まずはここから!
「ライブ配信」と「ライバー」を理解し、ライバーになると何ができるかをイメージしよう!
- 「ライバー」という言葉は聞いたことはあるけど、実際何をする人なの?
- ライバーになったら稼げるって聞くけど本当?
- 周りにライバーをしている人が増えてきて気になるけど、自分にもできるのかな?
そんな疑問を持っている
「これからライバーを始めようか悩んでいる人」
「ライバーを始めたての人」
「ライブ配信に興味がある人」
に向けて、この始め方ガイドでは、
”ライバーとは何か” ”ライバーになるとできること”
を簡単に解説します。
さらに、「ライバーとして活躍するとどんな未来が待っているのか」まで具体的にお伝えしますので、このガイドを読み終わる頃には、ライブ配信の基本知識とその可能性を理解し、きっと挑戦したくなることでしょう!
ライブ配信アプリってなに?
ライブ配信アプリは、その名の通り、ライブ配信(生中継)を放映することに特化したアプリやサイトのことです。
国内では、「Pococha」、「17LIVE」、「TikTokLIVE」などが有名なライブ配信アプリです。
私たち専門家が考えるライブ配信アプリの定義としては、以下のとおりです。
・配信者と視聴者がお互いにリアルタイムでコミュニケーションが取れる
・ライブ配信機能がメインサービス
・ライブ配信機能を中心とした充実したサービスが備わっている。(ギフティング機能や同時配信機能 等)
そして、ライブ配信アプリは大きく分類して「配信者(ライバー)」「視聴者(リスナー)」「プラットフォーム(アプリ運営)」の3要素で成り立っています。
ライバーってなに?
「ライバー」は、ライブ配信を行う配信者のことを指します。
他の呼び方としては、「配信者」「ライブクリエイター」「ストリーマー」「ライブストリーマー」などが一般的です。
活躍の有無に関わらず、ライブ配信アプリで継続的にライブ配信を行うことで「ライバー」と認識されます。
※既にライバーの活動以上に他の活動や職業で認知されていれば別です。モデルやインフルエンサー、芸能活動で活躍している人がライブ配信を行なっていても必ずしもライバーとして認知されるわけではないです。
ライバー(配信者)は、視聴者に対して何かしらのエンターテイメントや、感動、癒し、居場所などを提供することが大きな価値となり、役割となります。
視聴者(リスナー)がライバーの配信を視聴する理由としては、以下のようなものがあります。
- 不安や孤独、寂しさを解消できる。
- アプリの中で自分のアバターやキャラクターを作り、もう一人の自分として居場所を作ることができる。
- 目立つことができる。(承認欲求や優越感)
- 推しを応援したい=推し活 (アイドルを応援する感覚)
- 普段の日常だと言えない悩みや思っていることを相談してもらえる。(経営者に多い)
- ライバーを筆頭にチームとなり団結してイベントや目標に挑戦できる。(スポーツの応援感覚)
など、日常だと解決しづらい、または体験できないことがニーズとなります。
これらの心理やニーズを理解し、そのニーズや解決策を配信で提供することで視聴者の心を掴むことができます。
そしてトップに居続けるライバーはこれらを自然と実践しています。
ライバーになるとなにができる?デメリットは?
