国内最大級のライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」のリアルイベント『夏祭り2026 〜冷えたビールと熱いエール〜』が8月21日(金)、都内で開催された。7月18日から約1ヶ月にわたって実施されたオンラインイベントを勝ち抜いたイチナナライバー約50名が来場。射的や輪投げ、ヨーヨー釣りといった夜店が並ぶ会場で、ライバーたちは浴衣姿で配信をしながら一夜を過ごした。ランキングで頂点に立ったのは、3,027万ポイント超を積み上げたプロライバーの「くつこ Marimba」、2位には配信歴8年を迎えた飴まゆ、3位にはリアルイベント初の表彰台となったあやねっぴが続いた。

「ヒノマル一番 博多やきそば」と「スーパードライ」。渋谷の街頭から続いた「最高のペアリング」
サブタイトルに掲げられたのは「冷えたビールと熱いエール」。今年の夏祭りが企画の軸に据えたのは、「ヒノマル一番 博多やきそば」と「スーパードライ」という、夏祭りの定番の組み合わせだった。
オンラインイベントが始まると、渋谷のスクランブル交差点に面したビルには「夏だ!やきそばだ!キンキンに冷えたビールだ!」「最高のペアリングがここに!」という看板が登場。同じビジュアルは当日の会場にも掲げられ、本番を迎える前から盛り上がりを見せていた。

会場に足を踏み入れると、赤い鳥居をくぐった先に提灯が連なり、紅白幕の屋台が並ぶ縁日の風景が広がる。そこに集まったライバーも、浴衣に身を包み、夏祭りの一日を楽しんでいた。
MCを務めたのは、吉﨑智宏と柿原美佑の2名。イベントの模様は17LIVE公式配信を通じて届けられた。乾杯の音頭を取ったのは、「ヒノマル一番 博多やきそば」を手がけた株式会社和僑ホールディングスの髙取宗茂会長だった。


50名から10名へ。勝ち上がり方式のランキング戦
イベントは、ギフトのポイント数で順位を競うランキング戦。「Festival Ⅰ」に約50名が参加し、上位45名が「Festival Ⅱ」へ、上位30名が「Festival Ⅲ」へ、そして上位10名が最終決戦「Final Festival」へと勝ち上がる方式で進行した。
Festival Ⅰを制したのはくつこ Marimba、Festival Ⅱは飴まゆと、ラウンドごとに首位が入れ替わる展開に。最終決戦への切符がかかった「Festival Ⅲ」は、1位のくつこ Marimbaと2位のあやねっぴの差がわずか5,371ポイントだった。

空気が一変したFinal Festival
屋台の賑わいが続いていた会場の空気が変わったのは、上位10名による「Final Festival」だった。
夜店を楽しんでいたライバーたちも自分の席に戻り、スマートフォンに向かう。残り時間の表示とともに順位が目まぐるしく入れ替わる。祭りの賑やかさと、順位を争う緊張感が同居する時間となった。

オンラインイベント期間中に集めたギフトポイントも合算した最終結果で頂点に立ったのは、くつこ Marimba。3,027万ポイントを積み上げ、2位の飴まゆ、3位のあやねっぴを大きく上回った。
【Final Festival 最終結果】 1位:くつこ Marimba(30,277,510ポイント) / 2位:飴まゆ(23,546,518ポイント) / 3位:あやねっぴ(16,398,964ポイント)
以下、4位に神ちゃん kanchan(15,497,280ポイント)、5位にほっか hokkai(10,509,674ポイント)、6位にゆうのすけ(10,160,518ポイント)、7位にあかり akari(9,370,851ポイント)が続いた。
表彰式|1位はくつこ Marimba、2位に飴まゆ、3位にあやねっぴ
すべてのラウンドを終え、上位3名による表彰式が行われた。盾が授与され、それぞれが受賞コメントを述べた。
第1位/くつこ Marimba

