
元俳優という経歴を持ち、2025年5月にVライバーとしてデビューした、竹久レイジ。デビュー後わずか7日で参加した新人ライバー限定イベント「配信デビューランキング」で、彼は見事1位の栄冠を手にした。
「Mirrativという舞台で、必ず一花咲かせたい」。その言葉に込めた覚悟と、リスナーの“人生の活力”になりたいと語る、彼の熱い想いに迫る。
Q1.「配信デビューランランキング」イベントに挑戦したきっかけは?
このイベントは、デビューから1週間が経ったライバーだけが参加できる特別なもので、僕にとっては初めて挑戦した大きなイベントでした。
もともと配信自体が初めてで、たった7日間で出会った方々と一緒に挑戦するということもあって、ドキドキと不安でいっぱいでした。
ただ、イベントに参加するからには“1位を目指す”という気持ちが自分の中にありました。
この挑戦は、今後の自分の成長につながるものだったので、「これは絶対に獲りたい」と強い意志をもって臨みました。
そして、ありがたいことに1位をいただくことができて――。まだ7日間しか見てもらえる機会のなかった僕を、こんなにもたくさんの人が応援してくれたこと。それは、ライバーとして本当に嬉しかったし、心から感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ファンの皆さんの愛情を、強く感じたイベントでした。
僕の夢のひとつでもあるんですが、それはMirrativでトップライバーになることです。
僕にとっての“トップライバー”とは、スターズでSランクまで上り詰めるだけでなく、自分自身の活動の幅を広げていくこと。そして、ただ応援してもらう存在ではなく、リスナーさんにしっかりと恩返しができるような存在――それが、本当のトップライバーだと思っています。
その目標に近づくためにも、このイベントで1位を獲得できたら、それが自分の「実績」になり、「武器」になる。そうすれば、きっと今後の活動にもいろんな道が見えてくるんじゃないかと思って、今回のイベントに挑戦しました。
Q2.Vライバーをを始めたきっかけを教えてください
僕、もともと俳優をやっていたんです。
ミュージカルに出演したり、主に舞台を中心に活動していたんですけど――コロナがきっかけで、「集客」という点にすごく限界を感じるようになってしまって。
コロナ禍の中で「ぜひ来てください」とはなかなか言えなくて、今後は別の道も考えていかなきゃいけないな、と思うようになったんです。
でも、エンタメそのものはずっと好きで、舞台に立って、観客から拍手をもらったり、感動を届けたり、逆に感動をもらったり――その空間を一緒に共有して、作品を観客と一緒に作り上げていく、あの時間が何より好きだったんです。
今後、自分がまたそういう空間を作れるとしたらどこだろう?と考えたときに、思い浮かんだのがYouTubeやライブ配信でした。それが、配信を始めたきっかけですね。
ーー始める前に感じた不安とか期待はありましたか?
不安はありました。特に編集やサムネイルなど、漠然とした不安が大きかったですね。
もともとゲーム配信がしたくて、YouTubeでもショート動画を上げていたんですが、編集に関しては完全に独学。サムネイルもソフトを自分で購入して、ググりながら全部自分で学びました。
始める前に感じた期待は、仕事でしんどいときにYouTubeを見て笑ったり、「この人の投稿、いつ上がるんだろう」ってワクワクしたり――そういう存在に、自分もなれたらいいなって思ったんです。
その投稿を見ることを考えているうちに気づけば、仕事があっという間に終わっていたりして。自分も、誰かの日常にそんなふうに寄り添える存在になれたらと思って始めたので、そこは期待していることの一つですね。
Q3.Vライバーの魅力や楽しさ、Vライバーを始めて良かったこと、やりがい
これまでYouTubeをやっていて、チャンネル登録者数が500人を超えたこともありました。
でも、そこから伸び悩んでしまって。「やり方、間違ってるのかな?」「どうしたらいいんだろう?」って、ずっと悩んでいました。それこそ、いろいろな不安にも押しつぶされそうになっていたんです。
そんな中で、1ヶ月前にMirrativを始めて、レイジを応援してくれる人、好きになってくれる人、わざわざ会いに来てくれる人――その存在が、僕の私生活において、すごく大きな満足感につながっていますし、「もっと配信頑張ろう」って素直に思えるようになりました。
今、応援してくれて、枠に遊びに来てくれて、話しかけてくれる皆さん。そのひとりひとりの存在が、僕にとって「配信やってて本当によかったな」と思える理由であり、大きなやりがいになっています。
Q4.逆にVライバーの難しさ、辛い部分はありますか?
