11月14日(金)、東京都内会場で業界初となるライブ配信プラットフォームの垣根を超えた祭典「JAPAN LIVER FESTIVAL 2025」が開催された。TikTok、Pococha、17LIVE、ミクチャ、SHOWROOM、everyliveなど複数のプラットフォームで活躍する人気ライバーが一堂に会し、「LIVE TIMES AWARD 2025」の授賞式をはじめ、リアルイベントや企業コラボレーション企画など、多彩なコンテンツが展開された歴史的なイベントとなった。

プラットフォームの垣根を超えた、業界初の試み
JAPAN LIVER FESTIVAL 2025は、「AWARD」「REAL EVENT」「MEET UP」「異業種とのコラボ企画」を主なコンテンツとし、これまでプラットフォームの垣根を超えて交わることのなかったライバー同士や、イベントのビジョンに共感した企業が一堂に会することで、業界全体に新たなシナジーを創出し、ライブ配信の持つ可能性を社会へ広く発信することを目指したイベント。
「ライブ配信市場全体の裾野を広げる」「ライバーの社会的ポジションの確立」「ライブ配信の力を社会貢献へ」という3つのコンセプトを掲げ、日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社や大阪ガス株式会社などの異業種企業とのコラボレーション企画も展開。約2週間にわたるオンラインイベントや、当日のリアルイベント、グッズ販売の収益の一部は、ユニセフ、日本赤十字社などに寄付される。
イベントは17LIVE、TikTok、ミクチャ、everyliveで同時にライブ配信され、多くのユーザーが注目する中でスタートした。
【写真特集(全82枚)】JAPAN LIVER FESTIVAL 2025


圧巻のパフォーマンスで幕を開けたオープニングアクト
オープニングアクトは、映像出演となった鈴木りゅうじからスタートし、一気に会場のボルテージが上昇。続いて、サックス演奏者の永井香織が登場。その後、歌唱でAnnnnnaの空、バイオリニストの雪見もか、そして圧ねぇが、ライブ配信とリアルな音楽活動を通して培った圧巻のパフォーマンスで会場を魅了した。




29名の人気ライバーが煌びやかに登場、ランウェイパフォーマンス
続くランウェイパフォーマンスでは、「LIVE TIMES AWARD 2025」を受賞する参加ライバー29名全員が登場。煌びやかな衣装を身に纏った、最前線で活躍する人気ライバーが続々とステージに現れ、レーザーやLEDビジョンを備えた豪華会場に更なる煌めきを放った。






業界の功績を称える「LIVE TIMES AWARD 2025」
LIVE TIMES AWARD 2025では、各配信アプリで特に顕著な功績を残したトップライバー・クリエイターを様々な視点から総合的に選出。業界貢献部門、インフルエンサー部門、エンゲージメント部門、ミュージック部門、総合エンターテイメント部門、インスパイヤ部門の計6部門で受賞者が発表された。
全6部門の中でも、受賞者一人一人に個別の賞が用意され、トロフィー贈呈後には受賞ライバー一人ずつコメントの時間が設けられた。今までの活動を振り返り、感謝を述べ、この業界をさらに盛り上げたいと誓うライバーの姿が印象的だった。









