
日本最大級のライブ配信アプリ「Pococha(ポコチャ)」で月間1億ポイントを叩き出し、コアファンランキング1位、そしてエールランキングでは史上初となる記録を樹立——
そんな圧倒的な実績を誇る“最強S6ライバー”はるさんがライブタイムズに登場!
アパレルブランドのディレクターやライバー事務所「LADIAS」のプロデューサーとしても多方面で活躍し続ける彼女は、一体どのようにしてトップを走り続けているのか?
本インタビューでは、驚異的な成果を生み出すためのメンタル術や配信スタイル、そして新しい目標を次々に打ち立てながら前進し続ける秘訣を語っていただきました!
「もっと活躍したい」と考えるライバーにとって、きっと明日からのヒントが詰まった内容になっています!
はるさんがプロデュースするのはライバー事務所「LADIAS」
Q1.ライバーを始めたきっかけは?
ライブ配信を始めたきっかけは、大学生の頃にバイト先の知り合いからおすすめされたことです。「今、ライブ配信がアツいよ!」って感じで勧められて、ちょっと気になっていました。
ちょうどコロナの時期で、バイト先の人件費が削減され、働けなくなってしまったこともあって、ノリで配信をつけてみようと思ったんです。それまで誰の配信も見たことがなかったのですが、いきなりベッドの上で配信を始めました。
ー初めての配信がPocochaですか?
Pocochaです。なぜPocochaを選んだかというと、初心者でも成り上がりやすいと聞いたからです。
17LIVE(イチナナ)は当時芸能系の有名人が多いと聞いていて、一方でPocochaは一般の人が多いと言われていました。それなら『Pocochaの方がてっぺんを狙えそうじゃない?』と思って、なんとなく始めてみた感じですね。
ー始める前からすでにてっぺんを見据えていたんですね!
そうですね!(笑)
─ バイトは何をされていたんですか?
バイトは、居酒屋と成人式の前撮りスタジオで働いていました。スタジオでは、カメラマンが撮影した写真をお客さんと一緒に選ぶ“フォトセレクター”という仕事をしていました。スーツを着て接客する仕事で、結構しっかりした雰囲気でしたね。
─ 配信を始める前の不安などはなかったですか?
不安は全くありませんでした。
むしろ好奇心旺盛すぎて、興味の方が勝っていましたね。
Q2.ライバーの魅力や楽しさ、ライバーを始めて良かったこと、やりがい
─ ライブ配信の魅力を教えてください。
やっぱりライブ配信の魅力は、努力すればするほど結果がついてくるところですね。それに、自分が本気で取り組むと、初めて出会ったリスナーさんたちも一緒に本気になって応援してくれたり、自分の熱量がしっかり伝わるのがすごく楽しいなと思います。
─ ライバーを始めて良かったこと、変化は?
最初はただ楽しんでやっていただけでしたが、今ではアパレル事業を始めたり、ライバー事務所を立ち上げたりと、その先の可能性が大きく広がりました。
また、Pococha内でも名前を多くの人に知ってもらえるようになり、それがきっかけで新しい仕事のチャンスが増えたり、いろんなところからお声がけをいただく機会も増えました。
Q3.逆にライバーの難しさ、辛い部分は?
正直、自分自身が配信していて『難しい』と感じることはあまりないんですが、逆に人に結果を出させることのほうが難しいなと常々思っています。
ライバー事務所のマネジメントをしていて実感するのは、誰もが自分と同じようにできるわけではないし、私も他のライバーと同じやり方はできないということです。だからこそ、人に教えて結果を出させることの難しさをすごく感じました。
事務所の子がS帯(Pocochaの最高ランク)に上がった時の方が、自分の時よりもずっと嬉しいですね。私は気づいたら上がっていたような感覚でしたが、途中で伸び悩んでいた子が壁を乗り越えて結果を出した瞬間は本当に感動します。
特に、何度も『辞めたい』と言っていた子に『絶対行けるから諦めないで』と励まし続けて、一緒に頑張って、最終的にその子がS6(最高ランクの最上位層)まで上がったり、マンスリーランキングで2位を取ったりした時は、自分のこと以上に嬉しかったです。それが一番やりがいを感じる瞬間ですね。
─ 挫折した経験はありますか?
