2019年より、国内最大級のライブ配信アプリ17LIVE(イチナナ)で活動を開始し、総フォロワー数50万人・アーミー数321名を抱える圧倒的存在感を誇る「マチコ先生」が、2025年3月よりTikTokLIVEで再始動。
“仮面配信”という独自スタイルで多くのリスナーを虜にしてきた彼女だが、その歩みは決して平坦ではなかったという。
なぜ今、新天地に挑戦し、どんな目標を掲げ、ライバーとしてどのような未来を描いているのか——。
本インタビューでは、彼女の歩んできた波瀾万丈な人生はもちろん、唯一無二のトップライバーになれたカギを深掘り。配信者としての道を切り拓くヒントが満載です!
Q1.ライバーを始めたきっかけは?
ーライブ配信はいつから開始されましたか?
1時間ぐらい話さなきゃいけないところを5分ぐらいで話しますね(笑)。
ライバーを始めたのは2019年ですね。それまで順調に人生を歩んできたんですが、ある出来事をきっかけにすべてを失いました。やることがなくなり、でも独身で一人で仕事をしてきたので、食べていくために何かしなければいけないと考えていました。
そんな時、YouTubeを見ていて、再生回数でお金を稼いでいる「YouTuber」の存在を知ったんです。最初は「YouTuber」になろうと思いました。でも、YouTubeは編集作業などが必要で、自分には向いていないと感じました。『生放送のようなものはないかな』と思い、探し始めました。
ちょうどその頃、ワイドショーで”楽してお金を稼げるアプリ” の特集を見たんです。台湾の若い女性が画面の中で騒いでいるだけで稼いでいる、という内容でした。それを見て、『こんな仕事があるんだ』と興味を持ちました。
その特集では、台湾人の方が取り上げられていたので、台湾で流行っているアプリはなんだろうと探し始め、当時流行していたのが17LIVE(イチナナ)でした。
ーすべてを失ったとは…聞かせてもらえますか?
実は、ライバーを始める前は、色々な経験をしていました。大学卒業後はOLとして働き、その後、客室乗務員(CA)になりました。でも、2年後に乱気流の影響で天井に腰を強く打ち、左足が動かなくなったんです。
入院して検査を受けた結果、「一生足が動かない可能性がある」と言われました。その時、家族も落ち込みましたが、母親が「そんなの困る」と言って…。
母にとって私は、CAで、男の人にモテて、お金も稼げる、家の“金づる”だったんですよ(笑)。それで「なんとかして治してください」と先生に頼んでいました。
私自身もそれを見て、「動けるようにしてください」と諦めずにお願いして、リハビリを頑張りました。
すると半年後、奇跡的に少しずつ動くようになったんです!
そこから足を引きずりながら転職活動をしました。そして決まった次の仕事は、ドイツのソフトウェア大手「SAPジャパン」。そこでは新卒採用など、割と堅い仕事をしていました。
ちなみに学生時代は、「ミス神奈川」や「ミス鎌倉」などのタイトルを獲得する「ミスコン荒らし」だったんですよ(笑)。
話に戻るとその後、仕事も順調で、プライベートでは一度結婚しました。相手は偶然にも台湾出身の方でアメリカ国籍の男性で、4年間結婚生活を送りました。
でも、夫が亡くなったんです。
そこから悲しみに暮れる日々が続きました….