ライバーになってすぐにできることとしては、主に2つあります。
1.少なからず報酬が発生し、収入を得ることができる
ライブ配信アプリでは、有料ギフト(投げ銭)を視聴者から受け取ることで報酬が発生します。アプリによっては、出来高制や、アプリが定める応援のポイントに応じて時間報酬(時給)が発生するランク制度、その両方の報酬制度があります。どの配信アプリでも、最初の月から1,000円〜1万円ほどの収入を得ることができます。
2.知名度UPやフォロワー、ファン、応援してくれる人を獲得できる
ライブ配信を始めると、視聴者があなたの配信を少なからず数名以上は観にきます。 つまりあなたを知る人が一人、また一人と増えていくのです。 気に入ってもらえればフォロワーとなり、さらに応援したいと思ってもらえればファンとなります。
ライバーになるデメリット
注意を払えば、デメリットはほとんど見当たりませんが、いくつか私のまわりで起きたトラブルや実際のニュースをもとにデメリットを挙げます。
1. 視聴者(リスナー)とのトラブルが発展し、ストーカー被害や事件に巻き込まれる可能性がある。
通常、ライブ配信で個人情報が漏れることはありませんが、個人情報が漏れることでストーカー被害や事件に巻き込まれる可能性があります。
ファンとの距離が近くなりすぎて以下のようなパターンで身元がバレてしまうことがあります。
・ファンからのプレゼントを受け取るため、住んでいる住所を教えてしまう
・屋外で配信をつけ、背景に映る風景で居場所が特定される
・公式のオフ会やイベント時以外の防犯対策がない状態でファンに直接会ってしまう。
対策として、住所は私書箱サービスや郵便物受け取りサービス、Amazonの欲しいものリスト(住所非公開設定)を利用し、自宅住所は避けましょう。
また、外出先での配信は場所が特定されないように気をつけ、オフ会は必ず公式イベントを利用しましょう。
ライバー事務所に所属すると、プレゼントの受け取り住所の貸し出し、オフ会の帯同をしてくれるサポートもある場合が多いです。
ライバー(配信者)は顔を出しコミュニケーションをとっているのである程度、人柄や性格はわかりますが、視聴者はコメントだけでしか人柄を判断できないため実際どんな人かはわかりません。
ファンとの距離感を間違えてしまうと最悪の事態を招くこともあるので注意が必要です。
2. 最低限の税務知識が必要。副業禁止の会社勤務の方は注意
ライブ配信で得られる報酬にも、もちろん税金がかかります。確定申告を行い、納税をしなければ脱税となります。また、確定申告時に必要な手続きを行わないと勤務している会社に通知が届き発覚します。
最低限の税務知識を身につけ、自身で納税するか、税理士に依頼することが必要となります。
自身で納税する場合、初めは複雑に感じ戸惑うこともあるとは思いますが、国税庁のホームページや、税理士が書いているネットの記事・YouTubeの動画で十分理解することができるはずです。
この先税務の知識をつけておいて損なことはないので、身につけることをおすすめします。
ライバーで活躍するとどうなるの?
もしあなたが「トップライバー」と称されるライバーの中でもトップクラスに活躍するライバーになった場合、以下のような6つの未来が待っています。
※ここで指すトップライバーは業界でほんの一握りの存在です。
一般の方からこの領域に登り詰めるには、他のライバーと違う特別な何かを身につける必要があります。
1.一般的な会社員では稼げない大きな収入を得ることができる。
トップライバークラスになると月に100万円以上、その中でも頂点に立つようなライバーになると、1日で1000万円、月に1億円以上の収入を得ることも実際には可能です。
生活を豊かにできることはもちろんですが、大きな社会貢献も実現できます。
2.深いファンコミュニティが生まれ、ライブ配信以外の活動や事業に繋げることができる
ライバーは視聴者とリアルタイムでコミュニケーションを取ることで強い信頼関係を築き、ファンとの関係が深まります。
一般的なインフルエンサーや著名人がフォロワーやファンを獲得する際、共感や憧れを生むことでフォロワーとなりますが、ライバーのファンは毎日リアルタイムでコミュニケーションを取るため、より深い信頼関係や関係値が築かれます。ファンは「推し」や「家族」、「なくてはならない人」、「どうにかしてあげたい人」、「恋人」のような存在となり、親密な関係が生まれるのです。