一番の挫折は、2周年の時にPocochaでどうしても1位を取りたくて挑んだイベントです。
最初からあるライバーさんと1か月間ずっと激戦で、お互い1位を狙って戦っていました。ずっと1位をキープしていたんですが、最後の最後に数百万ものギフトを投げられて逆転されてしまいました。1か月間220時間も配信していたのに、最後に抜かれた時は本当に悔しかったです。
この時は、月間1位を狙っていたんですが、応援してくれた人数やコアファンの数、エール数も圧倒していたのですが、1人の投げ師さんの方に覆されてしまいました。私は人数で戦うタイプなので、結果を残せなかったことがすごく悔しかったし、応援してくれた皆さんにも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
─ どのように立ち直ったか?
その後、一度Pocochaを卒業しましたが、夏に復帰して『もう一度Pocochaを盛り上げたい』という思いで戻りました。
そして、10月には自分の過去の記録を超えようと、4周年に向けて本気で取り組みました。でも、3周年で作った記録が自分にとっても大きすぎて、超えることができなかったんです。
今の一番の課題は“過去の自分の記録を超えること”ですね。
Q4.飛躍したきっかけやターニングポイントはあった?
ーはるさんは最初から順調に活躍できましたか?
なんとなく配信を始めて、そのまま最短ルートで上がることができました。そこからも順調に進み、S6にも2か月目で到達しました。ほぼ最速のような形で、ポンポンとランクを上げていった感じですね。
─ 途中でランクが落ちることはありましたか?
配信をしていてS6から落ちたことはないですね。自分から『1か月休もう』と意図的に配信を減らすことはありましたが、普通に配信していれば落ちることはありませんでした。
卒業を意識した月間が、一番大きなターニングポイントだったかもしれません。
もともと途中でTikTokに移行しようかと考えたり、事務所の裏方業務にもっと力を入れようかとも考えていました。TikTokの方が効率よく配信できるかな、と思った時期もありましたね。
でも、最後にPocochaで大きな記録を作ってから、綺麗に終わりたいという思いがずっとあって。
卒業を見据えた3年目の時は、8800万ポイントほどを達成しました。コア数やエール数が圧倒的に多く、Pocochaの中で当時初めての記録を樹立できたことが、一つの大きな成果でした。
おそらく『最後だから』という意識があったからこそ、たくさんの人が応援に来てくれたのかなと思います。
Q5.活躍し続けるために大事にしていることや努力していること
私が大事にしているのは、過去の自分に負けたくない ということ。そして、自分の記録を更新し続ける ことです。
また、事務所にはポコチャライバーが多く所属しているので、事務所のトップである自分が結果を出し続けることで、ライバーたちに『いつかああなりたい』と思ってもらえるような憧れの存在でありたいと思っています。
アドバイスをする立場である以上、言葉だけでなく、自分の背中で示し続けたい という気持ちも強いですね。自分が活躍することが事務所の宣伝にもなるので、そういうことも常に意識しています。
─ 具体的に取り組んでいることは?
配信時間はもともと少なめだったんですが、去年の記録を絶対に超えたいので、今月からは最低でも月100時間 は配信しようと決めています。
─ モチベーションが下がる時はありますか?
モチベーションが下がるのは、目標を見失った時 ですね。
例えば、TikTokに移行しようかと考えていた時や、S6をキープする日々が続いてマンネリを感じた時などは、ずっと同じルーティーンの繰り返しでつまらなく感じてしまいました。私は新しい挑戦が好きなので、新しい目標が見つからない時にモチベーションが下がることが多いです。
─ どのようにモチベーションを取り戻すのですか?
目標を立て直すことで、すぐに変わります。
S6をキープしていることがつまらなくなった時に、『もうアカウントをリセットしよう』と決めました。普通なら考えないことかもしれませんが、当時のアカウントがレベル200になったのをきっかけに、『リセットして最短でS6の記録を作ろう』と決めたんです。
当時、最短でS6に到達した人は5~6人しかいなかったので、自分も最短S6の記録を作ること を目標に、新しいアカウントでゼロからやり直しました。
ー 次に飽きたらまたアカウントを変えますか?(笑)
いや、もう最短S6の記録は作ってしまったので、それはないですね(笑)。
でも、自分の記録を超える という目標があるので、また新しい挑戦をするかもしれません。常に誰もやったことがないことをやりたい という気持ちがあります。
Q6.これからライバーを始める人や、もっと活躍したいと思っているライバーにアドバイスするなら?
ー これからライバーを始める人へのアドバイスは?
まずは、配信時間を確保できる環境を整えること が大事です。
ライブ配信を始める前の準備がどれだけできるかで、スタート時の伸びが大きく変わります。どれだけ本気で取り組むための環境を作れるかが、一番重要だと思っています。
ー 環境とは具体的に?
