
ライブ配信アプリ「Pococha」が、全配信アプリのライバーを対象にした 『Pococha始球式』 の開催を発表した。現在盛り上がりを見せる夏の大型イベント 『Pococha甲子園』 と並行して実施され、1位入賞者は9月14日(日)に阪神甲子園球場で行われる〈阪神タイガース vs 中日ドラゴンズ〉戦の始球式に登板することができる。
他配信アプリ勢の参戦も見込まれるなか、Pocochaのトップライバーたちは、意地とプライドを掲げて挑む。その一人がBABY CROWNに所属するみこ。過去2年連続2位で始球式での投球を逃した彼女はなぜ3度目も、あのマウンドを目指すのか——。イベントへの意気込みから配信に対する想い、ファンへのメッセージまでをたっぷり語ってもらった。
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まずは自己紹介をお願いします!
ライブ配信アプリ「Pococha」で配信をしている、みこです。
所属事務所はBABY CROWNで、配信歴は今月7月で4年になります。
私の配信はメインは雑談枠ですが、アイドルも好きでアイドルソングも歌ったり、お酒も好きで飲み配信など好きなことを活かした配信をしています。
阪神始球式イベントの情報が公開された時の印象は?
阪神始球式イベントの日程は半年以上前から決まっていて、新しいルール・形になるというのは最近になって出た情報ですね。
阪神始球式イベントには最初から出るつもりで、ファミリー(Pocochaアプリ内の機能)やInstagramで「日程が発表されました!出ます!」とすぐに伝えました。
私は2年連続で、阪神始球式イベントに挑戦んしているわけですがこのイベントはPocochaの最長イベント(10日間)なんですね。なのでその分思い入れもあって、正直に言うと今年の阪神甲子園始球式だけ5日間に変更になったのは少しショックな部分もありました。でもそこの気持ちは切り替えました。「甲子園で1位になって始球式を投げたい」という気持ちは変わらないからです。
この新しいルールにも適応して、逆にPocochaのユーザーさんだったり、別のアプリのユーザーさんにアピールできるチャンスだと思っています。1位を目指して私らしく全力で取り組みます。
2年連続S帯2位という素晴らしい結果を残す一方で、悔しさも残っているかと思います。 本イベントに挑戦する理由は何でしょうか?
Pocochaはいろんな球団の始球式を行っているんですけど、私は阪神が純粋に大好きで、阪神の始球式だけ、今までずっと挑戦してきました。そして私の影響で母親も阪神ファンになって家族にマウンドに立つ姿を見せたいというのと、中高でソフトボールをしていたので経験を少し活かせる舞台でもあると思いました。だからルールが変わるとかは関係なく、「もう絶対に出たい」というのが理由です。
これまで2年連続で2位という結果でした。阪神ファンとして、花束贈呈という貴重な経験をさせていただけたのは本当に嬉しかったです。でもやっぱり、1位になってマウンドに立ちたい、リベンジしたいという気持ちは変わらず持っていたので、今回も挑戦しようと決めました。
この「悔しさ」というのは、ただ1位で投げられなかったというだけではなくて、他のライバーさんと比べて、応援してくれる人やコアファンが少なかったり、エールが少なかったり…。自分の実力不足も含めて、いろんな悔しさがありました。
だからこそその悔しさをバネに、また挑戦する日のために、日々の配信に取り組んできました。今回のイベントは、これまでで一番のイベントにしたいです。結果はもちろんですが、過程も含めて全てを大切にして頑張りたいです!
ーー阪神タイガースを好きになった理由は?
阪神を好きになったきっかけは友達の影響で、2019年に初めて阪神側の席で球場に行ったときに、阪神ファンの熱気や応援が本当にすごくて。点が入ると、周りを巻き込んでわあっ!と喜ぶ感じとかに、もう勝手に一目惚れみたいな感覚になってしまって。
その応援の空気に触れて、「応援したいな」「私も阪神ファンとしてみんなと一緒に頑張りたいな」という気持ちが生まれました。
私は関東に住んでいますが、今年北海道の「エスコンフィールド」名古屋の「バンテリンドーム」、本拠地「甲子園」など遠征含め6試合へ応援に行きました。
開催まで残り約1ヶ月です。準備は整っていますか?心境も含めて教えてください。
準備は、日々の配信の中で、このイベントのために「仲間を集める」という意味も込めて、目標を持って取り組んでいます。ただ、正直なところ、まだまだできていない部分もあるなと感じています。
だからこそあと1ヶ月の間に、配信はもちろん、SNSでの発信も強化してPocochaを知らない人たちにもしっかり「私の想い」を届けていけるよう、出来ることをやっていきたいと思っています。
今の心境としては不安や緊張、そしてプレッシャーも正直大きいです。
始球式を投げたいという気持ちは本当に強くて、それだけに、今回のように新しいルールに変わったイベントは初めてのことですし、Pococha自体も他の配信アプリのユーザーさんを巻き込んでの初めての挑戦になるので、「どうなるんだろう……」という、予測できない不安もあります。
でも――勝ちに行きます!