その時、私は小説を書き始めました。途方に暮れていた日々の中、なぜか筆が進み、原稿400枚を書き上げたんです。それを出版社に持ち込み、小学館から本を出版していただきました。そして、その本が紀伊國屋書店でベストセラーになったんです。
それをきっかけに、新聞のコラムを執筆したり、テレビ番組に出演したり、講演活動をしたりと、タレント的な仕事を約10年続けました。
そんな中、新しい出会いがありました。ある日、すごくお金持ちの男性が現れて、「仕事を辞めて僕についてきて」と言われたんです。私は元々恋愛体質なので、その言葉に惹かれてしまいました。
ハリー・ウィンストンの1000万円の指輪までプレゼントされ、結婚を約束しました。でも、その後、『会社が倒産したから2000万円貸してほしい』と言われたんです。そこから話がどんどんおかしくなってきて、最終的に…結婚詐欺だったんです。
その時には仕事も辞めていて、お金もなくなっていました。そして、結局彼もいなくなり、またゼロからのスタートになりました。
仕事もお金もなくなった2019年、どうしようかと考えていた時に、YouTuberではなくライブ配信の道を選びました。
最初はリスナーとして1ヶ月ほど活動していたんです。でも、次第に投げ銭にハマってしまって…。お金もないのに、生活費を切り詰めて投げ銭をしていました(笑)。
私が応援していたのは、特に美人でもなく、地方在住のシングルマザーだったんですが、リスナーが集まり、イベントで1位や2位を取る達成感を楽しんでいる姿がすごく印象的でした。でも、このままではお金がなくなると思い、『これなら私もできるかもしれない』と考えるようになったんです。
ただ、私には特技など何もなかったので、”自分の黒歴史をネタにするしかない”そう思ったんです。でも、それを話すには、モザイクをかけないとダメですよね。だから、仮面をつけることにしたんです。
リスナーとしての楽しさを知ったからこそ、『じゃあ私もやってみよう』と思ったのがライバーを始めたきっかけですね。
Q2.ライバーの魅力や楽しさ、ライバーを始めて良かったこと、やりがいは?
ライブ配信は、”楽しい”を通り越して”おいしい”しかありませんでした。
例えば、マグロに例えると、冷凍されたマグロを解凍して、お刺身やステーキにするなど、ある程度の調理方法が決まっているのがYouTubeだと思います。一方で、ライブ配信は”取れたての魚をその場でさばいて食べる” ような感覚です。配信ボタンを押した瞬間、誰が来るかわからず、自分がどのように話していくのかも予測できません。そのリアルタイムの臨場感と鮮度の高さが、たまらなく楽しかったですね。
確かに、変なことを言ってくる方がいたり、治安が悪いと感じる場面もありました。でも、それすらも楽しめました。すべてのリスナーさんを”美味しく料理する”ような感覚で、どんなコメントも拾っていくことが楽しかったです。
やりがいを感じるのは、日々変化するリスナーさんの存在です。ライブ配信は、1人でもいれば成立するものだと思っています。相手に向き合い、注力すればするほど、愛情を持てば持つほど、1人、2人とリスナーさんが増えていきます。そのこと自体に、まずやりがいを感じました。
さらに、リスナーさんから「今日仕事で嫌なことがあった」と話を聞き、配信を見て「明日も仕事に行ける」と言っていただけることが、最初はとにかくモチベーションになっていました。
Q3.逆にライバーの難しさ、辛い部分、挫折した経験は?
ライバー活動においては、挫折や辛いこと、苦しいことが連続して起こるものだと感じました。最初のうちは何もかもが新鮮で楽しく、怖いもの知らずでやっていましたが、人が増えてくると、自分の枠作りを意識するようになりました。
多くのリスナーさんが楽しんで参加してくれていましたが、イベントが始まると状況が変わりました。私はもともと順位やギフト数にこだわるタイプではなかったのですが、「もっと上に行くべきなのか、それとも楽しい空間を維持するために最低限のギフトが飛んでいればいいのか」 という葛藤が生まれました。その選択に悩む日々が続き、それが最初の大きな壁になりました。
さらに、私の配信スタイルは目立つものでした。仮面をつけて騒ぎながら配信し、リスナーさんもコメント能力が高く、ワイワイと盛り上がる雰囲気の枠だったため、スコア(視聴率)が50万から100万ほどになり、メガギフターさん(高額投げ銭をする人) も通りすがりで訪れるようになりました。
しかし、メガギフターさんが来ることで、今までコツコツと投げてくれていたリスナーさんが萎縮して離れてしまうという現象が起こりました。そこで、「メガギフターさんと、日々小さなギフトを投げてくれるリスナーさんの共存」 をどう作るかが、次の大きな課題になりました。このバランスを取ることに、何度も苦労し、挫折を味わいましたが、乗り越えればすべての結果がついてくるとも感じました。
ー共存の工夫、教えてもらえますか?
