国内最大級のライブ配信アプリ「Pococha(ポコチャ)」で活躍する人気ライバー・えぬが11月24日、TOYOTA ARENA TOKYOで開催された『PRIME VIDEO BOXING 14』WBC世界バンタム級王座決定戦にラウンドガールとして出演した。イベントには同アプリでライバーとして活躍するつばさ、あいりのほか、タレントの森脇梨々夏、あらた唯を含む計5名がラウンドガールとして登場し、リングに華を添えた。

那須川天心、ボクシング転向後初の世界戦
この日のメインイベントは、キックボクシングで42戦全勝(28KO)の伝説を残し、2023年4月にプロボクシングに転向した那須川天心(帝拳)と、元WBA世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)によるWBC世界バンタム級王座決定戦。那須川にとってはボクシング転向後8戦目にして初の世界タイトルマッチとなった。

試合は12ラウンドを戦い抜いた末、3-0の判定で井上が勝利。那須川はボクシング転向後初黒星を喫し、世界王座獲得はならなかった。キックボクシング時代から続いていた格闘技での連勝記録は53でストップした。


Pocochaイベントを制し、出演権を獲得
今回のラウンドガール出演権は、10月17日から23日にかけてPocochaで開催されたイベント『那須川天心 世界タイトルマッチ ラウンドガール出演権』で獲得したもの。激戦を勝ち抜き、ランキング上位に入賞したえぬ、つばさ、あいりの3名がそれぞれ出演権を手にした。
人気ライバー・えぬ「人生の宝物になった」


世界戦のリングに立ったえぬは、「ひたすらに楽しかったです。挑戦することって良いですね。配信アプリのような熱量を感じて楽しむこともできましたし、素敵な経験をさせていただいたので、本当に人生の宝物になりました。会場の熱気もすごかったです」と興奮気味に語った。
出演権をかけたイベントに参加したきっかけについては、「実は今回が3回目のエントリーなんです。これまでも天心選手の試合への出演権をかけた同様のイベントに参加してきたので、今回はリベンジ戦でした。今度こそ絶対に勝ちたいという思いでエントリーさせていただきました」と明かした。
えぬは、シングルマザーとして子育てをしながらPocochaでトップライバーとして活躍。トーク配信が人気を集めているほか、ライバーのマネジメントを通じて後進の育成にも力を入れている。
Pocochaライバー つばさ・あいりも【PRIME VIDEO BOXING 14】のリングに登場

つばさ、あいりもラウンドガールとして出演し、注目の一戦を彩った。
つばさは「めちゃくちゃ最高でした。五感が冴え渡ったというか、最終的には訳がわからないけど、泣きそうになって(笑)。改めて、ここに連れてきてくれたリスナーさんたちに感謝だなって本当に思いました。また来年も同じイベントがあれば絶対頑張ります」と感激した様子で語った。

あいりは「ドキドキしたし、迫力もすごくあったし、天心選手かっこよかったです。リングに立った感想は緊張したけど、めちゃくちゃ楽しかったです。良い経験になりました」と笑顔を見せた。

「ライバー」の活躍の場が広がる
今回の世界タイトルマッチへの出演は、ライブ配信の枠を超えてライバーの活躍の場が広がっていることを示す象徴的な出来事となった。Pocochaでは、TGC北九州や阪神タイガース始球式など、様々なリアルイベントへの出演権をかけたイベントが開催されており、ライバーたちの新たな挑戦の舞台が次々と生まれている。








〈ライブタイムズ編集部〉