかける側だと思っているので、アプリの顔になれるような存在になるため、さらに高みを目指して頑張っていきたい」と新たな挑戦への意欲を示した。
ファンへの想いを問われると、「LIVESTARに入ってから西村社長に『私がライブスターのトップになる』と約束した日から、絶対に1位でい続けようと覚悟してやってきた。リスナーさんの存在があったから達成できたこと。リスナーさんが家族だと心から思っています」と感謝を述べた。

第2位・ねいねい、第3位・Barico
2位にはねいねいがランクイン。当日は諸事情により欠席となった。3位を獲得したPococha出身のBaricoは、TikTokでの配信を始めて1年以上が経過。「リスナーさんも増えてきて、リスナーさん同士が仲良くしてくれたり、団結したバトルの雰囲気が作れたのがすごく楽しかった」と1年を振り返り、「本当に応援してくれた皆さんのおかげで、今ここで笑っていられると思います。みんなで獲ったこの3位を大切にして、来年も頑張る活力にしていきたい」とファンへの感謝を伝えた。
4位:東江代表 / 5位:一般人 / 6位:CanCana / 7位:レイ / 8位:うみもぐ / 9位:秋月優奈 / 10位:倫理
ギルドカップ出場者10名も表彰

イベントでは、Pocochaで実施された大型イベント「ギルドカップ2025」にLIVESTARを代表して出場した10名のライバーも表彰された。当日は6名が会場に登場し、それぞれがイベントでの経験を語った。
2026年に向けた新たな展開を発表
イベント終盤では、2026年に向けたアップデート情報が発表された。
来年の「LIVESTAR Award 2026」は2027年1月末頃に開催が決定。さらに「ライブスター新春スペシャルイベント」として、外部企業とのタイアップイベントも予定しており、楽曲制作会社とのコラボ、韓国系商品がもらえるイベント、広告モデルイベントなど、多彩な企画が控えている。
代表・西村翔太郎氏「挑戦が報われる場所を提供し続けたい」

閉会の挨拶で西村氏は、「ライブ配信という世界は華やかに見える一方で、孤独だったり不安だったり、悲しみ、焦りなども抱えている。そういった中でも誰かの背中を押したり、画面の向こうのみんなを励ましたりする行動や姿勢は、結果や数字以上の影響力があると思っています」と語った。
続けて「今回受賞できなかった方も、表彰された方も、今年1年間走り抜いたと思っています。こうした挑戦に伴走し、このような形で報われる場所を提供し続けたい」と、事務所としての理念を述べた。
「Enjoy Liver Life」を掲げるLIVESTARが開催する年間最大のアワード。4連覇という偉業を達成した一花の新たな挑戦、そして来年のランキング争いに、早くも注目が集まる。



〈ライブタイムズ編集部〉