
2児のシングルマザーでありながら、ママに特化したライバー事務所「Twinkle」を2024年に設立し、累計350名以上のママライバーが所属、月間ギフティング約6,500万円規模にまで成長させたゆずぴ。自身もトップライバーとして最高月収150万円を達成し、「I LOVE mama」専属モデルとしても活動。2025年にはABEMA『ななにー 地下ABEMA』に出演し、ママライバーという新しい働き方を発信して反響を呼んだ。
19歳で母を亡くし、「人生は一度きり」という想いを胸に20歳でライブ配信を始めたゆずぴ。配信を通じてモデルの夢を叶え、その経験から「ママでも人生を諦めなくていい」というメッセージを掲げて起業に至った。ライブタイムズでは、事務所のコンセプト「ママになっても、好きなことをして輝く」に込めた想いや、ABEMA出演の反響、今後の展望について独占インタビューを実施した。
ゆずぴ プロフィール

ママライバー事務所「Twinkle」代表 / I LOVE mama専属モデル。東京都出身。2児のシングルマザー。
20歳でBIGO LIVEからライブ配信を開始し、トップライバーとして最高月収150万円を達成。ママモデルオーディションでグランプリを獲得し、「I LOVE mama」専属モデルに就任。2024年にママライバー事務所「Twinkle」を設立。累計所属ママライバー350名超、月間ギフティング約6,500万円規模の事務所に成長させた。ABEMA『ななにー 地下ABEMA』#90に出演。提携プラットフォームはTikTok LIVE、ミクチャ、17LIVE。
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19歳の決意から、ママライバー事務所設立まで

――改めて自己紹介をお願いします。現在の活動と、これまでどのような道のりを歩んでこられたか教えてください。
ママライバー事務所を運営しております、Twinkle代表のゆずぴと申します。現在は「ママになっても好きなことをして輝く」という想いのもと、ママさんに特化したライバー事務所を運営しています。
Twinkleには現在、累計350名以上のママさんが所属しており、月間ギフティングでは約6,500万円規模となっています。
ただ、私は特別な経歴があったわけではありません。もともとはモデルになりたいという夢があり、シングルマザーになった後は、息子に不自由な思いをさせたくないという気持ちを胸に、ライブ配信を続けてきました。だからこそ、「ママでも人生を諦めたくない」という想いが自分の中に強くあり、それが今の活動の原点になっています。
ライブ配信には20歳のときに出会い、そこからずっと続けてきました。ライブ配信によって、自分の人生は大きく変わったと感じています。今後は、ママさん同士が支え合えるコミュニティも作っていきたいと考えています。
――10代から20代前半にかけて様々なご経験をされ、「人生後悔したくない」という想いから起業を決意されたと伺いました。当時の心境や、起業を決めた瞬間のことを聞かせてください。
私の中ですごく大事にしている言葉があって、それが「人生は一度きり」という言葉です。19歳のときに母が亡くなったことをきっかけに、このまま何もしない人生は後悔するという思いを強く持つようになりました。
その後、20歳のときは気持ち的にもメンタル的にも少ししんどい時期もあったんですが、それでも「後悔したくない」という気持ちと、母ともっといろいろなことをしたかったという後悔が強く残っていたこともあって、「やりたいことをやっていきたい」と思うようになりました。まずは、モデルになるという夢を叶えたいと思い、その思いからライブ配信を始めたのがきっかけです。
その途中で妊娠がわかり、妊娠、結婚、出産と、1年ごとに大きな出来事が続いたんです。そんな環境が目まぐるしく変わる中でもモデルの夢もまだ叶っていない「ママでも夢を諦めなくていいんじゃないか」と思うようになったのが今の私の原動力になっています。
その後、ママモデルのオーディションを見つけて応募し、グランプリを獲得して、ママモデルになることができました。
そこから、自分自身が夢を叶えた経験をきっかけに、「この可能性をもっと多くのママさんに届けていきたい」と思うようになりました。ママさん一人ひとりの夢を叶えるきっかけを作れたらという想いから、2024年にママライバー事務所を立ち上げ、起業を決意しました。

