2026年3月1日(日)、ヤマハ銀座スタジオ。POCORECORDS×YAMAHAが贈る音楽ライブ『Music Pococha Live!! 2026 GINZA ~supported by YAMAHA MUSIC JAPAN』が開催された。
このステージに立つ切符を手にしたのは、1月に行われたPococha内での熾烈なイベントを勝ち抜いた精鋭6名。その一人として、圧倒的なキャリアとリスナーとの深い結束力を見せつけ、見事第3位に輝いたのが「鈴木美穂」だ。
大舞台を終えた直後、安堵の表情を浮かべる彼女に、イベントへの想いと「歌の力」について語ってもらった。

鈴木美穂 独占インタビュー
──LIVEを終えた今の率直な感想をお伺いできますか。
とにかく「あっという間に終わったな」という感覚です。私自身、自分でもライブを企画して動くことがあるのですが、今回のステージは応援してくださる皆さんが用意してくださった場所。自分主導の時とはまた全然気持ちが違うんですね。無事に終えた今は、とにかく安堵感でいっぱいです。
──今回のイベントに参加しようと思ったきっかけは?
「Music Pococha Live!!」の初回、福岡の「クリスマスアドベント」に出させていただいた時の経験が大きいです。 私自身は東京なので、福岡にはゆかりがなかったのですが、ちょうど大きな手術を控えていたタイミングで。「手術の前に何かイベントに出よう」とみんなで決めて出たのがそのイベントでした。 そしたら、会場が想像以上の規模で。300人くらいのお客様がいる野外マーケットで、入場規制がかかるほどの大盛況だったんです。「この企画、これからどう広がっていくんだろう」とワクワクしたのを覚えています。それ以来、タイミングが合えばぜひ出たいと思っていましたし、何よりヤマハさんのこの会場にいつか立ちたいという思いがあったので、今回チャレンジしました。
──このイベントに向けて、努力したことや大変だったことはありますか?
実は今、喉を痛めてしまっていて……全然声が出なくなっていたんです。なんとか今日の3月1日に間に合わせるために、お医者様にかかって、吸入器を今もずっと持ち歩いているような状態で。 リハーサルの時も「やっぱり声が出ていないな」と自分では思っていました。だけど、本番でお客様が入ると、出るんですよね。これこそが歌の面白いところというか……。 「歌の力」って、本人だけのものじゃないんです。もちろん体調管理は必要ですが、ライバーって毎日喋って歌って、普通じゃない喉の使い方をしています。そんな中で、みんなからパワーをいただいて今日のステージができた。マインドも含め、そこに自分を持っていけたことが、準備してきて一番良かったなと思う部分です。

──普段の活動や、歌との関わりについて教えてください。
音楽一本で活動できるようになったのは、本当にPocochaを始めてからなんです。 それまでは普通に企業に勤めたりしながら、今でいう「ライフワーク」として音楽を続けてきました。もちろん理想はありましたが、音楽を聴いてくれるのは一般社会の方々ですよね。だから社会のことを知らないと、作詞をする上でも伝わる内容が書けないんじゃないか……という思いが10代の頃からあって。 一般的な社会人の常識も含めて、働きながら音楽をやる。そのスタイルをずっと続けてきたからこそ、今こうして音楽だけで食べていけていることに感謝しています。
──今後の活動に関して、夢や目標をお聞かせください。
私は今52歳で、今年53になります。これをあえて公言するようにしているんです。 Pocochaって「若い人がやるもの」とか「自分にはできない」と思われがちですが、何歳からでも何かが変わる可能性を持っている場所。私自身も本当に変わりました。 「夢を少しでも与えられるような活動」ができたら。あとは今年、活動20周年なんです。9月に地元の千葉県船橋市で周年ライブをやることに決めていて、10年、20年と節目を刻んできた大切な会場で、皆さんに感謝を伝えたいと思っています。
──最後に、読者の方へメッセージをお願いします。
告知としては、9月の周年に向けてオリジナルアルバムを絶対に作りたいと思っています。 SNSでも情報を発信しているので、ぜひ見ていただければ。Pocochaは誰にでもチャンスがある場所です。ぜひ枠にも遊びに来てください!



〈ライブタイムズ編集部〉