毎日数万人がLIVE配信を行うTikTok LIVEの中でも、圧倒的な企画力と“ファン愛”で注目を集める「国民的せんべい」さん。
前編ではアナウンサーの夢から一転、ライバーとして“国民的な存在”を目指すまでの道のりを語っていただきましたが、後編では“ファンとの関係”にも迫ります!
ファンへの想いがあふれすぎて「恋愛感情は一切ありません」とユニークに伝える理由や、彼女からの“お願い”とは――?
さらに、“配信=人生”と語るせんべいさんを支える原動力にも迫ります!
ここでしか読めないファン必見の内容となっているのでぜひ最後までお楽しみください♡
Q1. 普段はどんな配信をしている? どんな人が楽しめる?
騙されたと思って、私の配信を一度見に来てください!絶対楽しめるはずです! 気がついたら「サブスク登録してた…」となると思いますよ(笑)。
Q2. 配信を続けている理由や想い、原動力
どの配信アプリのトップライバーさんもみんな同じことを考えていると思いますが、
ライブ配信って本当にもっと一般的なエンタメになっていいはずだ、と考えています。なのでこれを見たリスナーさんの中でもし今見ている配信がイマイチ楽しくない…ネガティブな感情になってるぐらいならぜひ私のような「毎日楽しく配信しているライバー」に出会ってほしいし、私自身もそういう“楽しさ”を追求してがんばり続けたいと思ってます。
Q3. 普段応援してくれるファンはどんな存在で、どこが好き?
この質問だけで3本の記事が書けるぐらい話せますがなるべく短くまとめてみますね(笑)。私は、リスナーさん一人ひとりが“その人なりの応援の仕方”で力をくれていると感じていて、毎日とても励まされ、勇気づけられているんです。おかげで楽しく配信できる状態を保てているので、本当に感謝しかありません。
ライブ配信といえばギフトでの応援がとても大きいのは確かなんですけど、それだけじゃないんですよね。ずっとコメントで盛り上げてくれる人、配信は長く見られなくても合間合間に「見てるよ」「がんばってるね」って声をかけてくれる人、配信が終わった後にDMで「ここがすごく楽しかった」「今日もおつかれさま」と具体的に褒めてくれる人…。あるいは、私の面白かった場面を切り抜き動画にしてくれたり、オフラインイベントで最前列から大きな声援を送って会場を盛り上げてくれたり。
そうやって応援してくれる形って本当にいろいろあって、それぞれのやり方で「私を応援したい」と思ってくれている人がたくさんいるんだなと思うと、いつも心から励まされます。そんなリスナーさんたちの支えがあるからこそ、私は毎日配信ボタンを押せているんだなって感じますね。
Q4. 1日のスケジュールは?
イベントがあるかないかで大きく違いますが、イベントがない日はだいたい朝7時半~9時半に配信して、そのあと家の片付けや散歩、昼配信がある時は昼配信。
昼配信がなければプライズを作ったり、企画の準備、ギフリア(ギフトリアクション)を考えたり、日によってはジムや美容院などへ行きます。
夜は8時半~9時くらいに再び配信をスタートして、深夜1時頃まで配信していることが多いですね。大体楽しすぎて1時や2時までなっちゃってますね(笑)。
Q5. 完全オフの日は何をしてる? ハマっていることは?
無いですね(笑)。プライベートは何しているんですか?とよく聞かれるんですが私にとって配信がプライベート。
もし体力や時間が無限にあるなら、ずっと配信していたいぐらい(笑)。それくらい配信が大好きで、毎日みんなに会いたい!って毎日、毎時間、今この瞬間も思っています。
趣味ではないんですが、一緒に住んでるペットの「みるくちゃん」がもうとってもとってもとっても大好きで、可愛くて。
私の配信にもずっと出ているんですけど、彼女といる時間がリスナーさんといる時間と同じぐらい幸せです。
Q6. 美の秘訣や美容法は?
……何もないんですよね(笑)
強いて言えば4年ほどジムに通ってますが、1ミリも変化がないです(笑)。
トレーナーさんが悪いんじゃなくて、それ以上に食べてる。それと「今日は疲れてるんで緩めに…」と甘えちゃったりするのが原因ですね。
ジムに行く前にLINEで「今日は疲れてます」って連絡して、最初からセーブしてもらってます(笑)。
Q7.普段公開していない秘密は?