リスナーの皆さんやファミリーの反応・雰囲気はいかがですか?
ファミリーのみなさんにはこの熱量を伝えていて、その想いをしっかり受け取ってくれているなと感じています。
昨日、新ルールについての説明をしていただいたんですけど、約1時間にわたる説明を、リスナーさんが最初から最後まで真剣に聞いてくれていました。
そういった姿勢からも、「一緒に頑張ろう」と思ってくれているのが伝わってきます。
今回は他のライブ配信アプリからの参加も可能ですが、”Pocochaライバー”としての意気込みや目標を教えてください。
Pocochaの良さは、視聴時間が応援総量を上げるための大事な要素の一つになっていて、ひとりひとりのリスナーさんと密に絆を深めやすいところだと思っています。
そういった意味でも、このイベントは“総力戦”。全員で戦うような気持ちで、みんなが同じ意識を持って頑張れたらいいなと思っています。
目標はもちろん1位です。
始球式イベントも含め、Pococha甲子園やPOCO LANDなど今年は大規模なイベントが数多く開催されています。その点についてどう感じていますか?
私的には、すごくいいなって思っています。大きなイベントに出ることで、ライバー自身を知ってもらえる機会にもなりますし、ひとりひとりのライバーさんが大きな目標を持つことで、「頑張ろう」と思える日々のモチベーションアップにも繋がるなと感じています。
自分自身も、今回は始球式イベントに専念したくて参加しているんですが、もし時期が被っていなかったら、Pococha甲子園にも力を入れたかったですね。
他配信アプリからも参加が可能なイベントのため注目が集まっています。ライバルにはなりますが、Pocochaイベントの魅力やPocochaの良さを教えてください。
Pocochaは、ひとりひとりのユーザーさんと仲を深められたり、本当にみんなが仲間みたいな感覚で、日々一緒に頑張れるところが魅力だなと感じています。
今回のイベントに関しては、より一層、ひとりひとりの応援の積み重ねがすごく大事になってくるので、他のアプリでは味わえないくらい濃密な5日間になると思います。
みんなで熱くなれるような、そんなイベントだと感じています。
配信にかける熱い想いや原動力を伺いたいです。
私は、配信を始める前は本当に極度の人見知りで、何事も最初から諦めがちで…仕事も半年も続かないようなタイプだったんです。
でも、配信を始めてから本当に人生が変わって、「何か一つの目標に向かって頑張ろう」と思えるようになりました。
そして、その目標を一緒に応援してくれるリスナーさんに出会えて、自分自身もすごく変われたし、「応援してよかったな」と思ってもらえるような自分でありたい、そう思うようになりました。
だからこそ、私の原動力は、出会ってくれて、応援してくれているリスナーさんの存在なんだと強く感じています。
Pocochaのイベントで「始球式」という目標に出会えたことや、「やりたい」と自分から思えることに出会えたこと。
それがきっかけで変わることができました。
そしてそれを応援してくれるリスナーさんがいて、「何かを頑張ろう」と思えるようになった——その全部のきっかけが、リスナーさんなんだと改めて思います。
最後に、リスナーの皆さんへメッセージをお願いします。
今回のイベントは、本当にひとりひとりのリスナーさんの力がとても大切になります。
今、そばにいてくれているメンバーはもちろん、久しぶりに来てくださる方や、これからこの記事を通して私のことを知って来てくださる方も、みんなで一丸となって、熱い5日間にしていきたいと思っています。
ぜひ、皆さん来ていただけたら嬉しいです。
〈ライブタイムズ編集部〉