頂点に立ったのは、プロのマリンバ奏者としても活動し、2026年3月に17LIVEとプロライバー契約を結んだくつこ Marimba。昨年の夏祭りでは3位に入っており、2年目での優勝となった。
「夏祭り、本当に楽しいですね。去年初めて参加させていただいて、その時は3位だったんですけど、夜店も食べ物も飲み物も全部豪華で、17LIVEでおそらく一番楽しいイベントじゃないかなと思って、絶対今年も参戦したいと思っていました。まさかこんな大好きなイベントで1位をいただけるなんて、本当に光栄です」
そして、自身の配信を支えたリスナーやライバーへ感謝を述べた。
「率先してくつこ枠を引っ張っていってくれたリスナーさん、今日も会場に来てくれていますが、いつもありがとうございます。そして、一緒に戦ってくれた枠のみんな、ライバルとしても仲間としても戦ってくれたライバーさんたち、本当にありがとうございます」
さらにステージ上では、12月23日(水)に大阪・ザ・シンフォニーホールで、自身が所属するOsaka Shion Wind Orchestraと17LIVEのコラボコンサートが開催されることを発表。チケットは現在発売中だ。
最後は、運営スタッフへの言葉で締めくくった。
「スタッフさんも、これだけのものを作ってくださるのは大変だったと思います。本当にありがとうございます。来年も期待しております」
第2位/飴まゆ

2位の飴まゆは、ライブ配信歴8年目。長期イベントへの参戦は久しぶりだったと明かした。
「まず、たくさん応援してくれたリスナーさん、ありがとうございました。1ヶ月のイベントは久しぶりで、ライブ配信自体はもう8年目になります。でも、こうやって表彰台に登れたのは数えるくらいしかなくて。盾も初めて取りました」
続けて、自身のスタンスと今回の挑戦について語った。
「ライブ配信にはいろんなことがあると思うんですけど、やっぱり長くリスナーさんに応援していただきたいので、私は基本的に、イベントに本格的に参加することはあまりないんです。普段は枠のペースで配信をしています。でも今回は、どうしても狙いたいということで、リスナーさんにお願いして、ここまで連れてきてもらいました。この夏祭りの会場も、3年前に来た時よりすごくグレードアップしていて、楽しかったです。運営さんたちも、一緒に戦ってくれたライバーさんも、ありがとうございました」
第3位/あやねっぴ

3位に入賞したあやねっぴにとって、リアルイベントでの表彰台は初めてだったという。入賞が決まった瞬間には、涙を流す姿もあった。
「配信を始めて2年と4ヶ月になるんですが、リアルイベントで表彰台に立たせていただいたのは初めてで、本当に嬉しいです。この嬉しい瞬間を作ってくれたリスナーさんに、お礼を言いたいです。そして、最後の瞬間にたくさんのライバーさんが駆けつけてくださったことも嬉しかったです」
そして、今後への言葉で締めくくった。
「応援してくれたみんなに『あやねっぴを応援してよかった』と思ってもらえるようなライバーになりたいと思っているので、これからも頑張ります。本当にありがとうございました」
浴衣コンテストはちーもん nurseが1位。上位3名が公式配信でお披露目

