
視聴者参加型ギフト還元番組「ギフテッド」がプロデュースする、TikTok LIVE史上最大級の音楽番組『第1回 LIVEクリエイター紅白歌合戦(ライバー紅白歌合戦)』が、6月22日(日)に開催された。 司会に俳優の山本裕典、来賓ゲストにMY FIRST STORYのHiroを迎え、総勢46組のトップクリエイターが集結。 約6時間にわたる熱戦は、視聴者のリアルタイム投票によって加算されるポイントで競われ、最終的に約4000ポイントという僅差で紅組が初代王者の栄冠を手にした。
本記事では、延べ総視聴者数62万人、同時接続者数4万人以上を記録した、歴史的な一夜の模様をレポートする。
MCは山本裕典、ゲストにマイファスHiro。豪華布陣が見守った、前代未聞の音楽の祭典
記念すべき第一回のMCは、俳優の山本裕典が務めた。 6時間にも及ぶ生配信を、安定したトーク力で盛り上げ、クリエイターたちの個性と魅力を引き出した。 来賓ゲストには、人気ロックバンドMY FIRST STORYのボーカル・Hiroが登場。 クリエイターたちのパフォーマンスに真剣な眼差しを送り、時にはプロの目線で的確なアドバイスを送る姿に、会場だけでなくコメント欄も大きな盛り上がりを見せた。
トップライバーたちが魅せた、一夜限りの“奇跡のステージ”
番組は、紅組の木下真佑が歌うgirl next doorの「Infinity」で華やかに幕を開けた。 対する白組トップバッターは、シンガーソングライターの大眉りさが絢香の「みんな空の下」を熱唱。 序盤から、実力派シンガー同士のハイレベルな戦いが繰り広げられた。
中盤では、個性豊かなパフォーマンスが続々と登場。紅組のButamanは、緑黄色社会の「Mela!」を圧倒的な歌唱力で披露。対する白組の見た目の8倍やさしいヤツらは、この日のために制作したオリジナル曲「GIFTED」を、迫力のダンスパフォーマンスと共に初披露し、視聴者を魅了した。
さらに、紅組の都築つづは、人気漫画『キングダム』の王騎将軍のコスプレで登場し、バックダンサーと共にCUTIE STREETの「かわいいだけじゃだめですか?」を完璧なダンスで披露。その意外な組み合わせから生まれるユーモアと、バラエティ溢れるパフォーマンスに、来賓ゲストのHiroも思わず笑顔がこぼれた。そして今年、世界的なバイラルヒットを巻き起こした“ダディダディダンス”の生みの親、西山ダディダディは、自身の1stソング「Daddy’s Style -今夜はダディダディ-」で会場を盛り上げた。また、ラッパーのWARSANは、自身の楽曲「おかえり」、「一歩前へ」で番組にまつわるリリックを即興で披露し、そのスキルの高さを見せつけた。
番組のハイライトの一つとなったのが、超無課金と神による対決。トップクリエイターにしてライバー事務所「イズニート」の代表でもある超無課金と、歌枠のトップライバーでありプロのアーティスト「桜声志直杜(おうしょうし・なおと)」としても活動する神。過去には音楽フェスを共催した経験もある二人のステージは、多くの注目を集めた。
神はオリジナル曲「CHANGE the WORLD」で圧巻のパフォーマンスを披露。対する超無課金は、コブクロの「赤い糸」を見事な歌声で歌い上げた。
さらに、かつて「まるりとりゅうが」として活動していたりゅうがが、明日花キララと一夜限りのユニット「キララとりゅうが」として登場。 マッシュアップ曲「晚餐歌×100万回の「I love you」を、息の合った圧巻のハーモニーで披露し、多くのファンを魅了した。
そして、白組からは、元Repezen FoxxのMARUが参戦。グループ時代とは一味違うソロとしてのパフォーマンスで、確かなスキルと存在感を示し、番組を大いに盛り上げた。
また、この日ひときわ大きな注目を集めたのが、SNSで絶大な影響力を持つ二人の“新曲対決”だ。白組からは、SNS総フォロワー65万人を誇る人気クリエイター・りょすけが登場。対する紅組は、人気格闘技イベント「BreakingDown」で一躍その名を轟かせた傾奇者。この対決のために両者が書き下ろした新曲で激突するという、特別な一戦となった。傾奇者は、支えてくれる家族(ファン)への想いを込めた新曲「FAMILY」を熱唱。対するりょすけは、持ち前の甘い歌声で新曲「ナツノカタチ」を披露し、会場を魅了。それぞれのスタイルで最前線を走る二人が、このステージでしか見られない火花を散らした。
そのほかにも、ATAOKA会長、かず、そして夢幻といった、TikTok LIVEの最前線で活躍するトップライバーたちが、それぞれの個性溢れるステージを繰り広げた。
白組のトリは、ぜろわんと、しんやっちょがNumber_iの「GOD_i」をパフォーマンス。 そして、番組の大トリを飾った紅組キャプテンの藤沢ななは、水前寺清子の「三百六十五歩のマーチ」で、会場全体を巻き込み、圧巻のステージで締めくくった。
ヴァイオリニストSAKURA、ピアニストりゅっぽんらによるスペシャルステージ
紅白の対決以外にも、スペシャルステージが番組を彩った。多数のテレビ番組で活躍するヴァイオリニストのSAKURAは、HOYO-Mixの「ドラマティックアイロニー」を披露。 ピアニストのりゅっぽんは、Mrs. GREEN APPLEの「僕のこと」を、顔出しNGのスタイルながら、心揺さぶる演奏で届けた。
編集部より:TikTok LIVEからスターが生まれる“新時代”の幕開け
6時間におよぶ熱戦の末、視聴者投票による総ポイント数で、勝利を掴んだのは紅組。しかし、このイベントが示したのは、単なる勝敗以上の大きな可能性だ。
主催したギフテッドの総合プロデューサー・色P氏は、この企画に込めた想いをこう語る。 「TikTokは音楽がバズるプラットフォーム。だからこそ、本来もっと音楽にまつわる大きなイベントがあるべきだと思った。ギフトだけでなく、音楽で盛り上げられる一大イベントを作れたら良いなと」。その言葉通り、この一夜は、ライブ配信というプラットフォームが、既存のエンタメ業界に匹敵する熱狂を生み出せることを、明確に証明した。
「ライバーからスターへ」。ギフテッドがプロデュースするこの新たなムーブメントは、ライブ配信の可能性をさらに広げた。その次なる一手から、目が離せない。
ギャラリー
ギフテッド
「ギフテッド」は、総合プロデューサー・色P氏が率いる、TikTok LIVE初の視聴者参加型ギフト還元番組。視聴者への還元に加え、「現状のイベントに“足りないもの”を補う」「今までなかったことだけをやる」というコンセプトを掲げ、ギフト制限を設けて競技性を高めた『ギフテッド甲子園』や、豪華ゲストを招いた『ライバー紅白歌合戦』など、斬新な大型イベントを次々とプロデュースしている。
公式SNS
「ギフテッド」に関連する動画はギフテッド【公式】YouTubeチャンネルで公開中!
〈ライブタイムズ編集部〉