Vライバーならではの難しさや、見えにくい部分、辛さというのはやっぱりあるんです。
僕は新参者としてMirrativに参入しましたが、すでに活躍している先駆者たちがいて、そうした中でどうやって自分の“エンタメ”を届けていくか――。僕が大切にしているのは、とにかくリスナーさんと一緒に楽しんでもらうこと。イケボも含めて、時間を使って観に来てくれている分、僕はそれ以上の「面白い」「楽しい」空間を届けたいという一心でやっています。
でも、この先、上に上がれなければ、日の目を浴びないまま、自己満足で終わってしまう。
「どうすればもっと皆さんに喜んでもらえるか」「どうしたら応援してもらえる存在になれるか」――そうした不安は、常にありますね。
乗り越えられた要因は、やっぱり、ファンの皆さんの声が大きいですね。
僕は毎日、欠かさず配信してるんですけど、正直しんどいときもあります。
仕事を終えて帰ってきて、ご飯を食べて、風呂に入って、すぐ配信…そんな生活をずっと続けていて、「今日は休みたいな」「仕事行きたくないな」って思う日だって、もちろんあるんです。
でも、それでも続けられているのは、ファンの皆さんが待ってくれているから。
「レイジが配信を始めた!待ってたよ」「今日も一緒に楽しもう」「頑張ろうよ」「応援してるよ」って――そんな言葉ひとつひとつが、自分の中ですごく大きな原動力になっています。
Q5.活躍し続けるために大事にしていることや努力していること(or 配信のコツ)
自分のキャパをしっかり理解したうえで、テンションの波をできるだけつくらないように意識しています。
24時間ずっと同じテンションで配信できたら、それは絶対に楽しいし、絶対に面白いと思う。でも、自分の限界をわかっているからこそ、いつ・どこで初見さんが来ても、常に“120%の自分”を出せるように心がけています。
配信は、“お金をいただいている以上、仕事”なんです。だから、絶対に手を抜いてはいけないと思っています。
感謝の気持ちを忘れずに、なおかつ自分自身も楽しむ。そのうえで、リスナーさんにも楽しんでもらえる――まずは自分が本気で楽しむこと。それが、何より大切なんじゃないかなと感じています。
Q6.普段はどんな配信をしている?(どんな人が楽しめる?)
僕は、雑談やライブゲームが多めなんですが――「ちょっとしんどかったな」「今日は疲れたな」って思ってる人が、僕の枠“レイジの配信”に来たときに、元気が出たな、明日も頑張ろうって思えたなって、その人の人生の活力になれるような。そんな配信を届けていきたいと思って配信をしています!
Q7.普段応援してくれるファンやリスナーさんはどんな存在?好きなところは?
夢に向かって歩いていく中で、隣に立って一緒に進んでくれる仲間――家族みたいな存在ですかね。
まだ出会って2週間くらいしか経っていない方もいるんですが、それでもすごく距離が近く感じられて。「良い関係を築けてるな」と、日々強く感じています。
リスナーさんの好きなところは、僕をいじってくれるところですね(笑)。
“イケボ”ってやっぱり難しくて、常に低音で落ち着いて話す、耳心地のいい配信が求められることもあるんですが――僕にはあまりそれがハマらなくて。
どちらかというと、いじられることでリアクションが生まれて、そこで盛り上がる。反響も良いですし、みんなが楽しんでくれているのが伝わってくるんです。
だからこそ、いじってくれる方がいる、その距離感が本当に嬉しいし、僕はすごく好きですね。
Q8.所属事務所について教えてください!
僕、デビューする前は本当に不安だらけで…。「作戦も立てたいし、失敗したくない。でも1人じゃ考えがまとまらない」って、ずっと焦っていました。
そんなときに、ミラミラの皆さんがすごく親身になってサポートしてくれて。相談にもすぐ乗ってくれるし、レスポンスもめちゃくちゃ早い。ミーティングの時間もちゃんと取ってくれて、本当に助かっています。
「どうやって自分を見せていこうか」「どんな方向性で進めばいいのか」って、自分ひとりの頭だけじゃやっぱり限界があると思うんです。でも、そこを一緒に考えてくれる人たちがいる。それがすごくありがたくて、ミラミラの良さを実感しています。
Q9.今後の展望や最終的な夢や目標があれば教えてください。
僕の目標は、8月までにスタークラスSに到達することです。
最初は注目されても、その後にどれだけ継続して積み上げていけるか。ファンとの関係性をどれだけ深められるか。そして、新しく「レイジを応援したい」と思ってくれる人と、どれだけ出会えるか――。このデビューからの3ヶ月で、それが築けなければ、この先は確実に厳しくなる。だからこそ僕は今、この波を絶対に落としたくないと思っています。
スタークラスSは、自分にとって夢に近づくための“分岐点”のようなもの。この目標を達成するために、本気で向き合っていきたいです。
最終的な夢は、2次元と3次元が融合したエンタメイベントに携わることです。
VTuberさんたちのような世界観の中で、観てくれている人が「目の前に推しがいる」と感じられるような、推しと何かを“共有できる”時間を、配信という形で作っていきたいんです。
僕は、YouTubeでもそうだったし、俳優として活動していた時も、まだ“一花”を咲かせたとは言えない。だからこそ、このMirrativという舞台で、必ず一花咲かせたい。
そして、それで終わるんじゃなくて――僕の活動を通して、ファンのみんなが笑顔になれる空間をつくる。それが、僕の本当の夢です。
Q10.ファンに一言ください!
僕は、配信を通じてファンの皆さん、応援してくれる皆さんを笑顔にしたいと思っています。
たとえしんどいことがあっても、「レイジの配信に来たら元気になれるな」って感じてもらえたり、「今日こんなことがあったんだよ」って僕と楽しいことを共有してくれたり――そんなふうに、ファンの皆さんの生活の一部になれたら嬉しいんです。
「今日はれいじの配信があるから頑張ろう」「仕事しんどいけど、レイジを見に行くから乗り切ろう」そう思ってもらえるような存在になりたくて、毎回本気で向き合っています。
絶対に、推して後悔はさせません。全力で、感謝と気持ちを返していきます。だからぜひ、レイジを応援してください。
〈ライブタイムズ編集部〉