――ライブ配信の世界を選んだ理由は何でしたか。また、I LOVE mama専属モデルとしても活躍されていますが、もともとモデルやメディア出演への興味はあったのでしょうか。

もともとファッションがすごく好きで、中学生や高校生の頃からファッション雑誌を毎月買って、いろんなオーディションを受けてきました。ただ、落ち続けることの繰り返しで、「自分には合っていないのかな」と一度諦めた時期もあったんです。
その後は普通に働いて社会人になったんですが、息子を授かったときに、気持ちの面で大きな変化がありました。やっぱり女性って、妊娠を経験すると気持ちが変わるきっかけがすごくあると思うんです。息子の出産が自分にとってはすごく大きかったのかなと思います。
配信の世界を選んだきっかけとしては、ちょうどコロナが流行る前に配信を始めたんです。知り合いの方からBIGO LIVEで「雑誌掲載のイベントがあるよ」と教えていただいたことがきっかけでした。
ABEMA出演・メディア活動について

――ABEMA『ななにー 地下ABEMA』への出演が決まった経緯と、出演を決めた理由を教えてください。
出演が決まった経緯は、ABEMAさんから直接DMをいただいたことがきっかけです。最初は私自身もびっくりして、「本当なのかな」と思ったんですが、ホームページやTikTokのアカウントも実際に見ていただいたみたいで、そこからお声がけいただきました。
今回ABEMAに出演させていただいたのは、「ママライバー」という新しい働き方に注目していただいたことがきっかけです。ライブ配信という仕事は、まだ世間的に誤解されることも多くて、「ちょっと危ないんじゃないか」と見られてしまったり、「ライバーって何ですか?」と聞かれることも多いんです。
私もライバー専業で活動していた時期に、ライブ配信という業界自体を知らない方が多いと感じていました。だからこそ、メディアに出演することで信頼につながったり、「ママライバー」という新しい働き方が、自宅でできること、自分の魅力で収入を作っていける仕事であること、さらにはライブ配信を通して人とのコミュニティが生まれる仕事であるということを発信していきたいと思いました。
在宅でもできるライバーというママの新しい働き方を少しでも届けられたらと思い、今回出演させていただきました。
――番組出演を通じて、世間に伝えたかったことや知ってほしかったことはありますか。

自分の中ですごく大事にしていることがあって、「ママになっても夢を諦めなくていい」という言葉は、自分のポリシーでもあり、ずっと大切にしている想いです。その想いを全国のママさんにも伝えていきたいと思っています。
子どもとの時間を優先して時間が限られてしまったり、「若くはないから」といった理由で一歩を踏み出せない、自分の可能性を閉じてしまっている方も多いのではないかと感じています。
でも、そうではなくて、「ママだからこそ輝いていけるんだよ」という想いを伝えさせていただきました。
番組内ではすごく緊張したんですが、自分の思っていることはしっかり伝えられたかなと思います。
――番組の放送後、事務所への問い合わせやご自身の活動に変化はありましたか。

実際に、かなり多くのお問い合わせをいただいていて、公式LINEや私のDMにも「ライブ配信に興味があります」といった反響をたくさんいただきました。
その中でも特に印象的だったのが、「ゆずぴさんの”ママでも諦めない”という言葉に響きました」とメッセージをいただいたことです。そういった声をいただけたことは、本当に嬉しかったですね。
ありがたいことに、今でも「ななにー 地下ABEMAを見ました」と言って応募してくださる方もいらっしゃって、出演して本当に良かったなと感じています。企業様からも事務所への案件のご依頼や所属のママライバーにメディアへの出演依頼も多くいただいています。
Twinkle・事務所経営について