配信時間をしっかり確保することはもちろんですが、他のライバーの配信を見て勉強することも大切です。
Pocochaについての知識をある程度持った状態で始める人と、何も知らずに始める人とでは、スタート時の伸びが全然違います。やっぱり、事前に知識を入れてから始める方が圧倒的に有利ですね。
ー 自身の経験から学んだこと
私の事務所ではライバーのスタートを特に重視していて、しっかり準備をしてから配信を始めることの重要性を伝えています。
私は何も知らない状態でライブ配信を始めたんですが、今振り返るともっと知識を持っていたら、さらに上に行けたかもしれないと思うこともあります。だからこそ、みんなには同じような後悔をせず、最初から成功してほしいという気持ちがあります。
ー もっと活躍したいライバーへのアドバイスは?
伸び悩んでいるライバーや、もっと活躍したいライバーに一番伝えたいのは、メンタル面の重要性になりますね。
何よりも大切なのは、自分がライブ配信を一番楽しむこと。
ありきたりかもしれませんが、ライバー自身が楽しんでいる時ほど、アイテムも飛びやすいし、応援もしてもらいやすい んですよね。逆に、記録が伸び悩んでいるライバーは、本気度が視聴者に伝わっていないことが多いと思います。ライバー自身がその配信に熱くなれていないと、リスナーさんも本気で応援しようとは思わない。
最終的に強いのは、夢中になっている人 です。本気度をどれだけリスナーさんに伝えられるかで、結果は大きく変わると思います。
だからこそ、気持ちを強く持って、配信に熱中すること が大事だと伝えたいですね。
Q7ライバー事務所 LADIAS について教えてください!
LADIASという事務所には、“自立した女性を増やしたい” という想いが込められています。
事務所には可愛くて芯の強い子が多く、本気でライブ配信で成功したい、トップライバーになりたい、インフルエンサーとして活躍したいといった明確な夢を持ったライバー たちが所属しています。
また、LADIASでは、月1のランチ会や講習会 も開催しています。
一番のメリットとしては、トップライバーやS6ライバーのマネージャーが、現役ライバーとして直接指導していること ですね。現役で活動しているライバーからのアドバイスが受けられるので、より確実で実践的なサポート を提供できるのが強みです。
─ どんな人が向いている事務所ですか?
LADIASは、本気でライブ配信を頑張りたい人に向いている事務所です。逆に、気持ちがない人にはあまり向いていない と思います。
─ 所属ライバーが活動できる配信アプリは?
主にPocochaとTikTok ですね!
はるさんがプロデュースするのはライバー事務所「LADIAS」
Q8.人生において大事にしていることや考え方、流儀などがあれば教えてください。
常にポジティブに考えること ですね。
私は、悩んでいる時間や落ち込んでいる時間がもったいない と思ってしまうタイプなので、できるだけ引きずらないようにしています。
例えば、1億ポイントを超えても2位だった時も、悔しさよりも『競ってくれた相手がいたからこそ、1億ポイントを超えることができた』と考えるようにしました。
どんな状況でも、いろんな視点から前向きに考えることを大切にしています。
Q9.今後の展望や最終的な夢や目標があれば教えてください。
まずは、10月の記録更新 を達成することですね。
ー 事務所の目標は?
S帯ライバーを30人以上に増やしたい と思っています。
今は10人くらいなので、そこから2倍、3倍に増やすことを目標にしています。
─ どんな事務所を目指していますか?
他の事務所がやったことのない、オリジナルな事務所にしたい という思いが強いです。
特に、芸能系に特化した事務所にしたいと考えています。せっかく可愛い子が多いので、ライバー事務所だけどライバー活動だけに留まらず、もっと外に出て活躍できるような仕組みを作っていきたいですね。SNSを活用して事務所全体をうまく宣伝していきたいと思っています。
ー 最終的な夢や目標は?
正直、あまり考えたことがないですね。でも、今はPocochaでコアファン数、エール数、応援ポイント数の3冠を取ることを目標にしています。」
ー 配信以外での目標はありますか?
配信以外では、落ち着いた幸せな家庭を築くこと ですね。
挑戦しまくった後は、普通の暮らしがしたいです(笑)。
〈【独占インタビュー】はる(後編)|もう一度伝説記録を一緒に作りたい〉はこちら 〉
〈ライブタイムズ編集部〉