歌に特化したライブ配信アプリ「ColorSing」で活躍するLシンガーたちが、4月4日、東京・豊洲PITで開催された大型ライブイベント『TuneLive 2026』にオープニングアクトとして出演した。
ライブタイムズは、2部のオープニングアクトを務めたあっこ(橋本朗子)に独占インタビューを実施。クラシック歌手として活動しながら、女性ボーカルグループ「Luminous」のリーダーを務め、音楽家の派遣会社やライバー事務所の運営など多方面で活躍する彼女が、この大舞台で何を感じたのか。その言葉をお届けする。

TuneLive 2026
『TuneLive 2026』は、地上波音楽情報番組「Tune」と連動したライブイベント。日本の音楽シーンを代表するアーティストから次世代のネクストブレイクアーティストまでが集結し、今回から初の2部制で開催された。あっこが出演した2部はチケットがSOLD OUTとなり、3,000人以上の観客で会場が埋め尽くされた。
ColorSingでは、この大舞台への出演権をかけたアプリ内イベント「TuneLive 2026ステージ権獲得杯」を2月に開催。ライブスコアや配信上のパフォーマンスなどを総合的に審査した結果、単独パフォーマンス権を手にしたのが、今回取材したあっこだ。
クラシック歌手 / Lシンガー・あっこ、TuneLive 2026のオープニングアクトに登場

2部のオープニングアクトとしてステージに立ったあっこ。1曲目に披露したのは「Nessun Dorma」。ソプラノ歌手としての実力を存分に見せつける選曲で、高く伸びやかな歌声が会場を一瞬でつかみ、壮大なスケール感で観客を圧倒した。まだ温まりきっていない会場の空気を、圧倒的な歌唱力ひとつで自分の世界に引き込んでいく。

2曲目はオリジナル曲「still here」。MCでは「昨年、乳がんという人生で大きな試練を経験しました。同じように何かにつまずいて立ち止まってしまっている方の背中をそっと押せたらと思って作った曲です」と語り、会場全体が聞き入る空気に変わった。歌詞の一言一言を届けるように歌うバラードで、ソプラノではない表現も説得力がある。それでいて、要所で繰り出されるソプラノの歌声は圧巻。観客の心を掴み、深い余韻を残した。
あっこ 独占インタビュー

ーー 「TuneLive 2026」に出演した率直な感想を教えてください。また、どのような想いやテーマでステージに臨まれましたか?
自分のコンサートとか現場だと緊張することってあまりないんですけど、今回は皆さんから出演権利をいただいたということで、いつもの100倍ぐらい緊張しました(笑)。重みが違うんです。応援してくれた人みんなが誇りに思えるようなステージにしなきゃいけないなっていうプレッシャーがすごくあって、めちゃくちゃ勉強して練習してきました。
ただ、そのプレッシャーは良い影響になりました。前もって緊張していた分、いっぱい練習したので、落ち着いてパフォーマンスできました。

ーー 誰もが一度は聞いたことのある1曲目の選曲理由を教えてください。
会場がまだ温まっていない状況で、しかも私のことを知らない人の方が多い。そこで「おっ」と思わせる1曲を持っていこうと思いました。ちょうど最近の冬季オリンピックの開会式でアンドレア・ボチェッリさんが歌っていた曲で、聞いたことがある人も多いかなと思って選びました。
ーー 豪華アーティストと同じライブイベントでオープニングアクトを務めました。得られたことや学びがあれば教えてください。
お客様たちがすごく温かいなと感じました。自分のファンの方ではないのに、皆さんがあたたかく聞いてくださって。やっぱりアーティストのファンの方たちは、みんな音楽が好きなんだなということを実感しました。ものすごい経験になりましたね。

ーー 今回、出演をかけたイベントに参加したきっかけや理由を教えてください。
私はこれまで17LIVE、Pococha、TikTokなど色々なプラットフォームで配信をしてきたんですけど、正直、ライバーをやっていることに若干恥ずかしさがあったりもしました。でもColorSingに来て初めて、堂々とみんなに言えるようになったんです。それは音楽に真剣に向き合っている人しかいない場所だったから。
今はとにかくColorSingを1人でも多くの人に知ってもらいたいという気持ちが強くて、ColorSingを引っ張っていく1人になりたいというのが目標です。こうしてColorSingが外に出るタイミングで自分が代表して出られたら、やりたいことに繋がるなと思って、出演させていただきました。
ーー 次に挑戦したいステージや、出てみたいイベントがあれば教えてください。
ずっとクラシック歌手としてやってきたので、大きなフェスのような場は経験が少ないんです。これからはこういうフェス的なものにたくさん出ていきたいですし、クラシックとポップスを兼ねた活動をもっと広げていきたい。クラシックのアーティストだけどポップスもこんなふうに歌えるんだっていうところを見せて、より多くの方にクラシックの良さを伝えられたらいいなと思っています。
こういうイベントって、クラシックの人が出るイメージはあまりないじゃないですか。でもそこでオペラを聴いてもらって、「すごいな」と感じてもらえたら、自分が長年やってきた活動の意味に繋がるなと感じています。

ーー 今後の展望・目標があれば教えてください。
音楽活動はもちろん続けつつ、ライブ配信もこれからきちんと両立してやっていきたいです。ColorSingのいいところは、自分のお仕事をしながら空いた時間にお家でできるところ。なかなか大変ですけど、それを両立していきたい。
あとは、自分が所属しているライバー事務所にはクラシック系の人やオペラ歌手がたくさんいるんですけど、クラシックのアーティストの中にはライブ配信に対して抵抗がある方もまだ多いんです。そうじゃなくて、クラシックの人たちもライブ配信で活動していける世界観を作っていきたい。その代表として自分がやっていけたらなと思っています。

ーー 読者に向けてメッセージをお願いします。
ColorSingでは毎日夜に歌配信をしていますので、ぜひ遊びに来てください。それ以外にもYouTubeチャンネルを3つやっています。個人チャンネルでは昭和歌謡を中心にアップしていて、グループのLuminousのチャンネルと、「Luminous合唱部」という合唱チャンネルもやっています。結構YouTubeに力を入れているので、見ていただけたら嬉しいです。

公式HPはこちら:http://tunelive.jp/




〈ライブタイムズ編集部〉