11人組グローバルボーイズグループ・INIが、6月13日にグループの結成5周年を迎えた。今年の9月には、グループ初となる東京ドーム公演も控えている彼ら。この節目に、その軌跡を改めておさらいしたい。

INIが結成されたのは2021年6月13日。2021年4月から放送され、そこでデビューメンバーとして選ばれたのが池﨑理人、尾崎匠海、木村柾哉、後藤威尊、佐野雄大、許豊凡、髙塚大夢、田島将吾、西洸人、藤牧京介、松田迅の11人だった。
グループ名のINIには「『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』で出会った11人の僕たち(私:I)があなた(I)と繋がり合う(Network)」という意味が込められており、ファンネームは後にMINIに決定した。
ちなみに、オーディションの際、もともとダンサーとして活躍していた木村、西、芸能活動の経験がある尾崎、田島、まったくの未経験だった池﨑と佐野とバックグラウンドはさまざま。その経験の差を埋めるかのように結成直後には、韓国でレッスン漬けの日々が送られたのも印象的。そして、同年11月に無事デビューした。
そんな彼らの魅力といえば、やはり1番はパフォーマンスだろう。11人という人数を活かし、目まぐるしくフォーメーションを変え、一人ひとりが目立つような群舞は一度見たら「ほかのパフォーマンスも見たい」と思うこと間違いなし。例えば、最新シングル『PULSE』に収録されている『All 4 U』は、INIならではの誰がセンターに来ても目を引くグループというのを象徴している。楽曲で繰り返し流れるメロディにあわせたダンスブレイクシーンでは、毎度センターやフロントにやってくるメンバーが異なる。しかし、誰が前に来ても安心して見られる安定感があると思っている。
もちろん、パフォーマンスというのはダンスだけでなく、歌やラップも含まれる。11人の中には、最初こそ得意なパートというのが顕著に分かれていたが、今となっては全員がオールラウンダーと言ってもいいほどにスキルフルだ。
正直、グループが結成されてから今に至るまで、順風満帆とはいえない時期もあった。例えば、初の単独ドーム公演「INI 2ND ARENA LIVE TOUR [READY TO POP!] IN KYOCERA DOME OSAKA」のときのことは、ドキュメンタリー映画になっているのだが、嬉しい気持ちよりも「自分たちだけでできるのか」と不安に思うメンバーもいたということが明かされている。
ただ、そんなことをリアルタイムでは決して明かすことなく、INIは常にMINI(INIのファンネーム)と二人三脚で、MINIを楽しませようと奮闘してきた5年間だったように思える。そんなタイミングで迎える9月開催の東京ドーム公演。今、SNSでは、東京ドームという大きなキャパシティにも関わらずなかなかチケット入手が困難であると嘆くMINIが続出している。それほどの人気を誇るINIが、いったい今後、どんな未来を歩んでいくのか。さらなる挑戦へと歩みを進める彼らの6年目に期待したい。
〈ライブタイムズ編集部 / 文:於ありさ〉※本記事は分析・考察を含むコラムです。