ライブ配信アプリ「ミコライブ」が提供するクラウドファンディング機能「おみこしFUNDING(おみこしファンディング)」から、初の目標達成プロジェクトが誕生した。同機能は、従来の「投げ銭」とは異なり、ライバーとファンが共にプロジェクトを立ち上げ、”かたちある成果物”を作り上げる新しい仕組みだ。
記念すべき初達成を果たしたのは、ミコライバー・道加(みちか)が手掛ける「YOMOSUE GIN(ヨモスエジン)」プロジェクト。目標達成率は112%を突破し、ライブ配信を通じた”共創”の可能性を示した。
”食とともにあるお酒”をテーマにしたYOMOSUE GIN
「YOMOSUE GIN」は、”ご飯に合うジン”をコンセプトに開発されたクラフトジン。
ベースとなるボタニカルは日本酒とゆず。
家族の食卓を囲むように“いちばん美味しい瞬間を共有できるお酒”を目指したという。
名前の由来は「世も末」ではなく「夜も末」。”疲れた一日の終わりに寄り添うお酒”という願いが込められている。
その発想はどこかユーモラスで、同時に現代の不安をやさしく包み込むようでもある。
支援の輪が広がり、プロジェクトは112%へ

ミコライバーの道加が開催した配信企画「YOMOSUE GIN試飲会」では、クラフトジンOEM製造を担うSiCX 京都蒸留所の協力の元、リスナーと一緒にライブ配信を通して味の選定を行うなど、まさに“共創”の名にふさわしいライブとなった。
支援者はジンだけでなく、グラスやオリジナルメッセージカードなどの限定リターンを受け取ることができ、クラフトジン文化を身近に感じる機会となった。
配信終了後も支援が増加し、目標達成率は100%を超え112%を突破。
ライブ配信を通して夢や想いの熱量がリスナーに伝わり、支援が目に見える形でプロダクトになる——おみこしファンディングの理念を体現する瞬間だった。


ファンと創り、地域と繋がる新しい挑戦
プロジェクトの成功は、単なる製品開発にとどまらない。
ジン蒸留所(SiCX 京都蒸留所)、箕面のゆず農家、そしてライブ配信の視聴者たちが一つの物語を共有し、それぞれが主役として参加した。
道加も「画面の向こうのファンや、裏で支えてくださった多くの方々の想いが重なり、このプロジェクトは本当の意味で“ひとつ”になったと感じています。だからこそ、このプロダクトには感謝の気持ちを込めて、とことんこだわり抜いて届けたいと思います。」と振り返る。
“おみこしファンディング”が示す未来

今回の成功は、ライブ配信が単なるエンターテインメントではなく、文化やプロダクトを共に生み出す新しい経済圏になりうることを示した。
道加が立ち上げた「YOMOSUE GINプロジェクト」を皮切りに、すでに複数のライバーが次々と挑戦を始めている。
「配信から、かたちあるものを生み出す」という新しい挑戦の輪が、今広がりつつあるのだ。
「支援することが、誰かの夢を担ぐことにつながる」——
おみこしファンディングは、そんな共創の文化を静かに、しかし確実に広げている。
ライブ配信×クラファンの新機能「おみこしFUNDING」とは

ライブ配信アプリ「ミコライブ」が開発した新機能「おみこしFUNDING」は、配信を通じて支援を“想いの共創”へと変える仕組み。
従来の「投げ銭」文化を超え、ライバーとファンが一緒にプロジェクトを立ち上げ、かたちある成果物を生み出すことを目的としている。
支援者は配信内で企画の進行を見守り、ときにはコメントを通じて意思決定に参加する。
その体験は、単なる寄付や購入ではなく、「夢を一緒に担ぐ」体験としてファンに新しい熱量を生み出している。
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SiCX京都蒸留所|クラフトジンの新しい“出会いの場”
YOMOSUE GINの製造を手掛けるSiCX京都蒸留所は、ジン専門店として東京池尻と京都七条に構えるジン専門の飲食店で “健康を考えたお酒づくり”を理念に、ボタニカルの個性を最大限に引き出したオリジナルジンを日々生み出している。
ミコライバーの道加さんがプロジェクトを通して惚れ込んだ“香りと人の温かさが交わる場所”として、ミコライブのファンのみならず、国内外のクラフトジン愛好家からも注目を集めている。
Instagram:@sicx.kyoto.distillery / @sicx.tokyo