――Twinkleのコンセプトは「ママになっても、好きなことをして輝く」。この言葉に込めた想いを教えてください。
ママになると、自分の夢や自分の時間、自分の人生を後回しにして、ご家族に時間を使うようになる方が多いと思います。
ご家族を優先しているママだからこそ輝ける場所があることを発信して、広めていくことがTwinkleの役割だと考えています。
ーー事務所名Twinkleの由来は?
「Twinkle」には、“輝く”という意味が込められています。
――累計350名を超えるママが所属し、月間合計獲得ギフティング6,500万円を超える実績もあります。事務所をここまで成長させるために、特に意識してきたことは何ですか。
ママさんに特化しているというのが一番大きいのかなと思います。やっぱりママさんは、どうしても配信時間が少なくなりがちです。
専業のライバーさんと比べると、配信時間が限られていたり、思うようにいかなかったりすることも多いと思います。実際に私自身もそうでしたし、そういった声も多く聞きます。
だからこそ、ママさん同士のコミュニティがあることが大きいと感じています。同じ悩みを抱えている方が多いからこそ、共感が生まれやすく、結果として応募につながっているのではないかと思います。
――未経験から月収300万円を達成したママライバーもいると伺いました。そうした方に共通する特徴や、Twinkleのサポート体制で他の事務所とは異なる点があれば教えてください。

素直な気持ちと継続力がすごく大切だと思っています。
ライブ配信をやるにあたって、考えすぎてしまうと逆にうまくいかないこともあるので、そのままの素直さで取り組むことが大事です。わからないことはリスナーさんに「これどういうこと?わからない」と素直に聞いてみるなど、そういった気持ちで配信に向き合うことはも大切だと思います。配信中の素直なリアクションこそリスナー様との関係構築や信頼につながると思います。
継続力も重要です。最初はなかなかすぐに稼げるわけではないので、続けていくこと。そして何より、応援してくださっているファンやリスナー様と一緒に過ごす時間を大切にしていくことが大事だと思います。
サポート面についても、長時間配信のノルマがある事務所もあると思うんですが、Twinkleではそういったノルマは一切設けていません。ママさんそれぞれの環境をしっかり理解したうえで、それに合わせて目標を設定し、サポートしていく体制を整えています。自分自身の目標こそが継続出来る原動力であり、モチベーションに繋がると思います。過度に周りと比較することなくライバー一人一人の目標を大切にして画一的なサポートを行わない事を心がけています。
――ママに特化したライバー事務所として、様々なサポートを行なっていますが、所属するママたちにとってどのようなメリットがあるか教えてください。

ライブ配信は一人で画面越しに行うので、孤独に感じてしまうことが多いと思います。私自身もそうでしたが、ずっと家で何時間も携帯に向かって話し続けることに、少し孤独を感じることもありました。
ただ、Twinkleでは同じママさんがたくさん在籍しているので、「仲間がいる」という感覚がとても大きいと感じています。共通点があるからこそ安心感もありますし、その点はすごく良いところだと思います。
同じ境遇だからこそ、事務所イベントで結果が出やすいというメリットもあります。他の事務所だと、どうしても時間を多く使えるライバーさんと比べてしまい、「子どもの体調で配信ができなかった」といったときに、罪悪感を感じてしまうこともありました。
その点、同じ立場のママさん同士で切磋琢磨しながら頑張れる環境があるというのは、大きな魅力だと思います。
今年5月に事務所イベントで私自身が専属モデルを務めている「I LOVE mama」の雑誌掲載イベントを行います。その他にもYouTube掲載イベントや、毎月新人イベントなども実施しています。
ーー事務所内での交流会は実際に行ったりしますか?
これまでに行ってきた取り組みとしては、バーベキューやオンラインでのZoom飲み会を開催したり、年間ランキングで上位に入った方とは直接お会いして、一緒に食事に行く機会も設けています。

――2025年8月の豪雨被災時には、配信を通じたリスナーからの支援で所属ライバーをサポートされたと拝見しました。ライブ配信のコミュニティが持つ力について、どのように感じていますか。
ライブ配信を通じてじゃないと、なかなか踏み出せないこともあると思うんです。
私自身も、被害にあわれた所属ライバーに向けて、ライブ配信でいただいたギフティングで物資を購入してお届けしたことがあるんです。そのときにリスナーさんからの応援をすごく感じましたし、実際に受け取ってくださったライバーが喜んでくださったことも、本当に嬉しかったです。
やっぱり「直接届けられた」という実感があって、人とのつながりをライブ配信を通して改めて強く感じました。リスナーさんからの応援も、普段いただいているギフティングとはまた少し違う感覚でしたね。
インフルエンサーの方だと、ここまでの形で支援が集まることはなかなかないと思います。ライバーだからこそ、深くてコアなファンの方とのつながりができているんだなと感じました。
ライブ配信業界・ママライバーの可能性

