お笑いコンビ・霜降り明星の粗品がMCを務めるトークバラエティ番組『ドーピングトーキング2』を毎週レビュー。7月8日にABEMAで放送されたエピソード4ではかもめんたる・岩崎う大の話が印象に残った。

日本一おもしろい大崎(ちゃんぴおんず)や良ちゃん(鬼越トマホーク)らは自身の得意分野である社長付き合いやプロレスをテーマにトークを展開。そんな中、う大は自身が好きな爬虫類にフォーカスを当てた。主題は、多くの人が飼えず、放ってしまったことで社会問題となったワニガメについてだ。
ワニガメなどの保護施設を運営する一人の人物に取材を行っていくわけだが、こうして文字にしてみると他に比べて地味で、“ドーピングトーキング”というよりはニュース番組で扱われるような話にさえ思える。
それでも、胡散臭い人物に見えて動物を気遣った飼育環境から信頼できたり、身体にマイクロチップが埋め込まれていたり、爬虫類を愛するう大ならではの目線と特殊な人間が合わさることで気づけば引き込まれるようなトークとなっていた。
終盤には、運営する人物は1000匹以上の動物にすべて名前をつけているという愛情を感じられるエピソードを匂わせ、う大が来た日にやってきたカミツキガメには「う大」と名付けたという見事なオチまでついていた。
動物を大事に扱っている運営者は3500万円という値札がついていても売却しないという。それは今よりも動物の生活環境が悪くなることを危惧しているから。こちらも愛情によるものであることは間違いないが、う大の「でも3500万円で買う人はすごく大切に飼うと思うよ」という切り返しにはしびれた。
う大らしい鋭さもありつつ、たしかに納得できる言葉は自然と笑いにも昇華する。トークの入りから緩やかに流れを変えていったう大らしい話はエピソード4においてとりわけ印象深いものだった。
テーマに関わらずトークとして魅力的にすることは可能だと証明したこともう大の大きな功績のひとつ。今後のドーピングトーキングからも目が離せない。
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ドーピングトーキング2:https://abema.tv/video/title/90-2041

〈ライブタイムズ編集部 / 文:まっつ〉※本記事は分析・考察を含むコラムです。