「FestivalⅡ」と並行して実施されたのが、無料ギフトの票数で順位を決める浴衣コンテスト。5分間の投票で1位に立ったのは「ちーもん nurse」で、711票を集めた。2位のしゃもちは444票、3位のnico蝋燭屋は314票だった。
【浴衣コンテスト 結果】 1位:ちーもん nurse(711票) / 2位:しゃもち(444票) / 3位:nico蝋燭屋(314票)
上位3名にはインターバルの「浴衣お披露目タイム」への登壇権が贈られ、ステージ上で公式配信のカメラの前に立ち、この日の装いを披露した。
夏祭りでの1位は3度目となったちーもん nurse。5月のイベントは出場を断念し、無料投票での連覇は7でいったん止まっていた。
「投票を届け続けてくださることに感謝しています。このステージに来させてもらうことも簡単なことではないので、無料投票に挑戦し続けられるうちは続けていきたいと思っています。継続は力なりだと、ライブ配信をやっていて本当に思います」
他のイベントでも無料投票を集めるライバーが増えていることにも触れ、「(ギフトランキングで)最後まで残るというところは本当に一握りで、なかなか簡単に目指せるものではありません。ただ、この無料投票は目指せるところなので、みんながここを目指してもらえたらなと思います」とコメントした。
水占い、千本引き、缶タワー倒し。ラウンドの合間に並んだステージ企画
各ラウンドの合間には、会場ならではのステージ企画が差し込まれた。
「水占い」は、上位20名が桶に張った水にくじを浸し、浮かび上がった1〜20等の当選番号に応じて景品を獲得する企画。景品は全20種が用意された。
「千本引き」は、10本の紐から1本を選んで引き当てる縁日の定番。こちらは全10種の景品が並んだ。
FestivalⅢの後に実施された「スペシャル夜店」は、缶タワー倒し。机の上に20缶ずつ積み上げられた2つのタワーに向かって、1人5球のボールを投げ込み、倒した缶の数で順位を決める。上位5名が挑戦し、投げるたびに会場から歓声が上がった。



射的に輪投げ、スーパーボールすくい。「イチナナ夜店」の景品は400点以上

会場に並んだのは、射的、缶釣り、スマートボール、輪投げ、ヨーヨー、スーパーボールすくい、くじの7つの夜店。ラウンドの成績などに応じて配られたチケットを使って遊べる仕組みだ。
いずれも結果に応じて景品が用意され、その数は400点以上。ゲーム機や美容家電、旅行ギフトチケットのほか、蟹や和牛、いくらといった高級食材まで並んだ。
浴衣姿のライバーがスーパーボールをすくい、射的の的を狙い、輪投げに挑む。その様子をスマートフォンで配信しながら、リスナーと一緒に結果に一喜一憂する光景が、会場のあちこちで見られた。



「人が人を想う気持ちを」乾杯の音頭に髙取宗茂会長が登場


イベントのタイトルコールと乾杯の発声を担った髙取会長は、福岡・天神の屋台から創業し、国内外で100店舗以上の飲食店を手がけるなど、日本の外食産業を築いてきた一人だ。この日会場で振る舞われた「ヒノマル一番 博多やきそば」も、髙取会長が有楽町の高架下で営む店で作られたものだ。
提灯と屋台が並ぶ会場を前に、髙取会長は東京に出てきた当時に目指していたのがまさにこういう雰囲気の店だったと振り返る。祭りは人が一番優しくなれる時だとしたうえで、祭りと切っても切れない焼きそばを通して、その優しかった時代を味わってほしいと語った。
そして「今、生きづらいですよね」と現代に触れ、「できることなら、人が人を想うっていう気持ちを伝え続けていっていただきたい」と話し、グラスを掲げた。ここから夏祭り2026が幕を開けた。
キッチンカーと自動調理ロボット「I-Robo 2」。ライバーが調理を実演
焼きそばは、会場に乗り入れた「ヒノマル一番 博多やきそば」のキッチンカーで提供された。あわせて設置されたのが、TechMagicの炒め調理ロボット「I-Robo 2」2台。炒め調理から洗浄までを自動化するロボットで、2台稼働時で1時間あたり約60食の提供を想定しているという。
人気ライバーの圧ねぇが前に立ち、鍋が回転しながら麺と具材を炒めていく工程を配信で実況。完成した一皿を手にカメラへ向け、調理の裏側をそのままリスナーに届けた。



焼きそばとビールという分かりやすいモチーフを軸に、キッチンカーや縁日の夜店を揃えた今回の夏祭り。順位を争うランキング戦と、屋台で遊ぶ時間が交互に訪れる構成は、ライバーにとっても、画面の向こうのリスナーにとっても、夏の終わりを一緒に過ごす場となった。


〈ライブタイムズ編集部〉