受賞者一覧
【業界貢献部門】 プリンスこうや:レガシー賞 / 圧ねぇ:ソーシャルインパクト賞 / みさking:フロンティア賞 / Annnnnaの空:パイオニア賞 / 岸田直樹:ファウンダー賞
【インフルエンサー部門】 ねこみ。:イルミネート賞 / CHIHA:エンパワーメント賞 / 早瀬あや:カルチャー・エンライトメント賞 / 山本優菜:レディアント賞 / 斉藤優里:ルミナスアイコン賞 / いゔ:オーセンティシティ賞
【エンゲージメント部門】 山本紗彩:アチーブメント賞 / ゆきか:グローススピリット賞 / き-ぽん:エンパワーメント賞 / ひーたん:コントリビューション賞 / にんぴ:ハートリンク賞 / かず:セレニティ賞 / みき:ブリリアント賞 / セナ:ユニティ賞 / わらし。:クラウン賞 / ユウベイビー:リーディング・スター賞 / Sena:エクセレンス賞
【ミュージック部門】 永井香織:サウンド・コネクション賞 / ぶたまん:アーティスト賞 / 雪見もか:クリエイティブ・パフォーマンス賞 / 鈴木りゅうじ:パイオニア賞
【総合エンターテイメント部門】 ATAOKA会長:インパクト・エンターテイナー賞 / 木村 沙由里:カルチャー・ルミナリー賞 / クロヤナギコウジ:ブレイクスルー賞 / りり姫:クロスフィールド賞 / CUTMAN:エクセレンス賞 / しの丸:スピリット賞 / まゆりん(双子):デュアルスター賞 / ななりん(双子):デュアルスター賞 / ぜろわん:ビジョナリー賞 / 一ノ瀬なつみ:マルチアクト賞
【インスパイヤ部門】 明日花キララ:革新栄誉賞
チャリティを目的とした「REAL EVENT」
会場当日には、チャリティを目的とするREAL EVENT「エキシビジョンマッチ」を17LIVEを使用して開催。事前に行われたアプリ内イベントや企業とのコラボイベントで入賞したライバーに加え、アワードを受賞した一部のライバーも参加し、前例のない特別なライブ配信イベントが繰り広げられた。



異業種コラボで市場の裾野を拡大
JAPAN LIVER FESTIVAL 2025は、14日当日だけでなく、協賛企業との企画やオンラインイベントを11月1日〜11月13日に開催。「ライブ配信業界×飲食業界」としてKFCとの企画、「ライブ配信業界×地方創生」として大阪ガスの関西おでかけ納税とのコラボレーションなど、異なる業界との新しい形を作り上げた。
これらの取り組みにより、ライブ配信に触れたことのない新たな層へライバーの魅力を届けるきっかけを創出。REAL EVENT、オンラインイベント、グッズ販売を通じた売上の一部は、ユニセフ、日本赤十字社、動物愛護団体などに寄付され、ライブ配信の持つ力を社会貢献へ繋ぐイベントとなった。
【写真特集(全82枚)】JAPAN LIVER FESTIVAL 2025