工夫の一つとして、メガギフターさんのキャラクターを”愛される存在”に仕立てることを意識しました。ただ高額ギフトを投げて去ってしまうのではなく、配信内で自然に絡んでいくようにするのです。例えば、投げ銭をしてくれたメガギフターさんに対して「お前今日それしか投げられないのか?」と冗談を言うことで、周りのリスナーさんも笑いながら参加しやすくなる。こうすることで、「小さなギフトでも大歓迎」 という雰囲気を作り、コツコツ応援してくれるリスナーさんも萎縮せずに楽しめるようにしました。
結果的に、私の枠には特定のメガギフターさんがつくことはなく、いつ誰が応援してくれるかわからないけれど、誰かしらが来てくれるという形になりました。これは、私が大切にしていた「誰でも気軽に楽しめる配信」*を実現する上で、大きな意味があったと思います。
Q4.飛躍したきっかけやターニングポイントはあった?
ー最初から順調でしたか?
最初から順調だったわけではなく、イベントの成績やギフト額の面では全くうまくいかないタイプのライバー でした。ただ、人が集まる、賑やかで楽しそうな枠という点では、最初から成功していたと思います。
ギフトに関しては、月間1位や2位、日間で常に1位を取れるようになったのは、枠作りが成功したタイミングからでした。特に、”メガギフターさんとコツコツ投げてくれるリスナーさんの共存”がうまくいった瞬間が、大きなターニングポイントになりました。そこから一気に伸びていきました。
ーそれはいつ頃ですか?
この共存に気づいたのは、ライバーを始めて半年くらいでした。
また、17LIVEにはアーミー(サブスク機能) があり、当時は最高額が19万8000円、次が8万3000円、3万8000円、一番下でも3,800円という設定でした。枠には大佐が10人、中佐が10人、少佐が20人、軍曹が200人 というように、コアなユーザーさんに支えられる大所帯になっていましたね。
Q5.活躍し続けるために大事にしていることや努力していること
毎回、「今日来てくれる人は昨日とは違うかもしれない」 という気持ちで配信をしています。配信ボタンを押すたびに、毎回違う人が来る可能性があり、環境も会話の内容も変わっていくものだと思っています。そのため、常に初心を忘れずに配信することを意識しています。
昨日まで応援してくれていたリスナーさんが、今日も必ず来てくれるとは限らない。だからこそ、お互いに気楽に楽しめる空間を作ることが大切だと考えています。
また、ライバーが不安そうな表情をしたり、大変そうにしていると、その雰囲気がリスナーさんにも伝わってしまいます。そのため、できるだけ楽しく、明るい配信を心がけること を意識し続けています。
ー モチベーションが下がることはありますか?
モチベーションが下がる時は、まず配信をしないようにしています。
配信ボタンを押せば気持ちが上がることもあるので、そういう時は配信をつけます。ただ、リスナーさんに助けてもらわなければならないレベルまでモチベーションが落ちている時は、あえて休むようにしています。
リスナーの皆さんも、私が休んでいる時は「休ませてあげよう」と察してくださります。
Q6.ライブ配信で視聴者、ファンに届けているものは?
ー ライブ配信で視聴者、ファンに届けているものは?
届けようとしているものは、元気と勇気 ですね。
毎日、良いことも悪いこともあるのが人生ですが、その中で少しでも非日常を感じられる空間を提供したいと思っています。仮面をつけて、きらびやかに、ギャーギャー騒ぎながら配信しているので、日常の嫌なことを少しでも忘れてもらえたら嬉しいです。
私の配信に遊びに来て、思い切り騒いで、笑って、また日常に戻っていく。それだけで大成功かなって思います!
ー トークの時に意識していることは?
配信中は、潜って視聴している方の存在を意識しながら話すようにしています。視聴欄にいるけれどコメントはしない、そんな方々がどれくらいの時間とどまってくれているかを気にしながらトークを展開しています。
スコアや同時接続数が上がることにはあまりこだわりませんが、視聴者数が減ることには敏感です。例えば、17LIVEには「レテン(同じライバーの配信を連続で視聴したことを示すマーク)」という機能がありますが、私の枠ではブラックやゴールドのレテンがついて初めてコメントするという方が多くいました。長く潜っていた方が突然高額ギフトを投げて去っていくということもありましたね。
そういったリスナーさんを大切にするために、投げ銭まではしないけれど、ついつい配信を聞いてしまう人をできるだけ引き止める ことを意識しています。そのために、次の配信につながる話を残しておく ことや、一定のトーンで面白い話を続けることで、ラジオ感覚で聞けるような配信を心がけています。
そうして何度も聞きに来てもらい、ちょうどイベントが重なったタイミングで「この人に投げてみようかな」と思ってもらえるような流れを作ることを意識しています。
ーコアなファンを獲得できる秘訣を伺いたいです!
