トップライバーとして活躍するプリンスこうやが、9月23日(火・祝)に明治神宮球場で行われた、セ・リーグ公式戦「東京ヤクルトスワローズvs中日ドラゴンズ」(イチナナイターDAY)の始球式に登場。この日、神宮球場には満員に近い29,367人の観客が詰めかけた。
そんな中、プリンスこうやは9月14日の甲子園球場での始球式に続き、わずか10日間で2球団目の大役を務めるという快挙を達成することとなった。
注目の投球は、見事なストレートで球速104km/hを記録。普段の姿とのギャップに、SNSでも話題を集め「LINE NEWS」のランキングに入るほどの大きな反響を呼んだ。
今回の登板は、ライブ配信アプリ「17LIVE」のイベントを勝ち抜いて掴んだ権利。
試合後、囲み取材に応じたプリンスこうやが、大役を終えた心境や、プラットフォームの垣根を越えて挑戦する理由などを語った。

プリンスこうや、始球式登板後インタビュー
ーー緊張しているように見受けられましたが、実際はいかがでしたか?
はい、緊張しました(笑)でも、率直に楽しかったです。
ーー球速は104kmだったようです
悪くないですね(笑)。
――9月14日には甲子園球場で投球されましたが、神宮球場のマウンドはどうでしたか?
緊張で、マウンドがどうこうというのは正直あまり分かりませんでしたが、天候も良く、投げやすかったです。
ーー野球の経歴を教えてください
小学校6年間と中学校3年間の、合わせて9年間です。
ーー野球を離れた理由は?
センスがなかったんで(笑)。
華奢なので、限界のようなものを感じていました。
ーー前回の甲子園での始球式の反響は?
想像していた10倍ぐらいありました。「見たよ」「かっこよかったよ」と、本当に色々な方に声をかけていただいて、改めて始球式の偉大さを感じました。
――今回で、完全に“野球キャラ”が定着したのではないでしょうか?
TikTokで活動するクリエイターたちで開催した野球イベントなどで、「野球もできるよね」という認識はあったかもしれませんが、それはあくまでアプリの中だけでの話でした。今回の始球式で、ある程度は定着したのかな、と思います。
――今後も、野球関連のイベントには参加していきたいですか?
そうですね。機会やチャンスがあれば、積極的にやっていきたいです。
――普段はTikTokで配信されていますが、なぜ今回は17LIVEの始球式イベントに?
そこに始球式イベントがあったからです(笑)。
――プラットフォームに関係なく活動する理由は?
配信業界は、まだまだ世間一般に広く知られていないと感じています。球場にいた方々の中でも、配信アプリを普段利用している人は、おそらく1割もいないのではないでしょうか。 僕は、配信業界全体がもっと盛り上がっていけばいいなと思っているので、色々と渡り歩いています。
ーー17LIVEの特典で、山本昌 元選手、吉田えり選手から投球練習を受けられました。今日の投球に活かされましたか?
はい、活かされました。練習のおかげでしかないです。
夕方にも一緒に練習させていただいたのですが、小学生時代の友人からも「フォームが全然違うね」とコメントをもらうほど、自分でも違いを実感しています。
ーー着用しているグローブが印象的ですがこだわりなどありますか?
たまたまTikTokのリスナーさんにグローブ職人の方がいて、「グローブを作ってもいいですか?」と声をかけてくださったんです。
僕のファンマークと名前、そして17LIVEとTikTokのロゴ、うちのリスナーの通称(ファンネーム)などを入れさせていただきました。宝物ですし、使用させてもらえたことが嬉しいです。
ーー力強い投球に、どよめきがありました。観客の歓声はいかがでしたか?
快感ですね(笑)。ライブ配信はどうしても画面越しなので、視聴者の方の声や表情が直接届きにくいのですが、こうして観客の皆さんから直接歓声をいただけたのは本当に気持ちが良く、貴重な経験になりました。
プリンスこうや
ライバー事務所「SUNNY.PRINCE」やホストクラブ「CLUB Princess」を経営する実業家、現役ホスト、そしてトップライバーという多彩な顔を持つ。抜群のトーク力とカリスマ性、ビジュアルを武器に多くのファンを魅了。TikTok LIVEでは2年連続(2023年・2024年)で年間ギフトランキング日本一に輝き、2024年に受け取った年間ギフティング(投げ銭)総額は約18億円に上る。名実ともに業界屈指のトップライバーとして君臨している。
〈ライブタイムズ編集部〉