主催LIVE TIMES 代表コメント〈上田人志〉
このイベントに関わって下さったライバーの皆さま、そしてイベントの開催にご支援・ご協力をくださったスポンサー企業の皆さま、各配信プラットフォームの皆さま、ライバー事務所の皆さまに、心より感謝申し上げます。
LIVE TIMESは、昨年4月にライブ配信業界やライバーに特化したニュースサイトとしてサービスを立ち上げました。私自身、それまでライブ配信プラットフォームの運営スタッフとして3年半働く中で、ずっと抱いていた想いがあります。それは、「なぜ、ライブ配信業界の文化や魅力、ライバーの活躍が、世間にもっと伝わらないのか」という、もどかしさでした。
ライバーの皆様は配信を通して、画面の向こう側にいる何十人、何百人、時には何万人という方々に、楽しみや笑顔、感動、明日への活力、そして様々な情報を届けています。新しいコミュニケーションの場を創り、人と人をつなぎ、誰かの日常に彩りを与える。そんな素晴らしい職業・役割を担っているのに、一部のネガティブな報道だけが目立ってしまう。
今までになかった、”メディア”という形があれば、この現状を変えられるのではないか。その想いで、ライブタイムズを立ち上げました。最初は厳しい運営でしたが、多くの方々に支えていただき、現在では、他のメディアとの提携も実現し、ライブ配信業界のニュースを広く発信できる体制が整いつつあります。
この業界の文化や魅力、ライバーの活躍を世間に普及させるには、どうすればいいのか。1つの答えは、「外の世界に届けること、関わること」だと思います。LIVE TIMESはメディアとしてその役割を今後も担っていきたい。そしてその想いの延長線上に、今回の「JAPAN LIVER FESTIVAL」があります。
LIVE TIMESだけのアワードを開くことは、正直いつでもできます。でも、それだけではどうしても “業界の中だけで完結してしまう” そう思いました。だからこそ今回は、アワードに加えて、約2週間におよぶ企業様とのコラボ企画やリアルイベント、交流会、さまざまなコンテンツを組み合わせ、多くの方々やスポンサー様の協力を得て”JAPAN LIVER FESTIVAL” という形で開催することにしました。
本イベントは、3つのコンセプトを掲げてまいりました。
1つ目は、「ライブ配信市場全体の裾野を広げる第一歩に」
今回のイベントで、私たちは2つの大きな垣根を超えたと思います。一つは、配信プラットフォームの垣根です。そしてもう一つは、ライブ配信業界そのものの垣根です。この2週間、スポンサー様との企画、そしてその特典を通して社会に広く発信できる機会を作れました。こうした一つひとつの取り組みが、ライブ配信に触れたことのない新たな層へ、ライバーの魅力を届けるきっかけになると考えています。
2つ目のコンセプトは、「ライバーの社会的ポジションの確立」
スポンサー様のご協力のもと、異なる業界のコンテンツに出演する機会や、「ライブ配信×〇〇」という新しい形を作ってきました。例えば、KFC様との「ライブ配信×飲食業界」、大阪ガス様の関西おでかけ納税との「ライブ配信×地方創生」。こうした新しいフィールドでの活躍、そしてさらに必要とされることが、ライバーという職業の社会的価値を高めていくと考えています。
3つ目は、「ライブ配信の”力”を、社会貢献へ」当日のリアルイベントや2週間に及ぶオンラインイベント、企業様との企画、グッズ販売。その収益の一部は、ユニセフ、日本赤十字社、動物愛護団体、地方自治体などに寄付されます。ライブ配信の持つ可能性を、社会に還元したいと思い取り組んできました。
JAPAN LIVER FESTIVALは、第一回目の開催です。至らぬ点もあったと思いますが、まずは第一歩を踏み出すことが大切だと信じて貫いてきました。私はメディアの代表ではありますが、それ以前に、この配信業界を盛り上げたいと願う一人の人間です。この想いを、これからも行動で示し続けてまいります。
当日は、普段は異なるプラットフォームで活躍されているライバーの皆様が、一堂に会する特別な日となりました。プラットフォームの垣根を超えた新たな瞬間の当事者として、ぜひ、これからもライブ配信業界を一緒に盛り上げていきましょう。お互い成長した姿で、来年またお会いできれば嬉しいです。
このイベントをきっかけに、業界の共通課題の解決や、ライブ配信の新たな可能性への挑戦に繋がれば幸いです。

JAPAN LIVER FESTIVAL 制作委員会コメント〈浅見周平〉
JAPAN LIVER FESTIVAL制作委員会の浅見と申します。まずは長丁場のイベント、本当にお疲れ様でした。
僭越ながら簡単にご挨拶させて頂きますと、今回、当イベントのオペレーションパートナー、スポンサーとして、参加をさせていただきました。
上田さんのコメントにもありました通り、私自身もライブ配信に携わる1人の人間として、この業界はコロナ期を経て、まさにプラットフォーム間での競争によって大きな成長を遂げ、今後は他の業界との協業によって業界全体の裾野を広げるフェーズに入っていると強く感じております。
このJAPAN LIVER FESTIVALが、1人でも多くライブ配信の魅力を伝えていくための第一歩になってくれることを心より願っております。
最後になりますが、今回ご参加いただいたライバー、リスナーの皆様、そして我々の業界に目を向けて、協賛をしてくださったスポンサー企業の皆様、改めまして、心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!

「JAPAN LIVER FESTIVAL 2025」開催概要
開催日程:2025年11月14日(金)
主催:LIVE TIMES / JAPAN LIVER FESTIVAL制作委員会
PARTNER:17LIVE
SPONSOR:日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社、大阪ガス株式会社、Pococha、ジット株式会社、everylive、株式会社ロイヤリティ マーケティング、株式会社クレディセゾン
協力パートナー:ミクチャ、ミコライブ
公式サイト: https://japanliverfes.livetimes.jp/

〈ライブタイムズ編集部〉