コアなファンを獲得するためには、ずっといてくれている人を大切にしていることが伝わるようにすることが重要だと思います。
例えば、ギフトをたくさん投げるわけではないけれど、モデレーター(ガーディアン)的な役割をしてくれている方々への感謝を目に見える形で伝えることを意識しています。そうすることで、新しく入ってくる人たちも「この枠は入ってきやすい」と感じてもらえるようになります。
また、ずっと応援してくれている人たちを大切にすることで、彼ら自身が新しく来たリスナーに優しく接してくれるという循環が生まれます。
配信が広がっていくと、ライバー自身が全員に対して細かく優しく接することが難しくなってきます。だからこそ、最初から応援してくれている人を大切にし続けることが、コアなファンを獲得していくポイント だと思っています。
Q7.これからライバーを始める人や、もっと活躍したいと思っているライバーにアドバイスするなら?
ーこれから始める人へのアドバイスをいただきたいです!
今はプラットフォームも多様化し、事務所の数も増えているため、事務所選びとプラットフォーム選びをきちんと行うことが大切だと思います。
昔は、配信ボタンを押せばすぐに自由に始められて、本当に面白い配信が自然と注目されることが多かったのですが、今は状況が変わっています。現在は、事務所のサポートやビジネス思考が強くなり、コミュニティの結びつきがより重要になっている ため、単に配信をするだけでは活躍しづらくなっています。
しかし、その環境に依存しすぎると、面白い配信ができなくなってしまうこともあります。そのため、自分に合った環境を選びつつ、ビジネス的な要素をうまく取り入れながらも、”自分らしい面白い配信” を心がけることが重要だと思います。それが、活躍の道を広げることにつながるはずです。
また、事務所やプラットフォームの選び方としては、単純にネットの情報だけを参考にするのではなく、実際にどのような人が多く所属しているのか、どのような方向性の事務所なのかをしっかりと見極めることが大切 です。
例えば、自分が「こういうライバーになりたいな」と思える人がいる場合、その人がどの事務所に所属しているのかを調べてみるのも良い方法です。まずは自分が楽しめる配信をしているライバーを見つけて、その環境を参考にすることから始めてみるのも良いのではないかと思います。
ーもっと活躍したいライバーへのアドバイスをお願いいたします!
これもプラットフォーム選びが重要だと思います。例えば、1LIVE(イチナナ)やPococha、BIGO LIVEなど、すでにある環境で活躍している人でも、新しい環境に移ることでライバーとしての実力を試される機会が生まれると思います。
自分自身で環境の変化をつけ、新しい場所に挑戦することが、活動のステップアップにつながるのではないでしょうか。せっかくこれだけ多くの配信プラットフォームがあるのだから、それをうまく活用することが大事だと感じます。
私自身がTikTok LIVEに移籍したのも、そうした理由の一つです。もともと17LIVEの直属ライバーとして長く活動し、大事にしていただいていました。しかし、私が休んでいた3年間の間にTikTok LIVEが急成長していたのを見て、新しい環境に挑戦する価値があると考えました。
TikTok LIVEは、海外リスナーやライバーとのつながりが強くなっており、機能面でも大きく進化していました。また、私自身バトルを多く行うため、バトルシステムの違いも移籍の大きなポイントになりました。自分の配信スタイルに合っていると感じたんです。
新しい挑戦をすることで、ライバーとしての可能性はさらに広がります。自分に合ったプラットフォームを選びながら、環境の変化を恐れずに飛び込んでいくことが、より大きな活躍につながるのではないかと思います。
Q8.なぜTikTokLIVEに移籍を?TikTokLIVEで何を目指す?