――ライブ配信という働き方は、子育て中のママにとってどのような可能性があると考えますか。
在宅で働けるという点がとても魅力的で、お子さんがまだ小さかったり、保育園に預けるのが難しかったりする中で、そばにいながら仕事ができるというのは大きなメリットだと思います。
また、時間を選べるという点も大きくて、自分でスケジュールを決められる働き方ができるのも魅力の一つです。さらに、自分の魅力を発信することで収入につながるので、自信にもつながる仕事だと思います。
SNSやライブ配信を通じて、大きな可能性が広がり、夢を叶えるきっかけにもなると感じています。
――事務所運営を通じて、多くのママライバーの変化や成長を見てきたと思います。特に印象に残っていることがあれば教えてください。

いろんなママさんを見ていて感じるのは、自分に自信を持てるママさんがライブ配信を通して増えていくことです。
もともとは子育てでいっぱいいっぱいになっていたり、ライブ配信を見たこともなかったママさんが、イベントで入賞したりと、これまででは考えられなかったような経験をするようになっていくんです。ライブ配信を通して夢を叶えるきっかけをつかみ、自信を持てるようになっていく姿を見ると、本当に嬉しいなと感じます。
最初は配信時間の確保が難しいママは稼ぎづらいといった声も多くありました。そういった状況からでも結果を出して自信をつけていくママさんの姿を見ると、この仕事の可能性を改めて感じています。
今後の展望・メッセージ
――今後の目標やTwinkleの展望を教えてください。
累計350名のアクティブに活動しているママさんのコミュニティはなかなかないと思っています。だからこそ、ママコミュニティをさらに大きくしていきたいと考えています。
ライブ配信を通して、一人ひとりが「人生の主役である」ということを忘れずに、ママさん同士が支え合えるコミュニティを作っていけたらいいなと思っています。
そして、具体的に夢は大きく、日本一のママライバーが所属しているライバー事務所まで成長させること。”ママでも諦めない”を掲げたママコミュニティを作ることが目標です。
ーー 同じように頑張っているママや、ライブ配信に興味がある方、そしてこの記事を読んでいる読者に向けてメッセージをお願いします。
同じように頑張っているママさんの中には、自分に自信がなかったり、子育てに追われてなかなか自分の時間が持てなかったりする方も多いと思います。「自分よりも子どもが大事」と考えているママさんも多いと思うんです。それ自体は全く間違っていないと思います。私も息子や娘が本当に可愛くて愛おしいです。
でも挑戦したいという気持ちがあるなら、人生を後悔せずに歩んでいってほしいとすごく思います。だからこそ、一歩踏み出せないでいるママさんにこそ、伝えていきます。
ママさんだからこそ、好きなことをして輝いてほしい。そのことを「良くないんじゃないか」と感じてしまう方もいるかもしれません。でも、それは決して悪いことではありません。むしろママが笑顔でいられることは、お子さんにとってもご家族にとっても素敵なことだと思います。
私自身、「人生は一度きり」という言葉をずっと大切にしてきました。だからこそ、少しでも「やってみたい」と思う気持ちがあるなら、ぜひその一歩を踏み出してほしいなと思います。


Twinkle(トゥインクル)
ママに特化したライバー事務所。「ママになっても、好きなことをして輝く」をコンセプトに掲げ、2024年設立。累計所属ママライバー350名超。月間ギフティング6,500万円超(2025年12月時点)。提携プラットフォームはTikTok LIVE、ミクチャ、17LIVE。
- Instagram(事務所):@twinkle_liver
- 公式HP:https://www.twinkle-official.jp
〈ライブタイムズ編集部〉