「リスナーさんのことが大好きすぎる」っていう気持ちを隠してることくらいかな。
私はリスナーさんのことが好きすぎて、あまり出しすぎると”ガチ恋”だと思われるからやめろって言われています(笑)。
例えば配信中にもっと「名前を呼びたい」「大好き!」って直接言いたい。DMでも好き好きって言いたいけど、最後には必ず『恋愛感情は一切ありません』を付け加えるようにしています。
私の周りでは『恋愛感情は一切ありません』と付けるのが定番化しているのですが、使うようになったきっかけは、私が惚れやすすぎるのを理解してマネージャーがメッセージの文末に使って送ってきたのがきっかけです。
それをリスナーさんに「マネージャーから距離取られてるんだけど(笑)」と伝えると、「俺らもせんべいに勘違いされたく無いんだけど。」って言われました(笑)。
そこからみんなが使うようになりましたね。スタンプにもなっていますし。
最近出会ってまだ1週間の初見さんからもDMで、「せんべいさんの夢を応援したいと思いました。(恋愛感情は一切ありません)」とメッセージが届きました。
特に毎日来てくれるトップリスナーさんたちが、あまりにもせんべいが好きを出しすぎて初見さんが入りづらかったり、俺らがせんべいにガチ恋されてるって勘違いされたらマジで気まずいから、俺らへの”好き”を配信で出すなってガチめに言われました(笑)
気をつけないといけないところですね。
Q8. ファンへのメッセージ
「ありがとう」と「お願い」という2つに分けて伝えたいのですが、
まずは「ありがとう」の気持ちです。私がもともと「みんなを楽しませたい」と思って配信しているはずが、気づけばリスナーさんに元気をもらうことの方が多くなりました。理不尽なこともたくさんある中で、我慢しながらも「私の夢を叶えたい」「私が楽しんでほしい」という気持ちを最優先に考えて、毎日応援してくれることが本当にありがたいし、感謝しきれません。
それから「お願い」もあります。
私は死ぬまでずっと配信を続けたいと思っているし、みんなにもできるだけ長い時間「配信って楽しい!」と思いながら観続けてほしいということなんです。だからこそ、私の夢のために無理をして応援してくれる方もいらっしゃるんですが、その結果「もうギフトを投げられなくなっちゃった…」となったとしても、そこまで応援しきってくれたことに自信を持って、これからも配信に来続けてほしいんです。
「ギフトを投げられないから申し訳なくて行きづらい」という考えは、ぜひやめてほしくて。「応援しきってくれた」「応援してくれている」という事実に誇りを持ってもらいたいんです。もちろんギフトは本当に大切な応援で、ギフトがあるからこそ配信を続けられたり、いろんな企画やコンサートができたりしています。でも「ギフトを投げてくれたこと」と同じくらい「言葉をかけてくれたこと」「配信を盛り上げてくれたコメント」「来てくれた存在」も、ちゃんと覚えています。
要は、応援ってギフトだけがすべてではないんです。ギフトも大切だけれど、それ以外にもみんなそれぞれのやり方で一生懸命サポートしてくれている。そのことをどうか誇りに思ってほしい。これが私からのお願いです。
Q9. 人生において大事にしていること・考え方は?
私は、どんなに無謀なことでも、どんな夢や目標でも、「やってみなきゃわからない」という考えを、子どもの頃からずっと持っています。これは父から「自分の可能性を狭めるのはいつも自分。やる前から無理だと思って挑戦を諦めるな」と言われて育ったからなんです。
でも、そんなふうにずっと思っていた私でも、最初から「国民的な存在を目指そう!」なんて考えていたわけじゃありません。実際には、いろんな人の応援があってこそここまで来られたし、私以上に私の可能性や才能を信じきってくれているマネージャーの存在もあって一歩ずつ夢に向かって進んでいる最中です。
今でもこの考え方は大切にしていますし、リスナーさんの中にも、私が「これはさすがに無謀かな…」と思うようなチャレンジに挑もうとすると、「可能性は0じゃないよね?」と後押ししてくれる方がいます。だからこそ、何をするにも「可能性は0じゃない」と思いながら挑戦し続けられるんです。
Q10. 今後の展望や最終的な夢・目標は?
大きな夢は2つあって、「国民的ライバー」と呼ばれるほど有名になること、そして「中国版TikTok(抖音)」で日本人として初めて本格的に配信し、おばあちゃんの化粧品を中国に広めることです。
そのためにも、まずはTikTokで誰もが知るライバーになりたい。年末の最大のイベント「TikTok LIVE All Stars」でギフト部門とエンタメ部門の両方に出場して結果を出す、という目標を掲げています。
Q11.憧れ・目標のライバーはいる?
1年前にも同じ質問を受けたときに答えたのですが、私の憧れや目標にしているライバーは「将来の自分」です。もちろん、「ここがすごい!」と思うライバーさんはたくさんいて、リスペクトもしています。そういった方々とコラボして刺激を受けたり、「負けたら悔しいけど私ももっと頑張ろう!」と思えたりするのは、本当にありがたいことだなと感じています。
ただ、「この人が私の憧れの存在」というより、最終的には「自分が思い描く未来の自分」こそ目標にしているんです。他のライバーさんへのリスペクトの気持ちは常に持っていますが、純粋に「憧れるライバー」を挙げるなら、やはり将来の自分ですね。
Q12. ライブ配信とはあなたにとって何ですか?
いつも言っているんですけど、「ライブ配信 = 私の人生」ですね。365日のうち1日しか休まないくらい配信しているので、休んでいる日ですら配信のことを考えてしまうんです。結局、常に頭の中には配信のことがあって、私にとってはそれがもう生活そのものであり、人生そのものなんですよね。
やっぱり私はライブ配信が大好きです。
〈ライブタイムズ編集部〉