TikTok LIVEでの配信スタイルについては、「実際に始めてみないとわからない」というのが正直なところです。ただ、大きな目標としては、ライブコマースに挑戦したいという思いがあります。
以前からテレビショッピングに興味があり、TikTokが今後ライブコマースの分野に本格的に参入してくるのではと期待しています。テレビショッピングの世界では、年収1億円を超える女性たちが活躍していると聞いたことがあり、実際に17LIVEで配信をしていた時にスカウトされたこともありました。
そのため、TikTok LIVEでは「コレコレ」さんのような大きな集客力のある枠を作り、そこで物を売ることを目指したいと考えています。特定の目標とするライバーがいるわけではなく、この分野で第一人者になりたい という思いが強いです。
さらに、中国の有名ライバーとバトルしながら、売上勝負をするような配信もやってみたいですね。
このライブコマースへの挑戦が、TikTok LIVEへの移籍を決めた一番の理由です。
Q9.「タイムチケット」を選んだ理由、今後期待していること
タイムチケットさんに決めたのは、即決でしたね。
移籍を考え始めた際、17LIVEから独立し、TikTokに強いライバー事務所へ移るという話が裏で噂になっていたようで、実際に8社ほどの事務所とZoomで面談を行いました。
また、今回の移籍に関しては、昔から応援してくれている信頼できる女性リスナーさんが手伝ってくれていて、すべての事務所の条件をリストアップして比較してくれました。その上で「最終的にどうする?」という話になった時に、タイムチケットさんとの出会いがありました。
決め手になったのは、担当者さんの熱量です。彼の熱意に引っ張られ、「この人なら信頼できる」と感じました。
私はライブ配信に関してメンタルがやられることはほとんどない ので、メンタルケアのサポートは必要ありません。ただ、17LIVEから一歩外に出た時に、人脈がほとんどないため、自然な形でつながりを作ってくれる方が必要でした。
タイムチケットさんは、まさにその人脈を広げてくれる環境を提供してくれる事務所 だと感じ、即決しました。
ー事務所に期待していることはありますか?
タイムチケットさんに期待していることとしては、新人ライバーの育成に関わる機会を持てることです。
17LIVEでは、新人ライバー講習会を担当していたこともあり、「マチコ先生のような配信をするにはどうすればいいですか?」「視聴者を増やすにはどうしたらいいですか?」といった質問を多く受けていました。そのため、配信をしばらく続けた後は、2次代理店のような形で、新人ライバーの育成にも関わっていきたいという気持ちがあります。
もちろん、ライブコマースが成功すれば、ずっと現役でやっている可能性もありますし、死ぬまで続けているかもしれません(笑)。ですが、タイムチケットさんは2次代理店の設立にも寛容な体制を整えてくれているので、その点にも期待しています。
さらに、契約の際には、私が安心して活動できるように提示した内容に合意をいただきとても感動しました。
Q10.人生において大事にしていることや考え方、流儀などがあれば教えてください。
生涯、仕事に生きる と思っています。そして、その仕事には全力で恋愛体質で挑むというのが私のモットーです。
恋愛体質というのは、相手のために無償で何でもしてあげたくなること。例えば、料理が苦手でも、好きな人が「美味しいものを食べたい」と言ったら一生懸命勉強して作りますし、肩がこっていると言われたら揉んであげる。もし相手がお金に困っていたら、美味しいものを奢ってあげたいと思うような気持ちです。
その精神で、私は仕事に向き合い続けていきたいと思っています。
Q11.今後の展望や最終的な夢や目標があれば教えてください。
ー直近の目標は?
TikTok LIVEへの移籍が最初の大きなステップになります。
この記事が掲載される頃にはすでにTikTok LIVEでの配信を開始していると思いますが、そこで新しいリスナーさんとの出会いを楽しみにしています。
まずは1人でも多くの方に配信に来ていただき、一緒に楽しい時間を共有することを目標にしています。
ー最終的な目標や夢を教えてください
最終的な目標は、「コレコレ」さんのように圧倒的な集客力のあるプラットフォームを自分の枠の中に作り上げ、そこでバンバン物を売ること です。ライブコマースを本格的に展開し、自分の影響力を活かしてビジネスとしても成功させていきたいと考えています。
また、配信を続ける上で健康が第一だとも思っています。どんな形であれ、息が続く限り配信を続けたい と思っているので、そこは大事にしていきます。
若い世代のリスナーさんが増えるのも嬉しいですが、同世代の方々との共感や共有を広げていきたいという思いもあります。私たちの世代は人口が多く、共感できる話題も多いので、そういった部分も大切にしながら配信を続けていきたいですね。
現在の一番大きな取り組みとしては、TikTok LIVEへの移籍があり、これから新しい環境でどんな可能性が広がるのか、とても楽しみにしています。
(後編)|波乱万丈をくぐり抜けたからこそ、誰よりも寄り添える配信を。
〈ライブタイムズ編集部〉