例えば、ライバーがカフェをオープンした場合、一般的なインフルエンサーがフォロワー100,000人だとして呼びかけた場合の来店が300人だとすると、トップライバーはフォロワーが1,000人だとしても同じく300人が来店するようなイメージです。
このように、ファンとの関係が深いライバーは少ないフォロワー数でも強力な支援を得られるのです。
3.世の中に大きく影響を与えるインフルエンサー、芸能人、著名人になれる可能性がある
活躍すると活動しているアプリの中で認知が上がりファンの母数ももちろん増えます。我々が知る限り、アプリによっては、ライブ配信を始めてから1ヶ月も経たずして、数万人〜30万人ほどのフォロワー数まで増加しているライバーも見受けられます。
また、ライブ配信のイベントでは、有名雑誌の専属モデルへの就任やアイドルグループのメンバーに抜擢、スポーツ配信サービスの年間アンバサダーに就任するなど、様々な活動に繋がるものが用意されており、インフルエンサー、モデル、タレント、芸能人などを目指すことも現実的に可能です。
4.憧れの舞台に立つことや夢を叶えることができる
国内最大級のファッションショー(TGC、関西コレクション、GirlsAwardなど)への出演や、雑誌掲載、ブランドのイメージモデルなど女性なら一度は憧れるであろう、様々な活動が可能です。
5.いつでも、どこでもライブ配信で仕事をすることができる
ライバーとして活躍し、ある程度の収入を得られるとライブ配信だけで生計を立てることができます。
決められた時間に働くことも、仕事場への通勤も、職場での人間関係に悩むこともなくなりますし、世界中どこからでもインターネットにさえ繋がっていればそこがあなたの仕事場になります。
6.世の中の職種の中で最も短期間で成功する可能性を秘めている
最後に、どの職種に就職しても、どの業種で会社を経営したとしても、芸能デビューしたとしても、
ここまでリスクが0に近く、最短で大きな収益を生み出すことができるのはライバーやYouTuber、TikTokerくらいではないでしょうか?
さらに、動画編集や企画、制作などの労力が最小限です。
その分、一瞬一瞬のリアルタイムなアクションやトークスキルがとても大事にはなりますし、トップに居続けるには配信をする以外の時間でSNSを強化したり、視聴者に楽しんでもらうための技術を磨くことも重要です。
まだ何者でもない人が、ライブ配信で一気に人生を好転させるチャンスがライブ配信には大いにあります。
まとめ
・ライブ配信アプリは、配信者と視聴者の双方がリアルタイムでコミュニケーションを取れるアプリ。
・ライバー(配信者)は、ライブ配信を通して視聴者に何かしらのエンターテイメントや、感動、癒し、居場所などを提供するクリエイター。
・ライブ配信の価値は、視聴者が求める「楽しさ、喜び、癒し、寂しさ・不安の解消、優越感、団結感」などを提供すること。
・ライバーになると、報酬を得ることができ、知名度が上がり、夢を叶えるチャンスが広がる。
・ライバーで活躍すると、経済的自由はもちろん、自分の夢や目標を叶えることにも直結する。
いかがでしたでしょうか?
最低限の知識の理解、活躍した未来をイメージすることで「ライブ配信」と「ライバー」の可能性が少しわかってもらえたのではないでしょうか?
「ライブ配信」と「ライバー」はこの先、さらに世の中に浸透し、より身近なものになるでしょう。
ライブ配信の世界にはあなたを求めている人がたくさんいます。
今までの経歴や身の回りの環境はライブ配信の世界では一切関係ありません。
スマホ1つあれば、自分が望む未来を作ることができるのがライブ配信の世界です。
最後に、
“あなたの届けたエンターテイメントの価値に対して視聴者がその対価を払う。”
ライブ配信は立派な職業であり、今ではライブ配信なしでは充実した人生を送ることができない視聴者がいるほど、重要な存在となっています。
この記事を読んで頂いたあなたには、ライバーとして誇りを持って思う存分ご活躍していただきたいです。
はじめ方ガイドは、全4部をアップ予定です。
2〜4部の公開をお楽しみに!